2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【ベラルーシ】ベラルーシの田舎でWorkawayに初挑戦!〜夢のオーガニックライフ〜

ベラルーシでWorkaway

旅行者のみなさん、Workawayというサービスを知っているだろうか。
簡単に言うと、ボランティアする代わりに無料で宿泊できると言うサービスで、179カ国以上で39,000以上のホストが登録している。

数ヶ月前に登録したにも関わらず、これまでなかなかタイミングが合わず使えていなかったWorkaway。ついにベラルーシで挑戦することができたので、その体験についてまとめる。今回は、Workawayがどんなサービスか、私の場合どんな風に滞在したのか、使ってみた感想などをまとめようと思う。

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Workawayとは?

Workawayとは、ボランティアや仕事と同時に文化交流を促進することを目的とするサービス。

「うちにきて手伝いをして欲しい!」と言うホストと、「無料で滞在したい」「ローカルな文化を体験したい」「何かを学びたい」と言う旅行者(Workawayerと呼ばれる)を繋いでいる。

ボランティアの内容は、「ホステルの仕事を手伝って欲しい」「子供たちに言語を教えて欲しい」と言うものから、「オーガニックファームの仕事を手伝って欲しい」「家畜の面倒を見て欲しい」と言うものまで様々。目的があれば、ホストから何かを学ぶこともできる。

「オーガニックファームを開く」、と言う目的のため、Workawayを勉強手段の一つとして利用している人もいるんだとか。

このサービスを利用するには、Webサイトで会員登録をする必要がある。その際1人あたり42USDかかる(2019年10月現在)が、長期滞在のものが多いため十分元が取れる。
会員登録後、ホストを検索し連絡をとり、「ぜひ来て欲しい」となったら実際に訪問し滞在する、と言う流れだ。

詳しい利用方法やアドバイスについては別の記事にまとめます♪

ベラルーシの田舎で1週間のWorkaway

滞在先について

ベラルーシでWorkaway

私が滞在したのはベラルーシの田舎に住む陶芸家のお家。
彼らは首都ミンスクから車で2時間半くらいかかる場所に住んでいた。
この家族はお父さん、お母さん、娘2人、息子の5人暮らし。
1ヘクタールの土地を持ち、庭には様々な野菜が植えられている。自宅で収穫した野菜を使ってほぼ自給自足の生活をしていた。
この一家は全員がベジタリアン。砂糖も一切使わず、添加物の入った既製品は買わない、できる限り自分たちが食べるものは自分たちで作る、と言う丁寧な暮らしをしていた。

私も今年の2月からベジタリアン生活を始め、さらに田舎での丁寧な暮らしに興味があったため、この家族のもとでボランティアすることに決めた。

1日のスケジュール

滞在中の1日のスケジュールはこんな感じ。
全体的に活動時間が遅いのは、この地域ならではかも(ロシアでホームステイした時もこんな感じだった)。

<とある1日のスケジュール>

9:00    起床、ティータイム、朝食の準備
12:00    朝食
13:00〜 仕事
16:00〜 昼食
17:00〜 仕事
19:00〜 夕食の準備
21:00〜 夕食

仕事内容は、窓枠にペンキを塗ったり、新しく作った建物にオイルを塗ったり、ガーデニングのお手伝いをしたり、子守をしたり、と様々。また、ご飯を作る準備も手伝って、ご飯を食べた後は食器洗いもして・・・と、実質1日中働いているような感じ。一人でくつろぐ時間は全然なかった笑

その分ずっと家族と一緒にいて、「働いている」と言うよりは、「手伝いたい!」と言う気持ちが芽生えてきていた。

具体的な仕事の内容

私が1週間の滞在の中で行ったのは、以下のこと。

  • ペンキ塗り(ペンキの剥げた家の窓枠に白いペンキを塗った)
  • オイル塗り(新しい子供達のための小さな家の強度のために、リネンオイルを塗った)
  • ガーデニングの手伝い(新しい花壇を作るため雑草を引っこ抜いて土地を耕した)
  • 家事の手伝い(料理・皿洗い)
  • 子供の世話

力のある男性陣(私の滞在途中に、ミンスク在住の男の子たちがお手伝いに来ていた)は、お父さんの陶芸で使う釜の修繕をしていたりしていたが、私は主にお母さんの手伝いをしていた。

ただこれらの仕事、主に家事や子供の世話は一日中の仕事。お母さんが忙しそうにしていたら、私も手伝いたい!と思うので、滞在中は一日中、自分だけの時間はあまり取れなかった。

滞在場所は?インターネットは?

ベラルーシでWorkaway

私が滞在していたのは、母屋から少し離れたところにあるバーニャ(ロシア版サウナ)の建物。暖炉もあり、寒い日には火を焚いてくれとても快適だった。

母屋にはインターネット環境があったが、健康に良くない、と言うことで常に切られていた。そのためあまり自由には使えず。

Workawayをするなら、その滞在先の生活スタイルに自分を合わせる必要がある。
私はとても素敵な体験ができて、全然よかったのだが、それができないと難しいかもしれない。

実際、1ヶ月間滞在する予定が3日しか居られなかった、と言う人も過去にはいたみたい。ホストを選ぶときに、きちんとプロフィールを確認してからアポイントメントをとりましょう。

Workawayをやってみた感想

ベジタリアンという食生活を選択して、もともと持続可能な生活スタイルに興味のあった私。数あるWorkawayのホストの中で、この家族は私の興味に合っていた。そのためとても意味のある滞在になった。

こんな田舎で、こんな生活を送っている人がたくさんいるんだな
将来、こんな生活がしてみたい、それは不可能じゃないんだ・・・
とか。

特に私は、いろいろなものを探し求めていて、いろいろなものに影響されやすい人なので、本当にこの家族の生活スタイルからインプレッションを受けた。

人によっては、Workawayの体験が一生を変えてしまうくらい素敵な体験になるかもしれませんね。

長期間旅行をする方の中でも、’旅行’以外の何かを求めている方に、Workawayはとってもオススメ。
また別の記事で、詳しいWorkawayの利用方法やステイ先で聞いたベラルーシやウクライナの文化についてご紹介しようと思います。

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