2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【ベラルーシ】コマロフスキー・リノク(=コマロフスキー市場)〜ミンスクの市民生活を垣間見る〜

コマロフスキー・リノク

2019年9月に訪れた旧ソ連の国、ベラルーシ。
計1週間ほど滞在した首都ミンスクでは、市民生活の色々な面を見ることができて、
これまで不思議な国だと思っていたベラルーシが、私たちと何も変わらない普通の人々が住む普通の国である、と言うことに気がつきました。

今回は、ミンスクの街中にあるミンスク市民の台所(?)、コマロフスキー市場についてまとめます。

コマロフスキー・リノクとは

カマロフスキー・リノク

コマロフスキー・リノクは、首都ミンスクにある大きな市場。
メインのドーム型の建物の他に、屋外の青果市場や衣料品店が集まった建物、小さな土産物屋、食べ物屋なども併設されており、ここら一帯が大きなショッピング街のよう。
全部見て回ろうと思うと結構時間がかかります。

営業時間は、月曜を除き毎日9:00〜19:00。
ただし、夕方に行くともう営業を終わっていたり、品物を切らしているお店もあるので朝早く行くのをお勧めします。

コマロフスキー・リノクの内部を解説!

メインの建物

メインのドーム型の建物の中には、肉や魚、乳製品、香辛料、ドライフルーツ、パン、お菓子などが売られています。入り口から内部を見るとこんな感じ。

カマロフスキーリノク

この写真を撮ったのは夕方。結構品切れのお店が目立ち、お客さんも少なめ。
中には売り切ろうとしているのか、試食をさせてくれるお店もありました(買わせる戦略!?)。
多くの人が、外国人観光客である私には顔で接してくれました。

青果市場

メインの建物の正面から見て右側に、青果市場があります。
入り口はこんな感じ。

コマロフスキー・リノク

中に入ると、予想以上に大きくて驚きます。
野菜や果物、ドライフルーツが多く売られていました。私はここでリンゴやきゅうりなど、毎日の朝夕晩メニューを購入しました。

コマロフスキー・リノク

また、この市場の周りにはぐるっと取り囲むように小さな商店が並んでおり、地元のチョコレート屋さんや花の種を売るお店、タバコを売るお店、衣服を売るお店などがひしめき合っていました。

ミンスクと言っても、市場だけは中央アジアな雰囲気がしてとても好きです。

コマロフスキー・リノクで手に入る!オススメベラルーシ土産

実はコマロフスキー・リノクはお土産を買うのにもオススメ。
私はドライフルーツ、伝統的なお菓子の他に、このような布もいくつか買っていきました。

コマロフスキー・リノク/ベラルーシ土産

これはロシアやベラルーシ、ウクライナなどで昔から女性が利用してきたスカーフ。

ベラルーシでWorkaway

Workawayをした際に、お母さんや子供も身に付けていました。
この布にも様々な種類があるらしく、よく見るとベラルーシのもの、ロシアのもので柄が少し違うみたい。コマロフスキー・リノクで売られているのはロシアのもののようでしたが、とても素敵だったので何枚か買ってしまいました。もちろん、値段は安くないです。
場所は、青果市場の横の「Zerkalo Mall」というショッピングモールの中。

営業時間は火曜日から日曜日の10:30から19:00。
商品や値段は公式サイトでチェックできるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

市場と合わせて訪れて欲しい食堂〜Lido〜

地元の人にオススメされた食堂がコマロフスキー・リノクの近くにあったので、行ってみました。

Lido

この見た目がとても可愛らしい建物がその食堂。
食べたいものを自分で選んでトレーに取り、最後に会計をするという半分バイキング形式。料理の名前が分からなくても、簡単にベラルーシ料理にトライすることができます。

Lido

私が選んだのはベラルーシで愛されている食べ物、ポテトパンケーキ。
これとスメタナ(ロシア版サワークリーム)がとても合うんです。ヘビーなので毎日は食べられないけれど・・・これもミンスクの知人のオススメ。

Lidoはミンスクの他の場所にもいくつか店舗を構えているので、ぜひ訪れてみてください。値段もお手頃、一人でも入りやすいので節約バックパッカーの方にもオススメです。

この店舗の営業時間は月から金は8:00〜23:00、土日は11:00〜23:00。

おわりに

ベラルーシやミンスクと言って思い浮かぶのは、旧ソ連の冷たいイメージ。
鎖国状態で、なんだかよく分からない、怖い国。
そんなふうに思っている日本人の方は多いのではないでしょうか。

でも実は、素敵な市場、美味しい料理、素敵な文化・・・と、魅力あふれる国なんです(ソビエト時代に文化はかなりの部分破壊されてしまいましたが、多くの人々は文化の再興/構築に頑張っています)。

そんなベラルーシの魅力をもっと知って、もっと訪れる人が増えて欲しい。
そんな願いを込めて、これからもベラルーシに関する記事を書いていこうと思います。

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