2019年8月、ロシア横断の旅。
ロシアといえば、冬は雪に覆われ、とても寒いイメージですよね。それを避けるため、旅行するのに8月を選んだのですが・・・
ロシア旅行の終盤、8月末。サンクトペテルブルクを観光していたのですが、夏とは思えない寒さ。夏の服しか持っていなかったため、常に凍えていました(のちに別の国でジャケットを購入しました)。
この記事では、これからロシアへ行こうとしている方へのアドバイスとして、サンクトペテルブルクを基準として、気候や服装についての注意点をまとめようと思います。
サンクトペテルブルクの気候
ロシアのサンクトペテルブルクは、北緯60度の場所に位置しています。北海道札幌の緯度が北緯43度なので、かなり高緯度の場所にあることが分かります。
そのため、夏が短く冬が長いという特徴があり、特に冬は日が短く厳しい寒さになります。
そんなサンクトペテルブルクの平均気温はこんな感じ。
注目して見ていただきたいのが、8月、9月の最高気温と最低気温。
1月 最高 -4度 / 最低 -9度
2月 最高 -3度 / 最低 -9度
3月 最高 2度 / 最低 -4度
4月 最高 9度 / 最低 1度
5月 最高 16度 / 最低 7度
6月 最高 20度 / 最低 11度
7月 最高 23度 / 最低 15度
8月 最高 21度 / 最低 13度
9月 最高 15度 / 最低 8度
10月 最高 8度 / 最低 3度
11月 最高 2度 / 最低 -2度
12月 最高 -1度 / 最低 -6度
ロシアの夏を、日本の夏と同じように考えてはいけません。
8月末はすでに夏の終わり。日々気温が下がり、日中は10度台、日が沈めば10度を切るような気温になります。
また、8月で最も暑い日でも、日が沈めば肌寒くなります。真夏の旅行でも、上に羽織ることのできるものを持っていったほうがいいでしょう。
次に、サンクトペテルブルクの8月末の服装の注意点をまとめます。
サンクトペテルブルクでの服装の注意点〜気温にあった服装を!
サンクトペテルブルクでの私の服装は、こんな感じ。
真夏を想定していたので、持ち運びやすい軽いぺらぺらの服を来ていました。
トルコ発のファストファッション「LC WAIKIKI」や、アルタイで買ったワンピースなどなど・・・ペラペラのカーディガンしか持っておらず、別の旅行者に分厚いジャケットを借りて着ていました。


結論、8月の旅行だとしても、冬用のジャケットを持っていったほうがいいです。
バックパックで旅をしていて、できる限り荷物を減らしたい!という方は、現地で買うとか、そうでない方は日本から冬用のジャケットを持っていくとかして対応してください。
おわりに
8月だとしても、日本と比べたらかなり気温の低いロシア。
荷物を減らすためにも、夏のペラッペラの服しか持っていかなかった私としては、その寒さがとても辛かったです。その犠牲もあって、私のバックパックは10kg以下におさまり、移動はとても楽でしたが。。
これからロシア旅行を考えている方。夏でも上にはおるジャケットを持っていきましょう。
気候に合った服装で、快適な旅を楽しんでください!