現在、ロシアのウクライナへの軍事侵攻を受けて、
たくさんの人が、SNSへの投稿やデモへの参加など、
それぞれに平和活動を行なっています。
私にできる抗議活動・平和への活動を行おう!
その一つとして、2月27日(日)に新宿・渋谷で行われた抗議活動に参加してきました。
渋谷駅前の抗議活動では、
多くの人が「NO WAR!」「戦争反対!」といったプラカードを持ち、
ロシアへの抗議と平和への祈りを表明。
手を上げた人がマイクを手に、それぞれ平和への思いを語っていました。

心に残ったスピーチをいくつか挙げてみようと思います。
まず、日本で働くウクライナ人の方。
ウクライナに住む親戚がロシアからの攻撃を警戒し
ここ数日バスルームで睡眠をとっていることを話してくれ、
ニュースで見聞きしている情報がとても身近なことに感じました。
中学生の男の子。
戦争反対への思いを熱く、はっきりと語っていました。
父親が特攻隊の生き残りだったという女性の話では、
戦争しても良いことなんて一つもない、という実感が湧きました。
また、とある人は
日本もいつ「プーチン」になるかわからない。
それを防ぐためにも、憲法9条を守っていかなければならない、とも。
ロシアのウクライナ侵攻への抗議はもちろんですが、
自分の国でも起こりうることとして受け止め、理解し、
今後の政治的活動に繋げていく必要があると強く思いました。
私はロシアを1カ月かけて旅したことがあります。
その間、平和を願うさまざまな人に出会いました。
また、ベラルーシを旅する中で、ウクライナにルーツを持つお家で
ウクライナの民族衣装を着せてもらったり、ウクライナの古代文明について
縄文時代と似ているんだよね、という話をしたことも。
そんな暖かい人との触れ合いの中で、
ロシア、ベラルーシなどの旧ソ連圏は私の大好きな地域の一つになりました。
先ほどFacebookをチェックしたところ、
2019年にホームステイさせてもらったベラルーシの田舎に住む人が、
「避難してくる人をうちに受け入れることができます!連絡をください!」と
発信しているのを見つけました。
彼は陶芸家で、ソ連時代に壊されたベラルーシの文化を再興しようと
活動している一人です。
戦争は、そんな文化的なものも奪ってしまう可能性があります。
彼らの安全と、平和を切に願います。
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