雑記

【旅で気になること】人種や性別による差別について

昨今、コロナウイルスが流行していますね。
コロナウイルスの流行は、今では世界中に広がりつつあります。
昨日、全国の小中高の春休みまでの休校が発表され、「なんだか結構大ごとになってるな」と思っている方も多いのでは?私もその一人です。

さて、そんなコロナウイルスについて。武漢での流行が知られるようになり、春節の休暇が始まる中、中国政府は武漢を閉鎖したり、様々な対応をし始めていましたよね。そんな時、私の祖母が言っていました。

「中国人はトイレのあと手を洗わないんだって」

祖母は、中国の人々の衛生観念の欠如が、コロナウイルス流行の原因だと言うのです。
祖母は中国の人々に対するこのような情報を、ラジオやテレビのワイドショーで入手していたそうです。
「人によるんじゃない?」と軽く流しましたが、なんだかとても悲しい発言だなあ、と思いました。

同じように、ネットにも中国の人々へ対する差別的な言動が多く見られていました。
けれど、コロナウイルスの流行と人種的な差別は別のはず。
しかも、中国人というだけで一括りにはできません。
私は北京にいった際、地下鉄に「唾を吐くの禁止」と書かれていたことを思い出しました。
発展を遂げている中国、都市の人と農村の人はもちろん違うだろうし、地域によっても人は異なります。

私は旅行中、差別や、それが原因で起きる不快な出来事を何度も経験しました。私たち日本人も、別の国に行けばマイノリティだし、差別を受けることもある。なので、日本でマイノリティの人々に対して差別的な行動をするのはなんだかおかしなことだな、と思います。