ジョージア トビリシを通過して、次の目的地はトルコ東部 ドゥバヤジット。トルコ最高峰、アララト山を臨む小さな街だ。
トビリシのバスターミナルへ行ってみると、事前に調べていた通り、直通のバスはなかった。ドゥバヤジットの近くの街、カルスへのバスさえなかった。ということで、サルプの国境からトルコ入りし、乗り継ぎしながらドゥバヤジットへたどり着いた時の話。
ここでは、トビリシから乗り換え地、トルコのトラブゾンまで行った時の記録をまとめる。
トビリシのバスターミナル
トビリシのバスターミナル。
アルメニア エレバン行きのバスは、トビリシの中心部からも歩いて行くことのできる場所にあるのだが(詳しくはコチラの記事)、それ以外の各方面に行くバスは少し遠くのバスターミナルから出ている。
中心部からはタクシーで10分くらい。
料金は忘れてしまったがそんなに高くなかった。
おススメ:バスターミナルのハチャプリがうまい

ジョージアの名物、ハチャプリ。
ハチャプリには色々な種類があり、売ってるパンを指差せばこれもハチャプリ、あれもハチャプリ!?という感じだった。
最もポピュラーな

アジャルリ・ハチャプリはチーズが塩っ辛くてヘビーであまり好きじゃなかったが、バスターミナルで食べたハチャプリは美味しかった。
バス旅のお供に、ぜひ試してみてほしい。
場所:Metro社のバスターミナルへの階段を降りてすぐ左側の売店
値段:かなり安い(忘れてしまった;)
ドゥバヤジットまでのルート
今回は、まずジョージアの首都トビリシから、トルコの黒海沿岸にある街、トラブゾンまでメトロ社のバスで向かい、トラブゾンで別のバスに乗り換えドゥバヤジットへ向かった。
そもそも、ドゥバヤジットかその近くの街カルスへ行きたかったのだが、今日はバスないよ、とのことだった。中規模の街のバスターミナルからだったら乗り継いでいけるだろ!と思いトラブゾンへ行くことにした。
全体のルートはこんな感じ(↓)。
1日がかりの長旅だった。でも計画してた通りたどり着けてよかった・・・。
もっと楽なルートをご存知の方がいたら教えてほしい。
Metro社の国際バスでトルコ トラブゾンへ
メトロ社とは
トルコのメジャーなバス会社といえばメトロ社(Webサイトはコチラ)。
トルコ国内はもちろん、トルコとその近隣の国を結ぶ国際バスも運行している。
チケットはオンラインでも買える(その場でもOK)。少なくとも路線を調べられるのでとっても楽チン。
今回は、まずジョージアの首都トビリシから、トルコの黒海沿岸にある街、トラブゾンまでメトロ社のバスを利用。
この後も、イスタンブールからエディルネ、エディルネからブルガリアの首都ソフィアに向かう時にこの会社のバスを利用した。
バス内にはトイレがなく、2×2のシートで、ちょっと窮屈。
トビリシ〜トラブゾンの便では、トルコ国内に入って少しするとWi-Fiが使えるようになった。


バスのチケットを購入

バスのチケットは50ラリ(約1800円)。10:00発。
ちなみにこのバスの最終目的地はイズミル。イスタンブールより先だ。どんだけ時間かかるの・・・最初から最後まで乗っている人がいるから驚きだ。
バス停には従業員が多くおり、行き先の相談に乗ってくれて助かった。
(カルスまで行きたい、というと、トラブゾンまでならあるよ、そこから乗り換えてカルスに行けるよ、と提案してくれた!)
バスの発車時間まで、ハチャプリを食べたりガイドブックを読んだりして過ごした。
サルプの国境へ
休憩を何回か挟み、バスは黒海沿いのサルプの国境へ。
ここ、かなり大規模な国境で、内部はまるで空港のようだった。タバコなどの免税品を買い込んで行く人が多くみられた。
ジョージアからトルコへ抜けて、
「発展している国へやって来た!」という印象を受けた。
トルコって欧米諸国からすれば後進国に見えるかもしれないが(日本からしてみてもそう見えるかもしれない)、近隣諸国からすればとても発展している大国なのだ。
スムーズに国境を越え、バスに乗り込む。
この時、すでに夕方。
トラブゾンに到着
20時とか21時くらい。
スヤスヤと眠っていると、「トラブゾンに着いたわよ!」と乗務員さんが起こしてくれた。
降ろされたのは大きな道の一角。
乗務員さんが「あっちがオトガル(トルコ語でバスターミナル)だから」と教えてくれた。
そのまま、道を渡りオトガルへ。
オトガルで、本日か翌日早朝のドゥバヤジット行きバスを探す。
ダメ元だったのだが、なんとバス発見!11時ごろ発の便。これも2000円くらいだったと思う。
バスターミナルの人は皆親切で、時間になると教えてくれた。
なんとか目的地まで行くことができる見通しがついた。
〜(2)トラブゾンからドゥバヤジットに続く〜
