昨年、2ヶ月間旅をしたインド。
図らずも、人との出会いにより首都デリーを訪れることができた私。インド人の知人の案内を受け、街中のローカルフードを色々と試すことができました。
この記事では、みなさんが見たこともないであろう摩訶不思議(?)なデリーのグルメをご紹介します。
デリーは奇妙なローカル飯の宝庫
南インド中心に旅をしていた私。
デリーには、本当にたまたま、知人を尋ねて訪れて、あんまり観光するつもりはありませんでした。ただその知人が私を連れ出してくれたおかげで、デリーの不思議なローカル飯にありつくことができました。
歴史のある大都市だからこそ、そこでしか食べることのできない不思議なローカル飯がたくさん存在しているデリー。
その一部をご紹介します。
チャパティもどき
最初にご紹介するのが、この屋台飯。
チャパティもどきのようなふわふわしたパンをカレーにつけて、食べます。
買い物中の、ローカル民が屋台の周りに集まって、素早く食事を済ませています。
生野菜が載っているのが甚だ不安だったけど、美味しくいただきました。
パン2枚で10ルピー(約14円)という破格の安さ。
あとで知ったのですが、デリーのこの地区はインド人にも「グルメストリート」として知られていて、とあるインド映画では、この地区出身の主人公がキッチンカーでインドを巡る・・・という物語が描かれていました。
デリーのローカルフード巡りには、もっと日数と気力が必要でした(笑)
油ギトギトのどでかいプーリー
次にご紹介するのがこちら。
揚げパン、「プーリー」のどでかいのと、オイリーなカレーのセット。このお店も、人で溢れかえっていました。
油ギトギトのどでかいプーリーに、さらに油がすごいカレーをつけて食べるので、油っこさがマシマシ。これを常食しているデリー人が信じられません・・・。
デリースペシャル
こちらは、「デリースペシャル」と呼ばれる食べ物。
中に豆などが入った揚げパンに、ヨーグルト、カラフルなソースがかかっています。
デザートなのか、なんなのか、よくわからない一品です。
こちらも油っこくヘビーで、かなりお腹に来ます。そもそもデカすぎ・・・
見た目は「インスタ映え」するかも!?
パーン(噛みたばこ)
南アジア地域でよく見るのが、「噛みタバコ」。
ミャンマーでは「クーン」、インドでは「パーン」と呼ばれています。
ミャンマーでは、この「クーン」を食べているおっさんが赤い唾を吐いていたり(クーンの成分)、もしくは歯が赤色に染まっているのをよく目にしました。
ミャンマー の「クーン」にはビンロウが入っていて、子供や慣れていない人が食べると刺激的すぎるみたい。インドでは中身を選ぶことができ、悪い成分の入っていない、子供も食べられるものがあります。お店の人に「スイート」と言えば理解してくれるので、ぜひお試しあれ。
最初食べたときは「うわっなにこれ!お香みたいな味がする!」と思ったけど、いつの間にか結構好きになってました。
インド人によれば、消化に良いらしいです。
おわりに
私がデリーを観光できたのはたったの2日間。
その間、胃袋が受け付ける量には限界があるし、あんまり多くのローカル飯を試すことはできませんでした。
ただ、一つ知ったことは・・・
デリーの料理は油っこい!ということ。
南インドを旅していた私からすると、結構これが衝撃的でした。
ただ、デリーでしか見かけることのできないローカル飯がたくさん存在していることを知り・・・そのリサーチのためにも、また訪れたい!と思ったのでした。
空気は悪いわ、人は多いわ、犯罪発生率はヤバイわ、多くの旅人が毛嫌いするデリーですが・・・結構興味深い面はたくさんあるのです。ぜひ安全に気をつけつつ、ローカル飯を楽しんでみてください。