フランス料理、中華料理と並び世界三大料理に数えられるトルコ料理。
トルコ料理はとても種類豊富で、肉以外にもナッツ類を使ったお菓子や、チーズを使ったもの、米を使ったものなど様々。
また、トルコ国内でも地域によって異なる料理があり、食べても食べても新しい発見が尽きません。
今回は、日本からも直行便で気軽に行くことのできるイスタンブールで味わえる必食!トルコ料理を紹介します。
※私は肉を食べないため、ここで紹介するのは肉なしの料理ばかりになります。
世界三大料理の一つ、トルコ料理
フランス料理、中華料理と並び世界三大料理に数えられるトルコ料理。
日本でもよく知られているケバブ以外にも、ナッツ類を使ったお菓子や、チーズを使ったもの、米を使ったものなど様々。
また、トルコ国内でも地域によって異なる料理があり、食を巡る旅も面白い。
なぜこんなにも種類が豊富になったのか?と不思議に思って調べたところ・・・
トルコ民族はもともと中央アジアからアナトリアに移動してきて、14世紀から20世紀にかけてはオスマン帝国が地中海地域を支配していた。
そのため、それらの国々の料理が混ざり合いトルコ料理ができた
そうです。
確かにトルコや周辺諸国を旅していても、特にバルカン半島を旅しているときは「あれ?この料理ってトルコ料理じゃ・・・?」ってものを多く見かけた。なるほどなー。
こういう理由でトルコ料理はとても種類が豊富。
次項では、イスタンブールで食べるべきトルコ料理をご紹介します。
イスタンブールで食べるべきトルコ料理5選
チャイ
料理を紹介する前に、チャイを紹介しようと思います。
トルコでも紅茶のことはチャイといい、こちらはミルクなど入れずに出てきます。
トルコの人々はチャイが大好き。1日10杯以上飲む人もいるそう。
チャイはこのようにかわいらしい形のガラスのコップで出てきます。
セルフ式のところはチャイと一緒に熱湯も準備しており、好みの濃さにアレンジすることが可能だ。
トルコ料理にはチャイが欠かせない。
チャイを飲みながら、フレンドリーなトルコ人たちとおしゃべりしてみてはいかがだろうか。
ちなみに、チャイのグラスは定番のお土産。いたるところで購入することができるので、トルコ土産に買って帰ってみてはいかがでしょうか。
それでは、イスタンブールで食べるべき料理をご紹介します。
バクラヴァ【スイーツ】

食べて欲しいトルコ料理、と聞かれたら最初に答えてしまうのはスイーツ類。トルコのスイーツは本当に種類豊富で奥深いです。
たくさんの種類がある中で、代表的なものといえば、バクラヴァ。
何層にも薄い生地とバター、ナッツ等を重ね、それらにシロップをかけて作る。
結構甘くヘヴィー。ハイカロリーであること間違いなしの美味しいお菓子。
イスタンブールには、美味しいバクラヴァを食べられるお店がたくさんあります。
その中でも人気なのが「Hafiz Mustafa 1864」。
イスタンブール市内にいくつも店舗を構えており、常に混んでいる印象です。
このお店の箱を抱えて歩いている人も多く、お土産としても人気のよう。
イスタンブールを訪れたらぜひ訪れてみてみてくださいね。
シミット【パン】
トルコで食べられるオススメのパンといえばシミット(Simit)。
外側は固く、中はモチモチしたリング状のパンで、ゴマがかけてあります。素朴な味わいがとても美味しく、イスタンブール滞在中によく食べました。
イスタンブールでは、タクシム広場をはじめ、路上に出ている屋台で美味しいシミットを購入することができます。
また、Simit Sarayiというシミットを提供しているカフェもある。
チェーン展開しており、イスタンブールだけでなくトルコ国内外にも進出している(筆者はセルビアでも店舗を見かけた)。
屋台のシミットは当たり外れがあるが、ここのシミットはどこでも美味しい。
見かけたらぜひトライしてみてくださいね。
クンピル【軽食】
拳よりも大きなサイズのポテトを蒸し、中身を混ぜ、具を乗せた大胆な料理、クンピル。
トッピングは店によっても違うが、大抵自分で見て選べる。
