2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【トルコ】イスタンブールで食べるべきトルコ料理5選

MADOの朝食セット

フランス料理、中華料理と並び世界三大料理に数えられるトルコ料理。
トルコ料理はとても種類豊富で、肉以外にもナッツ類を使ったお菓子や、チーズを使ったもの、米を使ったものなど様々。
また、トルコ国内でも地域によって異なる料理があり、食べても食べても新しい発見が尽きません。

今回は、イスタンブールで味わえるおすすめトルコ料理を紹介します。
※私は肉を食べないため、ここで紹介するのは肉なしの料理ばかりになります。

世界三大料理の一つ、トルコ料理

トルコ国旗

フランス料理、中華料理と並び世界三大料理に数えられるトルコ料理。

日本でもよく知られているケバブ以外にも、ナッツ類を使ったお菓子や、チーズを使ったもの、米を使ったものなど様々。また、トルコ国内でも地域によって異なる料理があり、食を巡る旅も面白そうです。

なぜこんなにも種類が豊富になったのか?と不思議に思って調べたところ、
トルコ民族はもともと中央アジアからアナトリアに移動してきて、14世紀から20世紀にかけてはオスマン帝国が地中海地域を支配していた。そのため、それらの国々の料理が混ざり合いトルコ料理ができたそうです。

確かに、バルカン半島を旅しているとき特に「あれ?この料理ってトルコ料理じゃ・・・?」ってものを多く見かけました。なるほどなー。

こういう理由でトルコ料理はとても種類が豊富。
次項では、イスタンブールで食べるべきトルコ料理をご紹介します。

料理じゃありませんが… チャイ

チャイ

料理を紹介する前に、チャイを紹介しようと思います。

AZUSA
AZUSA
ん?チャイってインドの、あの甘いミルクティーのことでは・・・?

トルコでも紅茶のことはチャイといいます(ロシア語でもチャイですよね)。トルコでは、ミルクや砂糖を入れずにストレートで提供されます。チャイはこのようにかわいらしい形のガラスのコップで出てきます。コップは可愛いけど場合によってはものすごく濃いチャイが出てくることもあるのでカフェインにあまり強くない方は注意してくださいね。

トルコの人々はチャイが大好き。1日10杯以上飲む人もいるそうで、お喋りにチャイは欠かせません。チャイを飲みながら、フレンドリーなトルコ人たちとおしゃべりするのも楽しいかも。

ちなみに、チャイのグラスは定番のお土産。いたるところで購入することができるので、トルコ土産に買って帰ってみてはいかがでしょうか。

甘々スイーツ バクラヴァ

食べて欲しいトルコ料理、と聞かれたら最初に答えてしまうのはスイーツ類。トルコのスイーツは本当に種類豊富で奥深いです。

たくさんの種類がある中で、代表的なものといえば、バクラヴァ
何層にも薄い生地とバター、ナッツ等を重ね、それらにシロップをかけて作る、甘くてヘヴィーなスイーツです。

イスタンブールには、美味しいバクラヴァを提供する歴史的なお店がたくさんあります。その中でも人気なのが「Hafiz Mustafa 1864」。イスタンブール市内にいくつも店舗を構えており、常に混んでいる印象でした。
このお店の箱を抱えて歩いている人も多く、お土産としても人気のよう。
イスタンブールを訪れたらぜひ訪れてみてみてくださいね。

モチモチしたリング状のパン シミット

simit sarayı

トルコで食べられるオススメのパンといえばシミット(Simit)。
外側は固く、中はモチモチしたリング状のパンで、ゴマがかけてあります。素朴な味わいがとても美味しく、イスタンブール滞在中によく食べました。

イスタンブールでは、タクシム広場をはじめ、路上に出ている屋台で美味しいシミットを購入することができます

また、Simit Sarayiという名前にシミットが入ったチェーンカフェもあります。屋台のシミットは当たり外れがあるのですが、ここのシミットはどこでも美味し買ったです。見かけたらぜひトライしてみてくださいね。

