2018年の夏、家族5人でインド旅行へ行ってきました。全員の安全・体調を考慮して、移動はいつも車、食事は高級レストラン(といっても日本より安い)。
そんな旅でも、不思議なこと、疑問に思うこと、色々発見することができました。
今回はそれらをご紹介して、インドの魅力、変なところ、知っていただければな〜と思います。
警備員さん
まず変だなと思ったのは警備員さん。マイソールで訪れたマイソール宮殿では、入場するときに身体検査(ゲートを通る)はあるけれど、あってないようなもの・・・。夕方訪れたところ、寝ていたりゲームをしたりしているし、全く形骸化していました(笑)
また、ハンピの寺院では、「撮影したかったら追加料金を払え」と言われました。
「撮影しないよ!」と言ったら大丈夫でしたが、入って警備員さんの目が届かなくなると全員が撮影し始め・・・ガイドさんにも「ここは写真を撮ってもいい」と言われて私もカメラを出してパシャパシャ撮影。
でも、出口でカメラを持ったまま通ろうとすると、警備員さんに大声で、「お金を払え!」と言われビックリ。
みんな撮影しているのに・・・しかもそんな怒らなくても・・・。
チキンなのでビビってしまいます。と言うか普通に怖いんだもん。インド人のおじさん。
なんだかよくわからない。不正をした人を咎めるのではなくて、上手くやってない人からお金を巻き取っているような感じがして嫌な気持ちになりました。
物売り
車の中から不思議に思ったこと
今回のインド旅行では、チャーターした車で、バンガロール〜マイソール〜ハンピ〜バンガロール と毎日移動していました。
車で料金所を通ると、大抵ちょっとした渋滞ができています。
そこで、色々な物を売り歩いている人たちがいます。
花や、きゅうり、フルーツ、パクチーのような草。
花は、お供え物に使うのかな?と一応納得。
キュウリは、水分補給に使う、とドライバーさんに説明されて納得。
フルーツも小腹が空いたら食べるよね、と納得。
え、草??
その場でもしゃもしゃ食べるわけじゃないだろうし、なんだろう、家に帰ったら使う用・・・?
不思議に思ったのでした。
寺院にて不思議に思ったこと
ジャイナ教の聖地の靴を預ける場所に、靴下を売っている人がいました(写真右の男性)。観光客である私たちに熱心に靴下を勧めてきます。
私たちの頭の上には「??」
だって、靴下ってお土産でもないし、食べ物でもないし。
でも、観光が終わり靴を履こうとしたときに、納得しました。
裸足になっているから、足が砂や泥で汚れている。
そんな足のための靴下だったんだ!・・・多分。一定の需要はありそうですよね。
ただ、かなり厚手のしっかりした靴下だったのでこれを履いたら暑いかもしれないなあと思いました。
私はサンダルで来ていたので靴下は必要ありませんでした。
おかまの物乞い
インドでは、「ヒジュラー」と呼ばれている人々が一定数存在します。
ヒジュラーとは、インド、パキスタン、バングラディシュなどで見られる、男でも女でもない第三の性のこと。
ヒンディー語、ウルドゥー語で「半陰陽」、「両性具有者」を意味する。
古くはヴェーダにも登場し、ヒンドゥー教の歴史にも、イスラームの宮廷にも認められる。その総数はインドだけで5万人とも500万人とも言われるが、実数は不明である。
アウトカースト的な存在であり、聖者としてヒンドゥー教の寺院で宗教的な儀礼に携わったり、一般人の家庭での新生児の誕生の祝福のために招かれたりする一方、カルカッタやニューデリーなどの大都会では、男娼として売春を生活の糧にし、不浄のものと軽蔑されている例もある。
(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/ヒジュラー)
なんでおかまかって言うと、サリーを着た男性にお金をせびられたから。
マイソール宮殿で観光をしていると、サリーを着て、でも身長が大きくてなんだか骨ばっている人が、パンパン、と手を叩き、お金をくれ、って言うジェスチャーをしている。
その人はそうやって、色々な人のところを回っていました。
本当のヒジュラーなのか、お金をもらいやすいから、と言う理由でそのふりをしているのかは分かりませんが、始めて実際に見て、疑問に思ったのでここに書いておきます。
聖なる色
ジャイナ教の聖地、シュラヴァナベラゴナへ行った際、参道には旗が掲げられていました。
赤、黄、白、緑、青の5色。これって仏教と同じじゃない?
五色は、仏教において如来の精神や智慧を5つの色で表す。青・黄・赤・白・黒が基本となる五色だが、青の代用に緑、黒の代用に樺色や紫を使うことがある。(引用:https://ja.wikipedia.org/wiki/五色_(仏教) )
やっぱり!仏教も、ジャイナ教もインド発祥の宗教だし、バラモン教だとか元々の土壌が同じだから・・・?気になるなあ。詳しい方、教えていただけたら嬉しいです。
1週間弱の家族旅行でも、こんなにたくさんのハテナを見つけることが出来ました。
これが1ヶ月だったら、1年だったら、、もっと色々なことが見つけられるんだろうなー。
やっぱりインド、奥深いな・・・。
これからも不思議なものを見つけたときや、調べたりして疑問が解消された時、適宜記事にまとめようかと思っています。
ブログランキングに参加しています。
ポチッとしていただけると嬉しいです( ・∇・)