2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【ラージャスタン】インドの地方料理 ダールバティチョルマ

こんにちは!みなさん、インド料理といえば「カレー」「ナン」あとはもしかすると、インド料理が好きな方は、北インドの定食「ターリー」や南インドの「ミールス」「ドーサ」などはご存知かもしれませんね。

でもインドって想像しているよりももっともっと広く、州ごとに言語も衣服も料理も違うんです。今回は、インドで最もエキゾチックな州、ラージャスタンを旅して出会った美味しい料理をご紹介します!

ラージャスタン州について

ジャイプールのアンベール城

ラージャスタン州は、インド北部に位置し、西はパキスタンと国境を接するインドで最も大きい州。支配層カースト「ラージプート」の王国がいくつも築かれ、今でもそれぞれの街に残された城壁や城から当時の面影を見ることができます。

広大な砂漠や昔の面影を残す街並み、女性たちのカラフルなサリーなどから「インドでもっともエキゾチックな地」として観光地としても知られています。

過去のラージャスタン州についての記事

ジャイプール についてはコチラ
アンベール城(ジャイプールの近く)についてはコチラ
アジュメールについてはコチラ

ダールバティチョルマ

地元の人のお宅でご馳走になったダールバティチョルマ。

ラージャスタン料理といえば、ダールバティチョルマ。

「ダール」=豆カレー
「バティ」=チャパティの丸っこいバージョン
「チョルマ」=お菓子

上の写真のように、カレーとバティと呼ばれるヘビーなパン、そしてお菓子がついてるターリー(定食)のことをダールバティチョルマと言います。

ラージャスタン州にはこういう言葉があるらしい。
ダールバティチョールマ カーケバンジャオ スールマ」(多分ヒンディー)
ダールバティチョルマを食べると健康な体を作れるよ!って意味らしい。

そのくらい、ダールバティチョルマは地元の人々の愛する食べ物なのです。
ちなみにバティはかなりヘビーで2個でちょうどいい。
とあるレストランで、普通のターリーにバティがついてくる「ラージャスタンスペシャルセット」なるものを見かけたことがありますが、食べきれる自信がありません(一度もレストランでダールバティチョルマ食べませんでした)。

ウダイプルでいただいたダールバティチョルマ。バティはとあるフェスティバル会場でもらいました。

ちなみに「バティ」には色々な種類があるみたい。この写真のバティは、見た目と食感が沖縄のサーターアンダギーのようでした。

地元の人に聞くと、皆「レストランじゃなくて家庭のダルバティチョルマが一番!」と言います。ぜひ地元のダールバティチョルマを食べてみてください〜〜!

カチョリ

サモサや南インドのワダ等と同じく、揚げ物スナックであるカチョリ。中にスパイシーな豆が入った揚げ物で、サモサよりも軽め。クセになる美味しさです!
場所によってはソースをかけてくれます。ソースは甘口と辛口のものがあり、私はいつも甘口で注文していました。
また、場所によってはちょきちょきと一口大に切って提供してくれるところも。

カチョリはラージャスタン州発祥のスナックらしく、デリー在住の友人が「ラージャスタン州に行くならカチョリを食べて!」とオススメしてくれました。

軽めの朝ごはんにぴったりなので、ラージャスタン州に来たらぜひトライしてみてください〜!

ポハ

ポハは北インドで典型的な朝ごはん。
お米を平たくして乾燥させたものを、他の具材と炒めて作ります。
これも作る人によって味は様々なのですが、屋台で見かけるのはこういうシンプルなもの。

ここで食べたものは、サフランを混ぜて炊かれたポハの上に、生野菜と味のついた麺がトッピングされていました。軽めであまり食欲のない朝食にぴったり。これも見かけたらトライしてみてほしい一品です。

ちなみに、スーパーでは調理される前のポハが売られています。作るのはとても簡単そうなので、ぜひインドを訪れたらスーパーをチェックしてみてください♪

おわりに

いかがでしたでしょうか!ダールバティチョルマなんてなかなか日本で食べる機会がないんじゃないかと思います。ラージャスタンで、「親戚が日本でインドレストランを経営している」っていう人に出会いましたが、ダールバティチョルマは出していないとのこと・・・。
本当にラージャスタンに来ないと、そして地元の人のお宅に招かれないと(!?)本物の美味し〜いダールバティチョルマを食べることができないので、ぜひ機会を逃さずトライしてみてくださいね。


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