India

ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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India

ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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India

ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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India

ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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India

ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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India

ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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India

ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出しすぎないように、一定間隔で道に凸凹が設置されており、そのせいでスピードを出したり・緩めたりしなければならず、、、そこでは酔いました・・・)

サトウキビ畑や田んぼ、サトウキビ工場からモクモクと上がる煙・・・さらに、絹を生産している村や、木のおもちゃを生産している村など、いろいろな場所を通り抜けるのはとても面白かったです。

帰りに、サトウキビ農家にお邪魔しました。突然の訪問を受け入れてくださりありがとうございます。

サトウキビ農家。2018年8月13日

この大きな鍋で、サトウキビを煮ています。

サトウ。2018年8月13日

これが砂糖。手で丸めているのかな。一口いただきました。黒糖のような・・・?なんだか懐かしい味がしました。黄色い砂糖って初めて見た・・・!(あとから思い返すと、ここで砂糖をかじってもお腹を壊さなかった!)

3.シュラバナベルゴラを登る

シュラバナベルゴラに着くと、まず靴を預ける場所があります。その付近にトイレ(有料)もあるので、そこでトイレを済ませておきましょう!

ここで靴を預ける。2018年8月13日

↑靴を預ける場所。右前にいる本を抱えたおっちゃんはお土産物を売っている人です。なぜか靴下を進められました。お土産物売りは他の観光地と比べてかなり少ないです。また、オレンジ色の服を着た人が多いですが、ジャイナ教徒はオレンジ色の服を着ます。マスクをつけて、白い服を着て・・・というイメージだったので、びっくりしました。宗派によっても違うのかな?ちなみに、12年に1度のお祭りの際には裸の聖人が何人も来ていたみたい。

トイレ前。2018年8月13日

↑看板の下の椅子に座っている女性にお金を払って入ります。中はとっても綺麗。インドのトイレってどこも綺麗です。汚れちゃっても水で全部流せるから?インドのトイレ=汚いと思っている方、そんなことないんですよと言いたい。日本の公園とかにある公衆トイレの方が汚いんじゃないかって思っちゃいます。

靴を預けたら、ここから登ります。登るのが大変なら、男衆が椅子に乗せて担いで上まで連れて行ってくれるサービスもあり。

ここから登って行く。2018年8月13日

下の写真の感じに、運んでくれます。ご老人とか、めちゃくちゃ太っている人が乗っていました。健常者でも、かなり急な上り坂なので登るのは大変。上に着く頃にはヘトヘトでした。曇っててよかった・・・。

担がれて降りて行く人。2018年8月13日

そんな急な登り道でも、インドの人たちは「どこから来たの」「写真撮って」などと明るく接してくれます。いつでも笑顔なインドの人たちが素敵すぎる( ´ ▽ ` )

そんなインドの人たちと交流し、ハッピーな気分になりながら・・・長くて急な階段を上ると、寺院の中にゴマテーシュワラ像があります。

4.ゴマテーシュワラ像に登ってみた

像の周囲には、今年開かれた、12年に1度のお祭りで使われた足場が残っていました。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

ジャイナ教の人々が、像の頭の上に登って何かの液体をかけています。ミルクのように見えました。(実際、像の近くに行くとかなりミルクのような匂いがします)

像の左側に行くと、像の頭の上に登る人のための受付がありました。

ダメもとで「登りたい」と言ってみると、最初は「ジャイナ教徒だけ」と断られましたが、少し経って、男性はオレンジ色の袈裟を着なければならないこと、家族全員で5000ルピーかかること、それでも良いなら登ることができると告げられます。

5000ルピーって日本円で8000円くらい。幾ら何でも高すぎるような・・・けれどそれだけの価値はあるよな、ということで、登ることにしました。

私たちは5人で5000ルピーかかったけど、他のジャイナ教徒の人はいくらかかるんだろう?全員が登っているわけじゃなさそうだし。恵まれた人だけ、登れる場所なんじゃないか?そんな場所に足を踏み入れてしまう。。。

着付けをしてもらう父。2018年8月13日

着付けが終わったら、登って行きます。
最上部にはこのようなタンクがたくさん並んでおり、中に水が入っていました。

最上部。2018年8月13日

この中から壺に水を汲んで、

像に水をかける母。2018年8月13日

このように、像に水をかけます。
日本でも、もっと小さい仏像にお水をかけたりしますよね。こんなに大きな像にかけるのは聞いたことがないですが。。。

下を見下ろして見ると、こんな感じです。

像の上から下を見る。2018年8月13日

像の足元では、人々がご飯を食べているように見えました。

このご飯、いろいろな場所に供えてあったので、お供え物でもあるのかもしれない。

そういえば、南インドにはお米の粉を使って玄関前に床絵を描くという慣習があります。あれには、虫たちにご飯を分け与えてあげる、という考えもあるそう。ご飯がそのままお供えしてあるのも、それと似たような考え方があるのかもな〜、と思いました(あくまで私の考えです)。

