2021年春。
昨年から続く新型コロナウイルスの流行により、自粛ムードが続いていますが、
そんな人間事情は関係なく、季節は移り変わり、桜の季節に。
今回は、ちょうど散歩していて見つけた、美しい桜の風景をご紹介しようと思います。
大横川の桜並木
東京都墨田区と江東区を流れる運河、大横川。
川に沿って桜が植えられており、春には美しい姿を見せてくれます。
桜並木の下には、一部遊歩道も整備されており、散歩することができます。
大横川にかかる橋、東富橋からの様子。
薄いグリーンが桜や空の色合いとマッチしますね。
大横川 桜並木のあれこれ
大横川は、隅田川と北十間川を結ぶ運河で、江戸時代に造られました。
(この辺りは江戸時代以前は東京湾に注ぐ河川のデルタ地帯の一部で、海と小島があるだけだったそう。今では多くの人が住んでいます。人間の力ってすごいなと改めて感じますね)
明治時代は東京湾に来航する貨物船の積荷を載せた船などが行き交い、賑わいを見せていたようです。
この大横川の河岸に桜並木が植えられたのは、1980年代のことだそうです。
そしてコロナ以前までは、「お江戸深川さくらまつり」が毎年開催され、多くの人で賑わっていました。(公式ホームページ)
ただ、今年もまつりは中止。
早く再開して更なる活気が戻ってくることを祈ります。。。
コロナが明けて、春の季節、東京に来る機会があったらぜひ、「大横川の桜並木」を観に行ってみてくださいね。
今回の写真の場所
東京都江東区
都営地下鉄大江戸線・東京メトロ東西線「門前仲町駅」から徒歩すぐ。