こんにちは!AZUSAです。
先日、叔母と一緒に秋の京都旅行へ行ってきました。
「全国旅行支援」など、各地への旅行が再開される中、清水寺や錦市場といった観光地はとても混み合っており、元の賑わいを取り戻してきたように感じました。
今回は、京都で参加した和菓子づくり体験について。
昔行って気になっていた、「甘春堂(かんしゅんどう)」さんの和菓子づくり体験に参加してきました。和菓子作りの裏側を垣間見ることができ、大満足の1時間ちょっとでした。
京都旅行で何しよう・・・?と悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
京都での和菓子づくり体験について
京都観光において、和菓子づくり体験は人気のアクティビティのよう。
「じゃらん」で京都の観光スポットランキングTOP10に、和菓子づくりも入っていました。
実は京都の和菓子は、京都市が独自に無形文化遺産として認定したり、「京上菓子」が「京もの伝統食品」に指定されたりと、京都独自の文化として認められています。
長く日本の中心地であり、質の高い原料も集まり、地下水も豊かな京都には、季節の移ろいを大切にする精神も相まって洗練された和菓子の文化が育まれたそうです。
甘春堂とは
今回は、以前京都旅行の際に訪れたことのある「甘春堂」で和菓子体験をしました!
甘春堂は、京都に古くからある和菓子屋さん。
公式ホームページによると、方広寺の大仏造影の頃から歴史のあるお家で、本店の近くにある豊国神社や旧六条御所などへの伝統菓子の御用達も務めていたそうです。

現在は本店、東店、嵯峨野店、西神中央店の4店舗あり、東店と嵯峨野店で和菓子教室を実施しています。
和菓子教室は公式ホームページより申し込み可能です。
和菓子づくり体験
私が参加したのは、土曜日11:00〜12:15のクラス。
1時間ちょっとで4種の和菓子を作るというかなりボリューミーな内容でした。

席に着くと、テーブルには木のヘラや和菓子の材料などが置かれていました。どんなふうに使うのか、ワクワク・・・!
教室の内容を少しご紹介します。
- 干菓子
最初に作ったのは、「きざと」という干菓子。
漢字でかくと「生砂糖」と書き、その名の通り生地のほとんどが砂糖のお菓子。
テーブルに並べてある赤と黄色のつながった生地を薄く伸ばし、型を抜いていきます。


こんな綺麗なモミジが完成しました!すごい!

- 上生菓子
次に上生菓子を作っていきます。
上生菓子とは、生菓子の中でも特に上等なもののことを指し、四季を表現したり、何かを模写していたりと風流で季節を楽しめる見た目をしていることが特徴のようです。
まず、ういろの生地で餡を包んだお菓子。
生地で餡を包む工程がとても難しく、とても写真なんて撮っている暇がない・・・!

オレンジの生地とグリーンの生地を組み合わせて作るのですが、それぞれ少し透けているので、果実のほんのり緑っぽいかんじを写実的に表現することができます。その工夫が素敵ですし、手間がかかっているなあ、と思いました。
次に練り切り。白あんとつなぎを混ぜ合わせた生地で、季節の風物などを写しとって作られる和菓子です。
今回はもみじの形に成形していったのですが、その工程が繊細で・・・。指の先を使って形を整え、最後に木のヘラで模様をつけていきます。

きっとプロの職人さんならチャチャっとやってしまうのでしょうが、私たちはかなり丁寧に、集中してやる必要がありました。
時間はかかっても、綺麗にできたので満足です。
最後に、きんとんを作って終わり。
キントンは、色のついた餡を裏ごしし、お箸であんこの玉につけていくというとても手間のかかるお菓子でした。なかなかうまくぎゅっと丸い形にならず、かなりボワボワになってしまいました・・・。
ここまでくると全く写真を撮っている余裕がなく、最後の完成写真でご容赦ください。(下の写真の左下)

一連の和菓子を作り終え、お抹茶をいただき終了。
和菓子はその場で食べている人もいれば、持ち帰ってもOK。
私は持ち帰って、宿と新幹線の中で食べました。
和菓子って案外身近にあって、単に「日本の伝統菓子」としか思っていなかったのですが、それぞれ呼び名があって、種類があって、季節の風物を写しとって、手間をかけて作られて・・・と、その裏側を垣間見ることができました。
京都旅行で何かアクティビティをお探しの方、和菓子体験もおすすめですよ♪
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
ブログ村への投票や、SNSのフォローよろしくお願いします
Instagram:@azusa_1111_
Twitter :@azusatraveler
ブログ村 :にほんブログ村