2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【ルアンパバーン】ラオス世界遺産の街 フランス植民地時代面影

旧市街全体ががユネスコの文化遺産に登録されているルアンパバーン。
フランス保護領時代のコロニアル建築とラオスの伝統的な建築物が調和しているその街並みはとても独特。また、寺院の数がとても多く、早朝から多くのお坊さんが托鉢へ出かける姿を見ることができます。

今回、年末年始、友人と合流して 5日間のルアンパバーン観光を楽しんできました。
ここでは、ルアンパバーンで私たちがやったことをまとめようと思います。
これからの観光の参考にしていただけたら嬉しいです。

ルアンパバーン概要

ルアンパバーンは、ラオスの北部にある小さな街。
1995年には市街地全体がユネスコの世界遺産に登録されました。

ルアンパバーンは、14世紀から18世紀にはランサーン王国(現在のラオスの基礎となる王国)の都として栄え、その時期に多くの寺院が建設されました。

その時代の仏教文化と、その後のフランス保護領時代のコロニアル建築が融合し独特の美しい景観を作り出しています。

ルアンパバーンでできること

寺院巡り

とある小さな寺院にて。お坊さんの袈裟が干してありました。

ルアンパバーンに来て欠かせないのが寺院巡り。
大規模で、入場料の必要な寺院の他に、小さくてブラリと気軽に見学できる寺院まで様々な寺院が並んでいます。
どの寺院にも、鮮やかなオレンジ色の袈裟を着たお坊さんたちがたくさん。
時間帯によっては、お経を読んでいる声や、時間を告げているのでしょうか、太鼓の音なんかも聞こえてきて、いかに寺院が人々の生活にとって身近なのかを感じることができます。

寺院を巡るときには、急がずに色々なものを時間をかけて見るのがお勧め。
例えば、下の写真。

可愛らしい狛犬

この狛犬をよく見ると、口の中にお米と飴がお供えされています。
他にもいろいろな所で、仏像にお米と飴がお供えされているのを見かけ、「ラオスではお米の他にお菓子もお供えするんだね!」という気づきがありました。
じっくり時間をかけて見学すると、「ラオスではこうなんだ!」と気づくことが色々あって面白いですよ。

托鉢見学

夜明け前、5時30分くらいに外に出ると、観光客が多く出歩いていることに驚きます。
目的は何と言っても托鉢見学。
私が見に行った時は、5時50分くらいから托鉢が始まっていました。
韓国客向けに、托鉢用のお米やお菓子の詰め合わせも売られているので、実際に体験してみるのも良いかもしれません。

暗くてブレブレ。でもフラッシュの使用は控えましょう。
私が見学したところは、一番観光客が多いところだったらしい。年末年始の観光客が多い時期だということもあり、このエリアには観光客しかいませんでしたw
托鉢をしているのも観光客ばかり。観光客用に小さい椅子も並べられていました。

このような注意書きがいたるところに掲げられていました。

時期や場所を選べば、もっと静かにローカルな雰囲気が味わえるのだと思います。

ナイトマーケットをブラブラ

ルアンパバーンでは、夕方17時くらいから10時ごろまでナイトマーケットが開催されています。このナイトマーケットのターゲットは観光客。布や雑貨、服などのお土産や、フルーツシェイクやクレープ、サンドイッチなどの食べ物類が売られています。

17時前に行ったところ、既に準備が始まっていました。

バンビエンやビエンチャンなど、他の街のナイトマーケットに比べて、ルアンパバーンのナイトマーケットが最も品揃えが豊富で見ていて楽しかったです。
特に、多いのが布類。こんな可愛い布や、その布で作られたカバンなど色々なものが売っていて、、目移りしちゃいますね〜どれも素敵!

布好きの人には、ラオス旅行を強くお勧めします(笑)

さらに、ヌードルや野菜のお惣菜、串など食べ物が売られているエリアも。
15,000キープ(約190円)でお惣菜盛り放題のお店もあります。
ただ、作り置きのお惣菜でそんなに美味しくないです。かなり微妙なお味です。お腹を壊した人もいるらしいので、あまりお勧めはしません。
そのほかの串とか揚げたての餃子、ヌードルは美味しそうでしたよ〜。

朝市をブラブラ

托鉢見学の後は、そのまま朝市をブラブラするのも良いかもしれません。
新鮮なお野菜や、お肉、お魚など、色々なものが売られていておもしろいですよ。
後述するローカル市場、「Phosy Market」よりも規模が小さく、でも似たような雰囲気を味わうことができます。

メコン川でとれた見たこともない姿の魚や、虫(多分食用)お供えする用のお花など、色々なものが売られていて、面白いですよ〜。

観光客も多いけど、ローカルの人も買い物してます。

よくお寺にお供えしてあるお花。袈裟と同じ色だ。

朝昼晩といつでもやってるみたいです。

少し遠出して

現地ツアーでクアンシーの滝へ

托鉢や寺院などといった文化の他に美しい自然もラオスの大きな魅力の一つ。
今回は現地ツアーに申し込んで、ルアンパバーンから車で約1時間くらい行ったところにある「クアンシーの滝」に行ってきました(詳細は別の記事にまとめます)。
この時参加したのは宿までの送迎付きのミニバンツアー、50,000キープ。別のところで後で見たら40,000のものもありました。ルアンパバーンには色々なツアー会社がひしめいているので、色々なツアー会社を訪れて、金額や内容を比べてみても良いかも。

滝では泳ぐことのできるエリアもあり、ちょっと肌寒いにも関わらず多くの人が水に入っていました。着替えるエリアもあるので安心です。

水着姿のマッチョなお兄ちゃんたち。

滝の他にも熊の保護施設も併設されていて、運が良ければ可愛い熊ちゃんを近くに見ることができますよ。

なんかヘン!な熊たち。

頭を抱えている熊ちゃん。

おまけ

おしゃれカフェでまったり

とあるおしゃれカフェでランチ。40,000キープ(約500円)と高めでしたがすごいボリューム!

ルアンパバーンには、綺麗な街並みの中におしゃれカフェがたくさんあります。
その数、5日間では巡れないほど・・・!!(ビックリ)
どこも混んでいないので、日程に余裕がある方は、お気に入りの場所を見つけてまったり過ごすのも良いかもしれませんね♪

上のハンバーガーのお店には、スパゲティやグリーンカレーなど、様々な種類の料理が。世界各国から観光客の集まるルアンパバーンでは、世界各国の料理を楽しむことができるんです♪

ローカル市場をブラブラ

ルアンパバーンの街中から徒歩30分くらい真っ直ぐ南の方に歩いていくと、「Phosy Market」という地元の人たちが集まるマーケットがあります。
観光客が多い綺麗な街中とは全く違う、砂埃の舞う「これがラオスかー」という雰囲気(ルアンパバーンの観光客多いエリアは綺麗すぎる。。。)。

青果売り場。みたことない果物や野菜がたくさん!

お肉売り場。ちょっとショッキングなものもありました。何に使うんだろう?と興味深かったです。

お魚売り場。みたことのないメコンの魚がいっぱい。

なかなか面白いスポットでした。

おわりに

ルアンパバーンでは、ゆったりするだけでも良いけれど、ラオスの自然を楽しんだり、地元の人の暮らしを覗いてみたり、できることはたくさん。
ルアンパバーンへ行く際参考にしていただけたら嬉しいです♪


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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