2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【ラオス】ルアンパバーン→バンビエン 過酷な9時間のバス移動

こんにちは、AZUSAです。今回は2019年1月3日、ラオスのルアンパバーンからバンビエンにバスで移動したときのことを書こうと思います。

この区間のバスは過酷だ、ということは前々から調べて知っていたのですが、まさかこんなに時間がかかるなんて・・・予想を超えていました(笑) ただ、耐えられなくはなかったので、お得に旅したい!という方にはおすすめの移動手段です。

バスのチケット購入

バンビエンに移動する予定の前日に、バスのチケットをルアンパバーン内の旅行代理店で購入しました。
お店の人は親切だったのですが、あまり英語が通じなかったので、時間やホテルまでピックアップしてほしいか否か、など自分の要望を決めて行った方が良いと思いました。

私は、ホテルまでのピックアップ(ミニバン)を含めて105,000キープ(約1300円)
他のブログを確認しても、同じような値段だったのでまあこんなもんなのかなと思います。旅行代理店によってはもっと高かったりしました。
(ルアンパバーン市内からバスターミナルまでは3kmほどあり歩いて行くのは困難。その日にトゥクトゥクと値段交渉するのも嫌だし、ピックアップを頼みました)

購入したとき、少し不安なことが・・・。
私の泊まっていたゲストハウスが、あまり知られていないのか、お店の人がわからず、さらにチケットに書いてあるゲストハウスの綴りが間違っています。
ピックアップしてくれる旅行会社の人(?)にその場で確認を取っていたのですが、どうにも心配。。

大丈夫かな〜〜〜、と思いながら、お店を後にしました。

ホステルまでのピックアップが時間になってもこない!!

私が乗るのはルアンパバーンバスターミナルを11時に出発するバス。
しかし、ピックアップの時間は9:00-9:40になっていたので、その時間にゲストハウスの前で待っていました。でも、待てど待てどピックアップのミニバンはやって来ず・・・

ゲストハウスの近くで客待ちをしていたトゥクトゥクおじさんにも心配される始末。

犬と戯れる友人。友人は同日夜の飛行機で日本に帰って行きました。

9:40を過ぎても来ないので、ゲストハウスの人に頼んでチケットに書いてある番号に電話してもらいました。
すると、「あと10分でくる」とのこと。
よかったー、と思いながら待ちます。

・・・来ない。
10:10を過ぎても来ず、ゲストハウスの1Fのレストランに勤めている何人かのラオス人で私のチケットを取り囲んで何やら話しています。
トゥクトゥクのおじさんには「バスターミナルまではいくらだよ」とも言われる。ピックアップ来なかったら乗せてく作戦か・・・!

まあラオスだしこういうこともあるよね・・・とトイレに行っていると、やっと来ました。10:20頃。1時間も待たされた・・・・・。
しかも、ミニバンじゃなくて後ろが荷物を乗せるスペースになっている2人乗りのでかい車。忘れてたのか?他にお客さんがいなかったのか?
こういうことあったら積極的に周りに助けを求めたほうがいいな、と改めて思いました。

急いで友人とバイバイし(友人は、ゲストハウスの前で客待ちしていたトゥクトゥクおじさんに40,000キープで空港まで運んでもらったそうです。相場より安い)、車に乗り込みます。

ルアンパバーンバスターミナル

ルアンパバーンのバスターミナルに10時40分頃到着。
ほとんど地元の人っぽい。あとは欧米人バックパッカーが数グループ。

バスターミナルはとても小さい。軽食を買う屋台などはありました。

バスターミナルに着くと、「バンビエン?」と言われ、頷くとバスのおじちゃんに大きい荷物をバスの屋根に積んでもらいます。
ああ、こういう感じね。こういうミニバンね。

休憩の際に撮影。屋根の上に荷物が積んであります。

荷物を預けると、カウンターに行くように言われます。
そこで、受付の女性にチケットを引き換えてもらい、バスへ乗り込みます。
席の番号がチケットに書いてありましたが、自由席になっていました。