私はベジタリアンのため、肉系はトッピングしなかったが他にもカットされたソーセージもある。トッピングの量にかかわらず値段は一律。
スプーンで芋とトッピングをすくって食べる。芋はトッピングを乗せる前にバターと一緒にかき混ぜられているため、かなりするっと食べられてしまう。
でも、だんだんとお腹がパンパンに・・・
かなりお腹いっぱいになるため、何人かでシェアするのがオススメ。
私がクンピルを食べたのは、イスタンブールで有名なファストフードチェーン、Bambi Cafe。
タクシム広場の近くにあるBambi Cafeではフルサイズが19.5トルコリラでした(約380円)。
クンピルを作るには芋を蒸す機械が必要で、お店によってはないところも。
下の地図で示したBambi Cafeでは必ず手に入る(時間帯によっては待つこともあるが)。ぜひ訪れてみて欲しい。
朝食セット
トルコといえば豪華な朝食が有名。
トルコ語で朝食は「Kahvalti」。トルコ風の朝食を提供しているお店では、大抵、「Kahvalti」と看板が出ている。
この朝食には、様々な種類のチーズやオリーブ、卵、フルーツ、野菜、パンなどがつく。ここで紹介する店で提供される朝食セットは、私のいちばんのお気に入り。美味しいのはもちろん、量がちょうどいいのだ。
私の食べた朝食セットは28.75トルコリラ(約540円)。
2人用のセットは86.5トルコリラ(約1700円)。
この店はチェーン店で、トルコ全土、そして国外にも店舗を構えている。
ドンドルマ(トルコ風アイス)発祥の店としても知られており、スイーツも食べられる。
ぜひトライしてみて欲しい。
豆のチョルバ(貧しい家庭のスープ)
トルコ料理に欠かせないのがチョルバと呼ばれるスープ。
様々な種類があるが、その中でも最もシンプルな「貧しい家庭のスープ」と呼ばれるチョルバを試してみて欲しい。
材料は穀粉、ヨーグルト、豆、唐辛子。
※場所によって材料が違う。ヨーグルトが入っていないものも多く見かけた。
シンプルだが飽きが来ず、トルコ旅行の後半には毎日のように食べていた。
このスープと、トルコの美味しいパンを一緒に食べるのが毎日の幸せだった。
大抵のロカンタ(自分で指をさして料理を選べるタイプのレストラン)には置いてあり、リーズナブル。100円くらいで食べられるところもある。
肉が食べたい、という方は肉のお惣菜も一緒に頼んで、ぜひこのスープを試してみて欲しい。
↓オススメのロカンタ。
おまけ イスタンブールで食べなくてもいいと思ったもの~サバサンド~
ガイドブックによれば、イスタンブールの名物らしいサバサンド。
イスタンブールへ行く前から、「食べるぞ!」と決めていた。
旧市街側のエミノニュの船着場にある屋台で買って、熱いうちにその場で食べた。
・・・サバになんの味付けもされていなくて味薄くてあんまり美味しくない・・・
そもそもサバ プラス キャベツ プラス パンというのが合わない・・・
結構高いし美味しくないし、食べなくてもいいかな、と思う。
※この頃はベジタリアン始めたばかりでスタイルが定まってなくて、時々魚は食べてました。今は魚も食べません。
おわりに
ここで紹介したのはトルコ料理の一端に過ぎない。
実はもっと紹介したいものはたくさんあるのだが、キリがないため、ここでは厳選して5つ、紹介した。
興味のあることは、ぜひ実際にトルコを訪れて、
いろんな料理を楽しんでみてくださいね♪
参考
- トルコ料理 Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/トルコ料理
- チョルバ Wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/チョルバ
- トルコの国旗 https://www.civillink.net/sozai/kakudai/sozai2697.html
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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