像に水をかける私。2018年8月13日

5.シュラバナベルゴラに行ってみて

現在、インドにジャイナ教徒は450万人ほどいるらしい(ウィキペディアhttps://ja.wikipedia.org/wiki/ジャイナ教)。私たちがシュラバナベルゴラを訪れた日も多くの人がこの地を訪れていて、インドの多様さを感じました。

ゴマテーシュワラ像には、お祭りでミルクがかけられるみたい。像に近づくとミルクの甘い香りが薫ってきたり、そこら中にお米がお供えしてあったり。それがなんだか不思議で、何か人とは別の存在のものがそこにいるんじゃないか?と思ったりもして・・・。

素敵だ!と、素直にそう思いました。

個人的には、ハンピよりもタミルナード州のマハーバリプラムよりも(数年前に行きました)ここが好きだな〜。
インドトラベラーの方で、インドの宗教に興味ある!という方、ぜひ行ってみてください( ・∇・)!


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India

ジャイナ教の聖地 シュラバナベルゴラ

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

2018年夏、家族5人で南インド カルナータカ州へ旅行に行ってきました。

その中でマイソールに2泊し、1泊目はマイソール市内観光(マイソール宮殿や市場)、2泊目は近郊観光(シュラバナベルゴラ)へ行ってきました。

ハッサンの遺跡群の中の一つであるシュラバナベルゴラ。
ジャイナ教の聖地で、観光客も少なく、熱心にお祈りしている人々の姿をよく見かけました。
熱心に、像のことを説明してくれる女の人なんかもいて・・・その様子に心打たれました。

今回はそのシュラバナベルゴラについて書こうと思います。

1.シュラバナベルゴラとは?

シュラバナベルゴラとはどんな場所なのか?

今回の旅行は下調べほぼゼロだったので、何もわからないままその場所へ・・・。

ジャイナの聖地であること、ゴマテーシュワラ像は長い瞑想をしており、今では蛇が住んでいたり蔦に覆われたりして自然と一体化していること(ゴマテーシュワラ像の前で熱心に拝んでいた女性が教えてくれました)。ジャイナ教徒にとってはとても重要な場所・・・ということは分かったのですが、どんな意味がある場所なのか、どんな歴史のある場所なのかということは行っただけではわかりませんでした。

シュラバナベルゴラは、マイソールの北部80キロメートルに位置する。ビンディヤギリとチャンドラギリという二つの岩山がある。南インド最大のジャイナ教の聖地として知られ、10世紀末に裸行派によって一枚岩を彫り出して造られた高さ18メートルのゴマテーシュワラ像がある。

(コトバンク https://kotobank.jp/word/シュラバナベルゴラ-1711017)

岩山のてっぺんに向けて裸足で登るのですが、太陽が照っていると岩肌が熱くなり、とても立って歩けないほどとのこと。私たちが行っていた時期は雨季だったので、曇っていて大丈夫でした。

下の写真は、少し登ったところから見下ろした写真。街や建物の他にはヤシの木の緑色がまるで絨毯のように広がっています。南インドで見られるこの光景がとっても好き。

ゴマテーシュワラ像の上から見た景色。2018年8月13日

シュラバナベルゴラは、ジャイナの中でも衣服を身につけない宗派の聖地の一つです。この場所を中心に32の僧院があったとされています。

ゴマテーシュワラ像は981年に造られました。ジャイナ初代祖師の息子であるゴマテーシュワラは、ジャイナ教24聖人の一人で、裸で12年間直立で瞑想し、その体には蔦が絡んでいたとされています。

(西遊旅行インドみどころMAP http://www.saiyu.co.jp/special/india/midokoro/karnataka_goa/)

↓ゴマテーシュワラ像の足下には蛇や蔦が彫られています。

ゴマテーシュワラ像。2018年8月13日

さらにこの場所は観光客が少なく、どちらかといえば敬虔な信者の方が多いイメージ。熱心に拝んでいる女性や、お供え物をしている人々が印象的でした。

幻想的なゴマテーシュワラ像やスケールの大きい岩山だけでなく、その光景からも、この場所をさらに好きになることができました。

2.マイソールから車で移動

私たち家族は、今回運転手さんを頼んでシュラバナベルゴラまでも車で向かいました。

マイソールを朝の9時に出ると、ちょうどお昼頃に到着します。

シュラバナベルゴラまでの道のりは整備されており、あまり揺れずに快適。(車がスピードを出