バスのチケット

私は窓側の1人席をゲット。しかし補助席まで出してツメツメで乗り込んだので、1人席であることは全く関係ありませんでした。笑

バス車内。これに人がギュウギュウに詰め込まれます。

11時を少し過ぎてバスは出発。
こういうバス旅、キルギスぶり。景色がいい、との情報もあるし、楽しみだ〜〜!(キルギスのビシュケクーカラコル間の移動より快適でした)

ひたすら続く山道・悪路

ルアンパバーンを出発してすぐ、山道が始まります。
クネクネ、そして道路は穴ぼこだらけでバスの速度は遅め。時々速めの速度で穴ぼこを通ると「ぼんっ!」と衝撃が。バスの屋根に乗せてある荷物が気になります。。
運転手さんは、ラオスの歌謡曲を大音量で流し始めます。
これがまた、哀愁を誘うメロディーでめちゃ良い。
時々、道の脇に家が並んでいて、皆で農作業していたり、お母さんと子供が水浴びしていたり。そんな景色と音楽がまた、合うんだなあ。
一人で黄昏れていました〜

出発から少し経つと、陽の光と人口密度の関係で車内が暑くなってくる・・・。
窓を開けると、すごい砂埃!しょうがないので顔面に風を受けながらバスに乗っていると、最終的に髪の毛はガサガサ(砂まみれ)。耳をこすると指に茶色い砂が付いてくるくらいすごかったです。こんなにお風呂に浸かりたいと思ったのは久しぶりです。。

途中、何回かトイレ・軽食休憩を挟みます。
ラオスの人や中国人の男の子たちは、その度に何かしら買ってもしゃもしゃ食べています。
隣のお母さんが、りんごにそのままかじりついて、ちょっと噛んでから赤ちゃんにあげていたり(農薬大丈夫かな・・・)、ある中国人の男の子は、お肉の塊をカットしたのと硬いお米を一緒に手でつまんで食べていたり(あ、パクベンの屋台で買ったやつだ・・・初日からローカル飯食べてたのか!?とちょっと嬉しくなりました)

最後の休憩は、午後5時ごろ。
「ディナー休憩」として40分くらいの休憩でした。
そこで運転手さんに、いつバンビエンに着くのか、と聞くと、あと2時間くらい、とのこと。
「道が悪いから時間がかかっている」と言っていました。
確かに、途中で横転したトラックを見かけたときは「やばいところに来たのでは!?」と思ったなあ。。
道は悪いのに中国語が書かれたどでかいトラックがいっぱいで、至る所で工事をしていて。中国の会社がたくさん入っているのかな〜。

私はあと2時間でバンビエンに着くので、ご飯は食べませんでしたが、美味しそうなヌードルを皆食べていました。

バンビエンに到着

運転手さんが言っていた通り、休憩の2時間後、午後7時ごろにバンビエンに到着しました。
降ろされたのは、このバス停の近くの砂利道。
私の他に、欧米人バックパッカーが降りただけで、後の人はビエンチャンまで行くみたい。えええ、着くの何時になるんだよ・・・。

周りは暗くなっていましたが、ホステルまで徒歩圏内だったので歩いて向かうことに。
街中はバーやレストランがどこでも盛り上がっていて、車の荷台に乗って「フォー!」と叫んでいる欧米人も・・・ここはラオスなのか!?(バンビエンでの所感はこちら)

バンビエンの治安は大丈夫そう。彼ら騒いでいる人々のおかげで、比較的安心して、スーツケースをガラガラ引いて、無事ホステルに到着することができました〜

以上が、ルアンパバーン〜バンビエンの長時間にわたるバス旅でした!
道の具合によって所要時間が変わってくるので、心に余裕を持ってご利用ください!
絶景や、山にくらす人々の暮らしなどを見ることができて、とても心に残るバス旅でした。


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