雑記

【映画感想】パンケーキを毒見する (21年8月)

映画について

昨日、先日公開されたばかりの映画「パンケーキを毒見する」を観てきました。
テレビ出身の監督が「政治バラエティ」として制作した映画。
予告編を見ればわかりますが、現政権・菅さんへの皮肉がかなり込められています。

さて、前首相の安倍さんの突然の辞任により内閣総理大臣になった菅さん。
「パンケーキ好き」「庶民的」「令和おじさん」等々、最初は結構人気がありました。
しかし、GOTOトラベルや五輪対応、最近のコロナ感染者急拡大のなか、
そんな中、支持率はどんどんと下落しています。

そんな菅さんは一体どういう人なのか?
この映画では、周囲の人へのインタビューや、国会ウォッチ、専門家の分析によって
菅さんは一体何者なのか、解き明かしていきます。

感想

私は旅から日本に帰ってきて、首都圏に居住する中で
「なんか、日本、変になっているような気がする」
と感じ、政治に興味を持つようになりました。
そのため、いくつかの問題について耳にしたことはあり、
そこまでの衝撃はありませんでした。

私にとって最も衝撃的だったのは、
同じ自民党に所属する議員ですら、
「今の政治がおかしなことになっている」という認識があるということ。

どうすれば、正常に戻ることができるのか。
それに対する回答は、映画の中では提示されていません。

この映画の役割は、そんな回答を提示するよりも、
っと多くの人に政治に関心を持ってもらう」ということだと思います。

映画では、所々に可愛らしいアニメーションが登場し、風刺が描かれます。
それによって、普段政治に関心がない人やドキュメンタリーを観ない人にも親しみやすい内容になっているのです。

このような作品が多くの人に広まる中で、政治に対する問題意識を皆が持つようになり、日本の政治が少しずつ良くなっていく・・・そんな未来が来るといいな、と思います。

ちなみに、Instagramのストーリーでこの映画のポスターをUPしたところ、
数人から「観たいと思ってた」といったリアクションが!
母もこの映画のことを知っていて(Webニュースで知ったらしい)、
この映画に対する注目度の高さを伺えました。

日本が良い方向に変わっていきますように。🙏

Youtube等に映画に関連する番組が色々アップされており、
それぞれ面白いのでおすすめです!

◆上映館情報はコチラ!