とてもビッグなマッシュポテト クンピル Kumpir

クンピル

拳よりも大きなサイズのポテトを蒸し、中身を混ぜ、具を乗せた大胆なマッシュポテト、クンピル。

トッピングは店によっても違いますが、大抵自分で見て指さしで選ぶことができます。
私はベジタリアンのため、肉系はトッピングしませんでしたが、カットされたソーセージなどのトッピングもありました。

食べ方は、スプーンでマッシュポテトとトッピングをすくって一緒に食べます。芋はトッピングを乗せる前にバターと一緒にかき混ぜられておりスムーズな口当たりなので、思った以上にペース良く食べてしまう・・・のですが、かなりお腹いっぱいになるため、1つを何人かでシェアするのがオススメです。

私がクンピルを食べたのは、イスタンブールで有名なファストフードチェーン、Bambi Cafe。タクシム広場の近くにあるBambi Cafeではフルサイズが19.5トルコリラでした(約380円)

クンピルを作るには芋を蒸す機械が必要で、店舗によっては蒸す機械がなくクンピルを提供していないところもありました。
下の地図で示したBambi Cafeでは必ず手に入るようなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

トルコ式 ボリューム満点の朝食セット

MADOの朝食セット

トルコといえば豪華な朝食が有名です。トルコ語で朝食は「Kahvalti」。トルコ風の朝食を提供しているお店では、大抵、「Kahvalti」と看板が出ています。

朝食には大抵、複数種類のチーズやオリーブ、卵、フルーツ、野菜、パンなどがついてきます。

私が一度朝食セットを食べた「Mado」というお店では、ちょうどいい量のセットが提供されていました。(上の写真)
私の食べた朝食セットは28.75トルコリラ(約540円)。
2人用のセットは86.5トルコリラ(約1700円)。

AZUSA
AZUSA
別の街で朝食セットを頼んだところ、まさに食べ切れない量が出てきましたが、Madoはちょうどよく良かったです

この店はチェーン店で、トルコ全土、また、国外にも店舗を構えています。
ドンドルマ(トルコ風アイス)発祥の店としても知られており、スイーツも食べられる。
ぜひトライしてみてくださいね。

スープ チョルバ

チョルバ

トルコ料理に欠かせないのがチョルバと呼ばれるスープ。
様々な種類がありますが、ベジタリアンの私はその中でも最もシンプルな「貧しい家庭のスープ」と呼ばれる豆のチョルバを食べていました。

材料は穀粉、ヨーグルト、豆、唐辛子。
※場所によって材料が違う。ヨーグルトが入っていないものも多く見かけた。
シンプルですが飽きが来ず、トルコ旅行の後半には毎日のようにチョルバ+パンのセットを食べていました。

AZUSA
AZUSA
このスープと、トルコの美味しいパンを一緒に食べるのが毎日の幸せでした…

大抵のロカンタ(自分で指をさして料理を選べるタイプのレストラン)には置いてあり、リーズナブル。100円くらいで食べられるところもあります。

肉が食べたい、という方は肉のお惣菜も一緒に頼んで、ぜひこのスープを試してみてくださいね。

↓オススメのロカンタ。

おまけ サバサンド 〜イスタンブールで食べなくてもいいと思ったもの〜

サバサンド

※この頃はベジタリアンになるかどうか迷っていた時期だったので、これは少し複雑な気分になりながらも食べました。2023年現在、肉魚は一切食べていません。

ガイドブックによれば、イスタンブールの名物らしいサバサンド。イスタンブールへ行く前から、「食べるぞ!」と決めていました。旧市街側のエミノニュの船着場にある屋台で買って、熱いうちにその場で食べました。

サバになんの味付けもされていなくて味薄くてあんまり美味しくない・・・

そもそもサバ + キャベツ + パンというのが合わない・・・

結構高いし美味しくないし、食べなくてもいいかな、と思いました。

おわりに

この記事でご紹介した料理は、トルコ料理のほんの一部に過ぎません。お肉が食べられればイスタンブールでももっとたくさんの食べ物があるし、地域によっても食が異なるので、本当にバリエーション豊富。

トルコを訪れた際は、ぜひ、いろんな料理を楽しんでみてくださいね♪

参考


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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