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Iran

【イラン】世界遺産のバザールのある街 タブリーズの魅力

2019年5月、半月かけて北から南までイラン縦断の旅をした。その旅の最後に訪れたのが、イラン北西部の街、タブリーズ。
トルコやアルメニア、アゼルバイジャンとの国境に近く、トルコ系の住民も多いこの街。これまで訪れたイランの都市の中で一番穏やかで、優しさを感じた街だった。
また、タブリーズ は中東最古のバザールがあることでも知られている。このバザールは2010年に世界遺産に登録された。

この記事では、そのタブリーズの歴史や魅力をお伝えする。

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タブリーズとは

タブリーズとは、イラン北西部 東アゼルバイジャン州の州都で、イラン第4位の人口を抱える都市だ。
東アゼルバイジャン州はアゼルバイジャン、アルメニア、トルコと国境を接しており、タブリーズから各地へ向けてバスや鉄道が運行されている。

また、古くからシルクロードにおける商業の中心地として重要な役割を担っており、中東最古かつ世界最長のバザールが今でも残っている。ちなみにこのバザールは2010年ユネスコ世界遺産に登録された。

タブリーズの見どころ

中東最古のバザール【世界遺産】

タブリーズの中心部に位置するタブリーズ・グランド・バザール。
古くからシルクロードの商業の中心地として栄えたこのバザールは、今でもイラン北西部の経済の中心地として機能している。
中東最古のバザールで、世界で最も長い商業施設として知られている。2010年にユネスコ世界遺産に登録された。

迷路のようなバザールの内部は、取り扱っている品物ごとにエリアが別れており、加工食品コーナー、金物コーナー、野菜や果物コーナー、ペルシャ絨毯コーナー、など種類豊富で歩いていて全く飽きることがない。

私はここで、チーズや野菜などを買ってみた。お店の人と話しながらお買い物するのってとても楽しい。ちなみにあまり英語は通じない。

私がタブリーズを訪れる約1週間前、このバザールでは火災があった。
私が訪れた日にも、火災の起きたエリアには幕が張られ、その周りには人だかりができていた。
この火災で大きな被害は出なかったらしいが、早く復興することを願っている。

青のモスク

1465年に建設された、剥がれ落ちたタイルが印象的なこのモスク。
18世紀の地震により壊滅的な被害を受け、今に至る。
タイルの装飾がとても美しい。

レンガがむき出しの外観からは、美しいタイル装飾が施されていた時代を想像することができない。

他の美しいタイル装飾が施されているモスクも良いが、このモスクへ来てその歴史に想いを馳せてみるのもいいかも。結構空いていたのでゆっくり巡ることができる。

アゼルバイジャンミュージアム

タブリーズは、数多くの美しい博物館でも有名。
他にも色々な博物館があるが、私は歴史や文化に興味があったので、考古学および歴史博物館であるアゼルバイジャンミュージアムを訪れた。

入場料は200,000リヤル。開館時間は8:00から18:30。

この地域独特の、面白い品物がたくさん展示してあった。

 

 

 

展示品の中には、中国から輸入されたような陶磁器も。
シルクロードで繋がっていたんだなあ、というのを実感した。
こういうものを見ると、思っていた以上に昔から、様々な場所が繋がっていたんだなあ、不思議だなあ、と思う。

とてもボリューミーな博物館だった。もし考古学や歴史に興味があったら、ぜひ訪れてみてほしい。また、何か疑問がある時には、職員の人が説明をしてくれるので、よりタブリーズの歴史を知ることができるだろう。

公園

タブリーズの人によく聞く観光スポットといえば、公園。
中でもEl Goli Parkというとても大きな公園をよくオススメされた。
テヘランからタブリーズに向かう列車の中で出会った女の子とその友人と一緒にこの公園を訪れた。

El Goli Parkにある池(上の写真)は、もともと、農業用貯水池として使われていたらしい。その後、カージャール朝時代に王室のための宮殿が建てられ、40年前の革命前、イラン最後の王朝時代まで改築が続けられたんだとか。

公園内にはちょっとしたカフェもある。私が訪れたラマダンシーズンには全てのカフェが閉まっていたが、普通の時期は皆カフェでチャイを飲んだり軽食を食べたりしてゆったり過ごしているらしい。

まったり1日過ごすことのできる素敵な公園だった。

タブリーズ中心部からはメトロで行くことができる。

街歩き

タブリーズでは目的を決めずに街をブラブラするのもとても楽しい。
コンパクトな街なので、歩いて名所を巡ることができるのだ。
また、美しい建物が多く、そういう建物を外から眺めているだけでも楽しい。

タブリーズ市庁舎

タブリーズ・グランド・バザールの地区へ入るためのゲート

ブルーモスクの隣の公園

タブリーズを訪れたら、ブラブラ街歩きをしてみてほしい。
美しい建物に混じって、新たな発見があるかもしれない。

タブリーズの食べ物

ラマダン中だったのでレストランは閉まっていたが、お菓子やパン類は売っていた。その中でもタブリーズ独特のものや、実際に食べて美味しかったものをご紹介する。

バクラヴァ的なお菓子

友人に連れて行ってもらったお菓子屋さんにて。
トルコのバクラヴァ、というお菓子に似たものがたくさん並べられているが、のちに別の友人に聞いたところ、これはバクラヴァではないとのこと。

バクラヴァと同じく、甘いシロップがかけられたナッツ類を使ったお菓子。
甘いものが好きな人は、気に入ると思う。ぜひトライしてみてほしい。

ミルクから作られたお菓子

まるでキャラメルのような、ミルクから作られたお菓子。
バクラヴァ的なお菓子を買ったお店に並べられていた。
ちなみに、このお菓子はタブリーズだけでしか手に入らない、とのこと。

私は食べていないので、トライした人がいたらぜひどういう味だったかを教えてほしい。

パン

他の都市と同じく、タブリーズにはパン屋さんがたくさんある。その中でも心惹かれたこのお店。パティスリーとくっついており、ケーキの並ぶケースの横にはたくさんの種類のパンが並べられていた。

可愛らしいネオンの看板。

チーズくるみパン。こんな日本のパンみたいなパンもある。
ラマダン中にはパン屋さんに助けられた。

イランを訪れたら、ぜひ様々な種類のパンにトライしてほしい。

おわりに

北から南にイランを縦断してきた私。
最後に訪れた街タブリーズは、これまで行ったどの都市よりも素敵な場所だった。

タブリーズには、様々な素敵なものがある。
澄んだ空気、親切な人々、美味しい食べ物、その他革製品も有名なんだとか。
また、郊外に出れば美しい自然や、遺跡などもある。

テヘランで学生生活を送っているタブリーズ出身の友人は、そう行ってタブリーズを絶賛していた。

もしイラン旅行の予定のある方がいたら、タブリーズを訪れることを強くお勧めしたい。

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参考