
2018年の夏、家族5人でインド旅行へ行ってきました。
今回の旅行ではずっと車移動でしたが、ドライブの最中も不思議なもの・ことがたくさん。
例えば、このド派手な寺院なんて最初見たとき、その色彩や塔の高さにとっても驚きました(曇っているせいで、さらに禍々しく見えます。妹は「プリキュアの悪役がいそう」と言っていました)。
私たち家族は、ハンピ観光を終え、ホテルに戻る最中にこの寺院を発見しました。最初塔だけちらっと見えて、「何だろう?」と不思議に思い、運転手さんに尋ねると、「サイババ寺院」とのことで・・・。
興味を持った私たちを、お寺の境内に案内してくれました。
CONTENTS
サイババって誰?
サイババとはヒンドゥー教の神様の一人。運転手さんが信じている神様も、サイババだそうです。
サイババ、というと、もし知っている人がいれば(日本では昔ブームになったそうです)

このアフロの人を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?
私の父はこの人を思い浮かべていました。
このサイババは2011年まで、実際に活動を続けていました。
だからか、道路の脇にサイババの顔が載った看板を目にすることも、時々ありました。
しかし、ここで祀られているのはこの人。

実は、アフロのサイババは、2代目のサイババであるらしく、
初代サイババを「シルディ・サイババ」アフロ(2代目)サイババを「サティヤ・サイババ」と呼ぶようです。

このように、大きな初代サイババ像が寺院の横に建てられていました。
この像に向かって熱心にお祈りをしている信者の姿も。
ちょうどこの時、寺院ではお祈りが行われていて、小さな神輿を持った男女が歩いていました。
それにしてもなんでこんな凄いお寺を建てたんだろうか・・・。謎です。
ちなみに、お寺の場所はこちら
もし近くに行くことがあったら、ぜひ行ってみてください。その色彩やデザインにびっくりするはずです!
サイババ信仰について
私がずっと気になっていたこと。
インドではたくさんの神様・宗教があるけど、どうやって自分自身の宗教・信じる神様を決めるんだろう??
インドの人は、例えば「シヴァ」「クリシュナ」と言った自分の推している神様がいて、皆それぞれがそれぞれの神様グッズを集めている、という話を聞いたことがあって・・・。
そこで運転手さんに尋ねてみると、ちょっと考えてから、「親がサイババを信仰しているから、自分もサイババを信仰している」と答えてくれました。
信じている宗教がなぜその宗教なのか、なぜその神様なのか・・・その考え方って私たちと同じなのかもなーと思いました。

ちなみにサイババのことを聞くと、運転手さんはとても嬉しそう。
私の宗教についても興味深そうに耳を傾けてくれます。
宗教、ってインドの人たちにとって身近なものなので、話もしやすいのかな?と思ったりしました。
インドには本当に色々な神様がいます。
それぞれの神様のストーリーをそれぞれ知っておくと、さらにインド旅行が面白くなるんじゃないかなと思います( ・∇・)私も、次行くときはもっと勉強していこっと。
インドで見られる様々な神様-
ハンピを観光中、様々な神様の彫刻を見ることができたので、ご紹介しようと思います。
その神様の多さを知っていただけるんじゃないかと思います。

ガネーシャ像は日本でもよく知られた学問の神様。
シヴァとパールヴァティの息子です。ゾウの頭に人間の体という、なんだか奇妙な神様です。

「ラーマーヤナ」という叙事詩に登場する戦士です。インドでは根強い人気を誇っているそう。
尻尾が生えているフォルムからか、判別がしやすく、ハンピで何度も目にしました。

インドの色々な寺院で、シヴァとそれを象徴的に表した「リンガ」を目にします。
他、神話をモチーフにした色々な彫刻が。


ガイドさんの話を聞いても、神話自体を知らないので全く理解できず。。
次行くときはインドの神話を少し勉強してから行こう、と心に決めました。
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