こんにちは、AZUSAです。ラオスとの国境沿いの小さな街、ノーンカイから首都バンコクまで、約11時間の寝台列車の旅をしてきました。エアコン付きの新車両で、とても快適な旅を送ることができました。
今回の記事では、現地でのチケット購入方法・乗り方・乗り心地など実体験をもとにまとめていこうと思います。
チケットの買い方
私は乗車の2日前に、ノーンカイ駅窓口にて切符を購入しました。
※当日買おうとすると既に満席だった、という方もいたそうなので早めに購入しておくのが良さそうです。
ノーンカイ駅は、市内中心部から少し離れたところにあります。
駅を入って左手に窓口があるので、そこで購入します。
私が購入したのは「SPECIAL EXPRESS」。19時10分ノーンカイ 発、翌6時にバンコクに到着する列車です。
値段はベッドの上下で異なっており、下の方が100バーツほど高いです。
折角なので下の段にしてみました。お値段998バーツ(約3400円)。ちょいと高いですが、その分乗り心地に期待です!
また、女性の方は無料で女性専用車に席を取ってもらうことができます。
窓口の人に「レディースカー」って言えばOK。静か・安心で乗り心地最高でした!
※切符購入の際はパスポートの提示を求められます。
※クレジットカード使用可能です。
乗車当日 -駅近食堂で日本人に出会う-
ノーンカイでの2日間の観光を終え、バンコクへ行くべくノーンカイ駅へやってきました。
列車内には食堂もあるのですが、あまり心惹かれず、道を挟んで向かいにある食堂で夕食を食べることにしました。
お店へ行くと、「日本の方ですか?」とお店のご主人に声をかけられました。
日本語上手だなあ・・・と思っていると、なんと日本人!
タイ語と日本語を交えてお客さんとおもしろおかしくコミュニケーションをとっておられました。
ノーンカイという地名や、このイサーン地方など、訪れるまで全く知らなかった。
けれど、そんな全く知らなかった場所で暮らしている日本の方もいるんだな〜〜。タイと日本の近さを感じた出来事でした。
オススメは?と尋ねると、全部美味しいですよ〜とのこと。
ご飯ものより軽くいただけるパッタイを注文しました。お値段は一律40バーツです♪
いざ乗車! -最新車両に感激-
腹ごしらえの後、列車に乗り込みます。
私は3号車の4番。とても分かりやすく、迷わず席までたどり着けました。
私は大きなスーツケースを持っていたのですが、座席の下に余裕で入ったのがかなり嬉しかったです。
また、ブランケットが配られるのでエアコンが効いていても大丈夫(寒さに極端に弱い方は、何か羽織るものを持って行った方がいいかも)。
さらにペットボトルの水が一本もらえるのがありがたかったです。
折角なので、食堂車に行ってみました(WiFiが使えるとの情報もありましたが、タイミングが悪かったのかWiFi自体飛んでいませんでした)。
食堂車では、夕飯メニューだけでなく朝食メニュー、コーヒーやデザートなどのカフェメニューも。ただしご飯ものは貧相な割に値段が高かったです。
食堂車から自分の席へ戻ると、ベッドが組み立てられていました。
女性専用車両は、他の車両に比べてなんだかマッタリ静かでとても乗り心地が良い・・・。
また、トイレの他に洗面台もあるので歯磨きもゆっくりできるのが嬉しかったです。5時ごろに起こされるという情報もあったので、早めに歯磨きして寝ました。
翌朝。
バンコク市内に入ると、たくさんの駅に停車しその度に人が降りていきます。
私は最終のフアランポーン駅まで乗っていました。
5時半ごろから、乗務員さんが順に座席を周り、座席を組み立て直していました。
6時ごろ、フアランポーン駅に無事到着。定刻通り。
フアランポーン駅にはカフェや食堂がいくつかありますが、カフェ1つと屋台以外にはまだ開いていませんでした。
とっても乗り心地が良い寝台列車の旅。タイに来たら、試してみるのもいいかもしれませんね。