ラトビアのリガから十字架の丘へ行き、その近くの街シャウレイで1泊した私。
他の旅行者に勧められ、初めて「カウチサーフィン」と言うサービスを使い地元の人の家に泊まらせてもらい、リトアニアの歴史や暮らしについて教えてもらったり、逆に日本のことを話したりして貴重な経験をさせてもらいました。
今回は、小さな街シャウレイの見どころをご紹介。
カウチサーフィンについてはまた別の記事にまとめますね。
CONTENTS
シャウレイとは?
シャウレイとは、リトアニア北部に位置するリトアニア第4の都市(都市といってもかなり小さい)。
近くにある「十字架の丘」が有名で観光客が多く訪れますが、その大半がシャウレイを素通りしてカウナスやビリニュスへ行ってしまうよう。それもそのはず、街には特にみるところもなく、数時間で観光を終えてしまいます。
今回は地元の人の家にホームステイしたので貴重な経験になりましたが、それ以外は別にみるところもあまりないし通り過ぎちゃっても良いと思います。人口は13万人ほど。
シャウレイぶらり街歩き
特に何もない、シャウレイ。
今回は私が訪れたシャウレイの見どころを、カウチサーフィン先の人に聞いたエピソードとともにご紹介します。
写真博物館(Museum of Photography)
シャウレイのメインストリート沿いにある写真博物館の屋上からは、シャウレイの街並みを一望することができます。
屋上には、昔の写真機の構造を模した大きな部屋があり、シャウレイの街並みをレンズを通して眺めることができます。
屋上だけを求めて訪れる人が多いのでしょう、屋上用のチケットも用意されており、値段は1ユーロ。シャウレイを訪れた際、時間があったら行ってみてください。
シャウレイアートギャラリー(Siauliu dailes galerija)
カウチサーフィンのホストが働いているのがこのミュージアム。
現代アートが展示されており、結構見応えがあります。ホスト自身の作品も展示されていました。
この博物館には、数十年昔にとある事件が起こったそうです。
なんと、職員である一人のアーティストが芸術として死体を展示したんだとか!
その死体は、合法に病院から借り受けた物でしたが、街の人は大騒ぎ。そりゃびっくりしますよね。警察まで呼んで一時現場は騒然となったそう。
その職員、その事件で相当ショックを受けたのか、今は仏教の指導者として活動をしているんだとか。
鉄のキツネ(Iron Fox)
街の中心地から歩いて20分ほどの場所にある湖の辺りには、鉄で作られたキツネの像があります。
湖の辺りでは、子連れの家族や魚釣りをしているおじいさんがチラホラ。
なんだかゆったりと時が流れていて良い場所でした。
シャウレイ大聖堂
シャウレイの街の至る所から見られる大きな聖堂。
湖の辺りにあるキツネ像から歩いてすぐのところにあります。
シャウレイのシンボル的な大聖堂。時間があればぜひ訪れてみてください。
おわりに
リトアニアの地方都市、シャウレイ。
こじんまりとした街で、平日の昼間は働いている人が大半。
あまり人が街を歩いておらず、ビリニュスやカウナスなどの街に比べて静かでした。
十字架の丘のついでに、もしバスの時間まで時間があったら、ブラブラ歩いてみるのも良いかもしれません。
街にはカフェやレストランもあったので、そこでまったりするのも良いかもしれません。