2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【ミャンマー】ヤンゴンの第一印象 想像以上に都会な街でした

思っていた以上に大きな都市

飛行機がヤンゴンに近づき、降下を始めると、広大な平原のところどころに黄金のパゴダがそびえ、夕日を反射してキラキラ輝いているのが見えて・・・その景色がとても美しく、またこれまで見たことのない光景だったので「ミャンマーに来たんだな・・・」としみじみ思いました。

飛行機を降り、入国審査もスムーズに終わり、到着ロビーをウロウロしているとびっくり!
カリフォルニア発のカフェチェーン「the coffee bean & tea leaf」や、タピオカミルクティー専門店「Gong cha」などがあったのです。
これまで、ミャンマーってオシャレなカフェやティースタンドがあるイメージがなかったのでかなり驚きました。

空港からバスが出ているという情報を得ていた私は、到着ロビーを出てバスを探します。
でもいくらウロウロしてもバスは見つからず。

警備員の人に聞くと、あっち、と空港を背にして左奥を指さします。
行ってみると、ツアーの大型バスが並んでいる後ろにYBS(ヤンゴン路線バス)の空港と市内とを結ぶバスがありました。

そのバスは冷房も効いていて、座席も綺麗でとっても快適。
しかも500チャット(約35円)と衝撃の安さ。

市内へ向かう途中、たくさんの渋滞があったり、繁華街(多分、ヤンゴンの原宿と呼ばれるレイダン地区)を通ったり、バスに乗ってくる人はおしゃれでほっそりとしていて綺麗な女性や、スーツ姿の男性(ちょうど会社が終わる時間だったのでしょう)・・・これがミャンマーヤンゴン!?普通に都会だ!!

一人無表情に感動しておりました・・・

屋台飯は優しい・美味しい・安い

ヤンゴンに着いた日、ちょうど見かけた屋台で夕食を購入しました。
ちょうど空港から市内へのバスを降りてホステルまで歩いていた時に見つけたお店。

ご飯多すぎ!+お惣菜はこういう袋に詰めてくれます。

大盛りご飯と、お惣菜2種で1,500チャット(約100円)。

ビエンチャンで出会ったヤンゴンに住んでいたという女性に、「ミャンマーはご飯安い」とは聞いていたけれど本当に安かった!そしてうまかった〜〜〜今の所お腹も大丈夫です。
次の日、ヤンゴンのダウンタウンで買ったお弁当はご飯少なめ、お惣菜1種で2,000チャットだったので立地もあるのかな。

貧富の差はやっぱりある

初日が「ミャンマーすごい!発展してる!美味しい!安い!親切!」というイメージばかりでしたが、翌日は別の側面も見ることになります。

シュエダゴン・パゴダ

世界遺産、シュエダゴン・パコダへ行った時のこと。

脱いだ靴を置いて置くスペースがあるのですが(シュエダゴン・パゴダでは素足になる必要があります)、その近くにいかにも”脱いだ靴を置いておくスペース担当の職員ですよ”的な女性が座っていました。
その女性は赤ちゃんを抱いていました。
私が除菌シートを取り出して足を拭こうとしていると、「これで拭いて」と赤ちゃんのお尻を拭くシートを2枚くれました。
親切心からかと思って「ありがとう」と足を拭き、靴を履いてさあ行こう!と思って立ち上がった時に「マネー」と。
その女性は、他の観光客からもらったであろう1000チャット札を指差していました。
観光地になっている寺院ではいつも思うけど、なんで神聖な祈りの場であるのにこういう人がいるのを許しているのだろうか?とちょっと疑問である。

AZUSA
AZUSA
この時はお金を渡さず立ち去ってしまったけれど、渡すべきだったかもしれない。今の私だった渡していたな・・・そんなことをいつまで経っても考えてしまいます(2023年)

でも、その後も街中でゴミを漁っているおばあさんを見たり、赤ちゃんを抱えて物乞いをしている女性を見たり・・・。

やっぱり、貧しい国で、貧しさゆえに人を騙したり、悪いことをしたりする人もいるのかな、そういう人々はこの旅で訪れたラオスやタイよりも多い気がする。
訪れてすぐだし、ヤンゴンしか知らないので全然違う可能性もありますが、私はこの場所にそういう印象を受けました。

AZUSA
AZUSA
今であればもっと違う考え方ができると思う。当時の私、旅で初めてのことがありすぎて考え方が荒んでいた・・・?(2023年)

調べてみると、2018年11月のGDPを基にした「アジアの貧しい国ランキング」では、ミャンマーは10位。それゆえにやはり色々な場所でこういうことを目撃することになります(参考:The Poorest Countries in Asia)。

人種文化宗教ごちゃ混ぜ! -ダウンタウンを歩く-

私が滞在していたホステルは、ダウンタウンのチャイナタウンの中にありました。

その関係で、ヤンゴン滞在初日や2日目にはダウンタウンをウロウロすることが多かったのですが、驚いたのがその”ごちゃ混ぜ”具合。
中国語の看板、中華料理屋さん、「FUJI SUSHI」「OISHII SUSHI」といった日本料理屋さん、ちょっと歩くとインド人街で、インドのお菓子やパン類が並ぶお店が。
モスクのあるエリアには、頭を布で覆ったムスリムの女性や、白い帽子をかぶった男性。

偶然見かけた「Heiwa(na) Mini Mart」

ほんと歩いていて飽きない。ヤンゴンがこんなにごちゃ混ぜシティーだとは知りませんでした・・・。
なんでこんなにごちゃ混ぜかは、ホステルに日本人が置いていった「東南アジアの歴史」的な本があったのでそれを読んで勉強中です。
実際に訪れて、色々なものを見ると本当に色々なことに興味が湧いて、時間が足りない・・・。

これから約3週間、ミャンマーのいろんなところを旅して、もっとこの国のことを知りたいな、と思います。


 

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