2018年8月24日、1年半勤めた会社を退職しました。
退職間近になって気づくのが、「’会社に雇われていない’って大変・・・」そう、これまで会社がやってくれていた年金や健康保険、税金等の手続き・支払いを自分でやらなければならないのです!
しかも、退職理由は転職ではないので、収入が激減し、結構負担に・・・
世界一周中は、「海外転出」手続きによって住民税や国民年金の支払いの免除を受けることに決めているのですが、12月17日に出国するまでの間、約4ヶ月は日本にいるので、国民健康保険や国民年金等の手続きが必要になります。
今回、区役所で国民健康保険の加入手続きを行ってきたので内容をご紹介します。
国民健康保険って?
子供時代や社会人になってから、風邪をひいたりして病院へ行った際に、保険証を見せて、安く医療サービスを受けることができていたと思います。
親の扶養に入っていたり、会社で強制的に厚生年金に入っているので意識しませんが、実は知らないうちに毎月いくらかを支払って、保険に入っていたのです。
会社を辞めると、それがなくなります。
そのため、退職後何も手続きをしないと、何か病気になったり、事故に遭ったりした際に健康保険の適用を受けられず、高額な医療費を払わなければならない、という事態になってしまう可能性があります。
そのような事態を避けるため、退職後は保険に入る手続きを迅速に行いましょう。
※国民健康保険に加入するか、継続して会社の健康保険に入るか、あるいは扶養に入るか、を選ぶことができます。メリットの大きい方を選びましょう。
私は、収入等の関係で親の扶養に入ることが難しそうだったので、国民健康保険に加入することに決めました。
今回、国民健康保険に加入するために台東区役所で手続きを行ってきました。
また、届出について、区のホームページに「加入事由が発生してから14日以内」、と書かれていますが過ぎていても大丈夫でした。ですが、何も理由がない場合は早めに届出を行いましょう。
手続きに必要なもの
台東区役所2階にある国民健康保険窓口にて、退職したので、国民健康保険に入りたい、と言えば手続きを進めてくれます。手続きに必要なものは下記2点。
- マイナンバーが確認できる書類
※マイナンバーカードがない場合、運転免許証など、別で身元確認のできる書類が必要です。 - 健康保険資格喪失連絡票(健康保険の資格を喪失したことを証明することのできる書類)
あとは窓口の方が記入すべき書類などを用意してくれますので、それを記入すればOKです。
疑問点があれば適宜質問しましょう。窓口の方は専門家なので納得するように答えてくれるはず。私は、失業に伴う健康保険料免除について・海外転出について、を質問しました。
失業に伴い免除は受けられるの?
台東区の場合、自己都合の退職による保険料免除は受けられない模様。
会社都合の場合(倒産とか、解雇とか)は免除を受けられるようなので、それに該当する方は窓口で担当の方に聞いてみてください。
前年の所得から計算されるので、無職の私にとっては結構痛い出費です。
国民健康保険料の払い方・海外転出について
窓口の方が詳しく教えてくれましたが、国民健康保険ってとっても複雑。
※私の場合、2018年1月1日時点では武蔵野市に住んでいたため、それも支払いや保険料の計算を複雑にさせている要因でした。会社から所得に関する通知が、1月1日時点で住んでいた武蔵野市にあるため、前年の所得を知るには照会をかけなければならないとのこと。それに1ヶ月程度時間がかかるので、前年の所得を反映させて健康保険料が算出されるのにも時間がかかります。
支払い方法は下記のようになるそうです。
- 10月に一旦、加入月である8月〜翌6月までの納付書が届きます。
私は、昨年の所得についての情報が武蔵野市にあるため、9月末に一旦台東区役所が武蔵野市役所に確認をとる必要があります。これに1ヶ月ほどかかるため、10月に届く納付書は、昨年の所得が加味されていない「基本料金」とのこと。
※私の場合、12月に海外転出するので、国民健康保険料の支払いは8月〜11月分になります。
払いすぎを防ぐために、10月に届く納付書のうち、全部払ってしまうのではなく、
1枚目の納付書をまず払ってください、とのことでした。 - 早くて11月に前年の所得によって算出された健康保険料が上乗せされた通知が届きます。
海外転出するまで、8月〜11月の3ヶ月間のみの支払いになるので、思っていたよりは少なくて済みそう。よかった。
また納付書が届いたり、海外転出届けを出したりするときにはレポートを書こうと思います。
海外転出について
参考
DODA 退職後の手続きマニュアル 健康保険
https://doda.jp/guide/naiteitaisyoku/kenkouhoken/#kokuho