2019年8月末、バルト海に浮かぶ島、サーレマー島を訪れました。
タリンから長距離バスに乗り、途中フェリーにも揺られながら、4時間。
自然の美しい、小さな観光地、クレサーレへ。
クレサーレの街並みや見どころ、偶然見ることができた夏の終わりの伝統行事などについては前回までの記事にまとめてあります。ぜひ、読んでみてください。
今回は、首都タリンからクレサーレへの高速バスでの行き方をご紹介します。
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LuxExpressでタリンからクレサーレへ
私が利用したバス会社は、今回も、「Lux Express」。
サンクトペテルブルグ→タリン、タリン→クレサーレ、クレサーレ→パルヌ、パルヌ→リガと、バルト三国を旅行した際には本当にお世話になりました。
このバス会社の概要やサービス、予約方法についてはこちらの記事にまとめてあります。
Lux Expressを使うと、クレサーレまでは12〜18ユーロで行くことができます。
早めに予約をしたり、週末を避けたり、日程に気を付ければ安めに移動することができますよ。
タリンのバスターミナル(Tallinna Bussijaam)
タリンのバスターミナルは、旧市街から徒歩30分ほどの場所にあります。
緩い坂道で、少し歩くのが大変だったのを覚えています。でも、路線バスは運転手から買うと2ユーロもするので使えなかった・・・。
エストニア語で、タリンバスターミナルは「Tallinna Bassijaam」と言います。
なんだか食べ物のジャムみたいで可愛いですよね。
「ll」とか「nna」とか同じ文字が続く見た目は、フィンランド語に似ているような気もしますね。
バスターミナルの中には、キオスクやちょっとしたレストランも。
レストランは、節約旅行者の私からすれば高いものばかりだったけれど、結構たくさんの人が利用していたので、タリンじゃ普通の値段なのでしょう。
クレサーレへ!〜海をフェリーで渡る〜
目的地、サーレマー島は、名前の通り、島。
行くには、海を渡る必要があります。
サーレマー島とエストニア本土の間は定期的にフェリーが運行しており、バスごとフェリーに乗り換えて海を渡りました。
別の国では、接続が悪くフェリーに乗るのに結構待つ、なんてこともありましたがさすがエストニア。きちんとオーガナイズされており全くストレスなしでフェリーに乗り込むことができました。
フェリーに乗り込んでからは、バスの乗客はバスから降り、フェリーの客室へ行くことができます。着く10分前に放送が流れるので、あとはそれにしたがってバスに戻るだけ。不安なら、他の乗客の動きを見ていれば大丈夫です。
フェリーの中にはキオスク、レストランがあります。もちろんきれいなトイレも。
座席も多く、シーズンの終わりの時期だったので好きな席に座ってゆっくりすることができました。
たったの30分ほどの船旅なのですが、この間、食事をとっている人たちもいました。
フェリーの中で食べるご飯なんて貴重だと思うので、もしよかったらトライしてみてください〜!
クレサーレのバスターミナル(Kuressaare Bussijaam)
クレサーレのバスターミナルは、クレサーレの街中から徒歩10分程度の場所にあります。
クレサーレでは公共交通機関が乏しいので、徒歩圏内だと助かりますね。
バスターミナルの中には、売店があります。
ここからバスに乗る際には、この売店で何か買い込んでいくといいかも。
おわりに〜クレサーレに着いて
私がタリンからクレサーレに移動してきた日はあいにくの雨。
人が全く街を歩いておらず、この場所に来るという選択が良いものだったのか、とても不安になってしまいました。
しかし、クレサーレは本当に素敵な街。穏やかな時間の流れる、自然豊かな場所でした。
何かアクティビティが欲しい!という人には物足りないかもしれませんが、長旅に疲れていたり、何もせず自然に囲まれて過ごしたい、という人にはぴったりの場所ですよ。