2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【トルコ】イスタンブール街歩き (1)世界遺産の歴史地区

こんにちは、AZUSAです。ここ最近、2019年の世界一周の旅について、当時時間がなく書けなかったことをボチボチと書き進めています。

この記事では、トルコ イスタンブールについて。インド旅行〜イランを訪れるまでの間イスタンブールに滞在し、世界遺産の歴史ある街並みの中をうろうろしたり、おいしいローカル料理やスイーツを食べたりとかなり楽しみました。

イスタンブールにはビザンツ〜オスマン帝国時代の建物が多く残っており、歴史好きにはたまらない場所。この記事では、そんな見どころ満載の歴史地区を歩いた時のことをまとめていきます。

イスタンブールとは

長い歴史を持つ美しい街、イスタンブール。
紀元前7世紀ごろギリシャ人入植者たちが建てた「ビュザンティオン」から始まり、4世紀以降は東ローマ帝国の帝都、15世紀以降はオスマン帝国の帝都として栄えてきました。

地勢としては、ボスポラス海峡を境にアジアとヨーロッパの中間にある街で、イスタンブール以東の町よりはヨーロッパの雰囲気が強く、イスタンブール以西の街よりはアジアの雰囲気が強い、そんな不思議な、文化が混ざり合っている印象を受けました。

ヨーロッパ側よりボスポラス海峡を眺める

イスタンブールの歴史地区は、1985年にユネスコ世界遺産にも登録され、現在では世界中から観光客が集まる一大観光地になっています。

それでは、歴史地区の美しい建物をみていきましょう。

オスマン帝国の君主の居城 トプカプ宮殿 (世界遺産)

トプカプ宮殿は、15世紀半ば〜19世紀半ばまでオスマン帝国の君主が居住した宮殿。現在は博物館として公開されています。

「挨拶の門」という下の写真の門を通り、中に入ります。

トプカプ宮殿 「挨拶の門」

中庭では、ちょうど季節がよく、チューリップが満開。

AZUSA
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この時みたチューリップにインスパイアされて、そのあとベラルーシで、まさにこの色のチューリップのタトゥーをいれました。
トプカプ宮殿

一つ一つの建物が美しい。

トプカプ宮殿 幸福の門
トプカプ宮殿

トプカプ宮殿には、なぜか日本の甲冑が展示されていました。

この甲冑は、イスタンブールに滞在した日本人、山田寅次郎がアブデュルハミト2世に送ったものとのこと。イスタンブールを訪れた2年後、東京の代々木上原のモスクで開催された山田寅次郎の子孫の方の講演会を偶々訪れて知りました。2年越しに疑問が繋がってとても感動しました・・・。

宮殿の庭からは、ボスポラス海峡を眺めることができます。

ヨーロッパ側よりボスポラス海峡を眺める

建物や、色々な宝物、武器など、とにかくボリューム満点のトプカプ宮殿。
一大観光地なので混雑は必須ですが、オスマン帝国の残り香を感じられる不思議な場所。入場料は高いけれど、それを支払ってでも訪れるべき場所だと感じました。

東ローマ帝国時代に建てられた アヤソフィア/ハギアソフィア (世界遺産)

アヤソフィア

アヤソフィアは、東ローマ帝国時代に建てられた元キリスト教の大聖堂。オスマン帝国時代にはモスクに転用され、現在では無宗教の博物館になっています。※2020年に86年ぶりに再びモスクになりました。

ちなみにアヤソフィアとハギアソフィアは全く同じ意味「聖なる英知」を指します。トルコ語(アヤソフィア)かギリシア語(ハギアソフィア)かの違いのみ。

私が訪れた頃は、アヤソフィアの周りで連日イベントごとが行われ、内側も改装中。
加えて大混雑だったので、外から眺めるのみでした。

アヤソフィア

遠目に見ても、その大きさと重量感に圧倒されます。

アヤソフィア

アヤソフィアの目の前には、チューリップの絨毯。4月末に来られて良かった!イスタンブールを訪れるなら、断然春がおすすめです。

青いタイルが美しい スルタンアフメト・モスク (世界遺産)

スルタンアフメト・モスク

アヤソフィアを挟んで、トプカプ宮殿の反対側にあるのがスルタンアフメト・モスク。
こちらのモスクは、17世紀初頭にアフメト1世によって建てられました。
青いタイルが使われていることから、別名「ブルーモスク」とも呼ばれています。

歴史地区には巨大な建造物が何個も並んでいて、そのスケールの大きさに驚きます。
オスマン帝国って本当に、力が大きく、栄えていた帝国だったんだなあ・・・。

地下宮殿 (世界遺産)

地下宮殿は、スルタンアフメト地区の下に広がる、ローマ時代の貯水池。地下へ入ると、円柱で支えられた地下空間が広がります。

地下宮殿

地下宮殿の見どころの一つが、メドューサの頭。
いくつかの円柱には、基礎の部分にメデューサ像の頭部が使われているんですね。
この頭部は紀元前7世紀ごろのビュザンティオン(古代ギリシア人の都市)時代のもののようです。

AZUSA
AZUSA
イスタンブールの面白いところが、古代ギリシア、東ローマ、ビザンツ帝国と異なる文化・信条を持つ街/王国が幾層にも重なっているところ。これがこの街に不思議な魅力を与えている気がします
地下宮殿
地下宮殿

おまけ 歴史地区のおすすめグルメ

トルコはアジアとヨーロッパの中間の食文化があると感じました。私の食べたおすすめ料理をご紹介します。

ストリートフード 焼きトウモロコシ

焼きトウモロコシ

イスタンブールの路上でよくみるのが、焼きトウモロコシ。
トプカプ宮殿へ行った後小腹の空いた私は、焼きトウモロコシを購入。
塩味がいい塩梅で、おいしい〜
4月末でもまだ肌寒かったので、ほかほかした焼きトウモロコシを食べて体が温まりました。

トルコ式食堂 ロカンタでトルコ料理を楽しむ

トルコ式レストラン、ロカンタ。
食べ物が並べられており、指差しで店員さんによそってもらえるためトルコ語が喋れなくても、料理の名前がわからなくても大丈夫。旧ソ連諸国の食堂でもよくあるスタイルですね。嬉しい!

ロカンタで食べるパンとスープ

私はこの時期ベジタリアンになるかどうか迷っていた時期だったので、ロカンタだと肉を避けることができて有難かったです。

トルコはお肉料理が多いので、お肉を普通に食べる方にとっても、ロカンタはとても面白い場所だと思います。

トルコのスイーツ

私がトルコで一押しなのが、スイーツ。
街を歩いていると、このようなスイーツ店がたくさん。老舗の有名店から、街中の普通のスイーツ店まで色々あるので、滞在する中で、好きなお店を見つけるのも楽しそうですね。

歴史地区のスイーツ店

色々あるトルコのスイーツの中でも、最もベーシックなものといえばこちら。
「バクラヴァ」と言うスイーツで、
パイ生地のようなものにピスタチオなどナッツ類で作られたペーストが挟まれており、
それがシロップにつけられ、甘々、ヒタヒタ。
これとチャイがすごく合うんですよね〜。

別の時のバクラヴァの写真

トルコでおすすめの料理については以下の記事でもまとめています!

MADOの朝食セット
【トルコ】イスタンブールで食べるべきトルコ料理5選 フランス料理、中華料理と並び世界三大料理に数えられるトルコ料理。トルコ料理はとても種類豊富で、肉以外にもナッツ類を使ったお菓子や、チ...

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