2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【ミャンマー】山岳列車の旅 カローからシュエニャウン(インレー湖)へ移動

ミンガラーバー!
インレー湖近くの街、ニャウンシュエ滞在2日目。
街をぶらぶらしていると、ボートおじさん(めっちゃついてくる)やタクシーおじさん(ついてこない)にイライラしながらも、田舎ならではの良いところにも色々気づきました。

実は、インレー湖に来るまでに、バガンからカローまでバスで行き、そこからトレッキングツアーに参加してニャウンシュエに来る予定でした。
しかし、バガンでの最後の夜に食べたモヒンガーに当たり、カローでは激しい下痢に・・・。
「山で寝泊まりするトレッキングツアー、無理やん・・・」
と思った私は、3~4時間でインレー湖近くの街「シュエニャウン」に行くことのできる列車を使うことにしました
これが大正解!
地元の人に混じってのんびりガタゴト列車に揺られる旅は、とっても思い出深いものになりました。

ここでは、列車の乗り方運賃シュエニャウンについてからニャウンシュエまでの行き方(紛らわしい地名!)まで解説しようと思います!

列車に乗るまで

駅に行くのはギリギリでOK!

シュエニャウン行き(右列の9Up、141Up)と、ヤンゴン行き(左列の10Dn、142Dn)、両方向に列車が運行されています。よく見ると、ヤンゴンまで恐ろしく時間かかる・・・。

私はシュエニャウンに行きたかったので、13時台発の列車に乗るべく駅に向かいました。
ちなみに切符は当日、列車が来る直前にならないと買えません

ホテルのスタッフの人に「13時に行けばいい」と言われていましたが不安で、当日、11時半頃に駅に行きました。
するとやっぱり早すぎたようで、駅員さん?(私服のおじちゃん)に「13時になったらまた来い」と言われます。
歩いて10分ほどの地元のファストフード店で軽くランチを食べて時間を潰すことに。

カロー駅外観。ゆったりとした時が流れる田舎の駅です。

カロー駅近くで軽くランチ

チキンサンドイッチセット。3700チャット。

このお店、日曜日だったからか私しか客がいませんでしたが、前日のお昼過ぎはだいぶ混雑していました。

メニュー多っ!
寿司まで!

ここ、GoogleMapでも名前が間違っていて(本当は「Little Prince」なのに「Little Price」になっている)観光客があんまり行かない感じがプンプンですが、かなりオススメです。
Wi-Fiはないしなんだか机も椅子も汚れているけど(ウェットティッシュで拭いてもいつまでも茶色いのがついてくる)、チャーミングな店員さん(家族経営っぽい)がいますよ♪

切符を購入!

12時50分頃駅へ行くと、さっきのおじさんに「チケット買えるよ〜」と言われ切符を購入することができました。

カローからシュエニャウンまで、1150チャット(約82円)。

購入後は、駅のベンチに座って列車が来るのを待ちます。
13時を過ぎると、人が続々とやってきました。やっぱりギリギリに来るのが正解なのね・・・。
ホームでは、やけにたくさんアボガドが売られています。

そして13時10分頃・・・列車が来た〜!

わー、可愛いけれど力強い、趣のある列車!素敵!
欧米の老夫婦グループについて、乗車します。
乗務員さんなのか、他グループのガイドさんなのか分かりませんが、座る場所を教えてくれたり、大きい荷物を運んでくれたりしてくれました。ありがとうございます。。

車内はこんな感じ。
なんか、牛糞の臭いがかすかに漂う・・・なぜかわからないけれど。
エアコンはないけれど、窓全開で良い風が吹き込んできて気持ちがいい。乗り心地は結構良かったです。
13時15分頃にカローを出発しました♪

山岳列車の車窓から

ガタゴト揺れながらゆっくりと進む列車からは、ミャンマーの田舎の素朴で美しい風景を望むことができました。
その風景を、少しだけご紹介しようと思います♪

ちょっとした谷間にも、田んぼが広がっています。
田んぼの中にたくさんの小屋が並んでいます。
ヘホ駅にて。ワンちゃんも列車を見送ります。
広がる平原と、畑。
たくさんの牛!
踏切は手動。

シュエニャウン到着!ニャウンシュエ(インレー湖)へ

列車内でタクシーの営業を受ける

時刻表には17時着とありましたが、予定よりも早く16時頃にシュエニャウン駅に到着しました。
駅に着くや否や、列車内で(!!)タクシーの客引き。
「ニャウンシュエに行く?俺はタクシードライバーだ。20,000チャットでニャウンシュエまで連れて行ってやる」

え、20,000!?(約1400円)

断ると、「10,000にディスカウントしてやる」とのこと。どんだけふっかけてるんですか。。。
事前に調べて8,000チャットが旅行者の相場らしいとのことだったので、8,000チャットでニャウンシュエのホテルまで送ってもらうことにしました(多分もっと安く行ける)。

今回もちょっと後悔。
もっとシュエニャウン駅前をフラフラしたりしたかった。。。屋台とか色々出ていて面白そうだったんだよね。
タクシーの運ちゃんがぐんぐん先に進んでいくからマイペースに写真撮ったりできないし、、、
次は、急いでいる時や夜間以外はタクシー営業は絶対に断ろう!と心に誓うのでした。

インレー湖入域料を払う

インレー湖エリアに入るには、入域料として15,000チャットまたは$10を払う必要があります。
バガンよりは安いけれど、それにしても高いよなあ。。。
ちゃんとインレー湖の暮らしや自然を守るために使われますように。

以上、山岳列車でカローからシュエニャウンまで移動し、そこからタクシーに乗ってニャウンシュエに行くまででした。
トレッキングに参加する人が多いこの区間の移動ですが、列車移動も本当〜にオススメです♪


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