Curiosity travel
好奇心に従って、旅をする。
Poland

【ポーランド】クラクフの世界遺産 ヴィエリチカ岩塩坑

今日は前回ポーランドを訪れた際に行けなかった世界遺産、ヴィエリチカ岩塩坑を訪れた。
「入場料89ズロチ(約2500円)って高すぎ!」・・・と思い前回は行かなかったのだが、それくらい払う価値のある場所だった。

ヴィエリチカ岩塩坑に行くには、個人で行くかツアーに参加していくかの2つの選択肢がある。私は今回個人でクラクフから訪れた。今後個人で行く方に参考にしていただけたら嬉しい。

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ヴィエリチカ岩塩坑について

概要

岩塩坑の外観

ヴィエリチカ岩塩坑は、ポーランド クラクフ近くの街、ヴィエリチカにある岩塩坑。
13世紀から1990年代まで実際に稼働していたが、現在はコストや危険性の面から採掘は行われていない。

深さは地下327メートル、全長は300キロメートルに及び、今では観光客向けに地下100メートル付近にある3.5キロメートルが公開されている。

岩塩坑へのアクセス(バス)

クラクフからヴィエリチカ岩塩坑まではバスか列車で行くことができる。
私はバスで行った。本数も多いのでオススメの交通手段だ。
バスは市内から304番に乗り「Wieliczka Kopalnia Soli」という駅で降りると岩塩坑のすぐそば。

入場料

チケット

ヴィエリチカ岩塩坑についたら、屋外にあるチケット売り場の列に並ぶ。
チケットは89ズロチ(約2500円)※クレジットカードでの支払い可能
この価格にはガイド料が込みになっており、ポーランド語のほか英語、ドイツ語、フランス語、イタリア語、ロシア語、スペイン語のガイドが実施されている。英語のガイドは8:30〜18:00まで30分おきに実施されている。

私は6月の中旬の平日に訪れたが、列はそれほど混んでおらずスムーズにチケットをゲット。13時ごろに購入して14時からのツアーに参加することになった。
繁忙期は長蛇の列ができるらしい。事前にオンラインで予約することも可能なため、日にちが決まっているならオンライン予約をお勧めする。

岩塩坑の外には売店や座ることのできるスペースが用意されており、そこで待つことができる。

実際に岩塩坑に行ってみた

バスでヴィエリチカへ

実は特に行くつもりはなかったのだが、クラクフに2度もきたなら・・・と思い急遽ヴィエリチカ岩塩坑に行くことにした。

チケットを買うまでに並ぶ、という情報を聞き、朝イチで行こうと思ったのにダラダラしてたら11時。急いでバスに乗りヴィエリチカ岩塩坑へ。

ホステルはシティセンターから離れたところにあり、一度シティセンターへ出てから304番バスに乗りかえる。バスの車内は混んでおり、かなり揺れるのでもう必死。40分ほどでヴィエリチカ岩塩坑に近い「Wieliczka Kopalnia Soli」という駅に着いた。

今日乗ったどちらのバスも券売機が壊れており、チケットを買うことができなかった。帰りに乗ったバスも券売機が壊れていた。変なところが適当なポーランド。。。

チケットを買う

バス停から坂道を上がってすぐのところにヴィエリチカ岩塩坑がある。チケット売り場や売店は岩塩坑の建物の外にあり、最近完成したのかとても綺麗。
10分ほど列に並びチケットを購入。全然混んでいなくて助かった。

売店ではソフトクリームが売られており、皆食べていた。
9ズロチ(256円)もするので買わなかったが、ヴィエリチカ岩塩坑の名物なようだった。

13時ごろにチケットを購入し、ツアーの時間は14時。
木陰にテーブルと椅子が置いてあったのでそこで日記でも書いてゆっくり過ごすことに。そこにオーストラリア在住のスウェーデン人夫婦も来て、どこから来たの、どうやって旅をしているのなどと話したりして楽しかった。彼らは自転車でヨーロッパを巡っているらしい。現在2ヶ月目だとか。こういう夫婦、素敵だよなあ。

ツアー始まる

ツアーでは、ガイドの声が聞こえやすいようにイヤホンをつける。

岩塩坑の建物の中に入って最初に約300段の階段を下り、地下100メートルの世界へ。
この階段が最初の難関!膝を痛めている人には、ここが辛いかも・・・。下り終わった後はちょっと足がガクガクしていた笑

そこから、迷宮のような岩塩坑をガイドさんの後について巡る。

ヴィエリチカ岩塩坑

岩塩坑にはこのような像がいたるところに展示されている。全て塩でできた像で、特にこの像は素人が作ったらしい。
ここには、「キンガ妃の指輪事件」というヴィエリチカ岩塩坑の設立にまつわる逸話が表現されている。

ヴィエリチカ岩塩坑

岩塩坑での作業には馬の力が不可欠だった。

ヴィエリチカ岩塩坑

天井を見ると、いたるところに塩が結晶化している。
観光客の安全のため、少し前に天井の清掃が行われたとのこと。自然の力を感じる。

ヴィエリチカ岩塩坑

聖堂。地下100メートルにあるとは思えない巨大さ。

ヴィエリチカ岩塩坑

聖堂内にある岩塩製の「最後の晩餐」。このような彫刻が聖堂の中にはたくさんある。
聖堂では毎週日曜日にミサが開かれていたり、結婚式が開かれていたり。岩塩坑が商業目的で使われなくなった今でも使われている、「生きている遺産」、という印象を受けた。

ヴィエリチカ岩塩坑

人の手で掘られた岩塩坑。大きな聖堂やたくさんの像など、人の手による部分もすごいが、私は自然の力に圧倒されてしまった。
今日見たこれらは人の手で作り上げたものだが、メンテナンスしないとすぐに塩まみれになって、最終的には元の形に戻ってしまう。
元に戻そうとする強力なパワーが働いているようで、なんだか少し怖かった。

驚いたことに、岩塩坑内には売店やトイレ、レストランもある。
小腹が空いた時やちょっといつもと違う体験をしてみたい時、地下100メートルでゆっくり過ごすのも良いかもしれない。

ヴィエリチカ岩塩坑
ヴィエリチカ岩塩坑
ヴィエリチカ岩塩坑

ちなみに、ヴィエリチカ岩塩坑は最初に世界遺産に登録された遺産の一つでもある。
そのことを表すモニュメントも設置されていた。

帰路

ツアーが解散した後は、個々で地上に戻る。300段もまた階段を上がるのか!?と思ったが、幸運なことにエレベーターが設置されていた。地下100メートルといってもエレベーターを使えば一瞬。人間の力のすごさもまた感じた。

ヴィエリチカ岩塩坑

この後少しヴィエリチカをうろついたが、特に何もないので帰ることに。
鉄道駅に行ったらちょうど列車が来ていた。時刻も何も知らなかったが運良く列車でクラクフに帰ることができた。

券売機は駅のホームにも車内にもあるが大変分かりづらく間違ったのを買ってしまった(もう一度払うことになった)。近くのポーランド人に聞くのが間違いがないだろう。

おわりに

その入場料の高さに、私のようなケチケチバックパッカーは行くのをためらってしまうかもしれない。だがその値段を払う価値のある素敵な場所だった。

ただ、マストとは言わない。
自然より教会などの建造物が好き、世界遺産を巡るのが好き、そんな方にはとてもオススメの場所だ。

クラクフからのアクセスも良いし、ヴィエリチカ内にも宿泊施設はある。クラクフに来て時間のある方には是非訪れてほしい。


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