2019年8月、ロシア横断の旅。
シベリア中央にあるアルタイで、「カウチサーフィン」というサービスを利用し、地元の人の家に滞在する素敵な体験をすることができました。
その際ホストが案内してくれたのが、今回ご紹介する奇妙な教会。
なかなか行くことのできない珍スポットに、思いがけず行くことができました。
今回ご紹介する教会の名前は、
「Храм Покрова Божьей Матери」(フラム ポクロヴァ ポジエイ マテリ) 。
Church of the Protection of the Mother of God、という意味で、ビイスクの街から車でちょっと行ったところにある、とある会社の横に建てられています。
バス停の様子も、教会の様子に合わせた色合いになっています。
特に行き先を告げられずにホストファミリーと車に乗って来た私。遠目に不思議な装いの教会が見えて、なんだかテンションが上がってきます。

教会は、誰でも無料で、自由に入ることができます。

教会の敷地内に入っていくと・・・奇妙な地方の遊園地のような音楽が流れ、やけにかっこいいポーズで決めている像があり・・・とても不思議な空間。上の写真は、マリア様がカッコよくこちらを見下ろしています。

地球を模しているのか?白い球体の上に、踊っているような姿のイエス様(多分)が。作った方はきっと真面目に作ったんだろうけど、プッと吹き出してしまいそうなポーズですね。

また、ここには宗教的なものだけじゃなく、歴史上の偉人の像がたくさんあります。ホストが一つ一つ丁寧に解説してくれたのですが・・・もう覚えていません;

こちらも偉人たちの像。
本当に生き生きとした像たちで、なんだかとっても奇妙な気持ちです・・・。

こちらでは、記念撮影ができるようになっています。
この教会へは、シベリア鉄道の経由駅、ノボシビルスクからさらに一晩電車に乗り、ビイスク駅で降り、そこから車か公共交通機関で行かなければなりません。なかなか行く方なんていないとは思いますが、ロシアってなかなかユーモラスで面白い国なんだよ、ということを知っていただけたら嬉しいです。