2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【インド/ラージャスタン】インドで最も古い街の一つ 聖地プシュカール

2019年春のインド旅行。当時あまりマメにブログを更新することができず、書いていないことが色々あるので、ボチボチと書いていこうと思っています。

今回はラージャスタン州 プシュカールについて。
ブラフマーが誕生に関わったと言われるま街で、プシュカールにあるブラフマー寺院はヒンドゥー教徒にとって重要な聖地となっています。

「神話時代にタイムスリップしてしまったのではないか?」と思ってしまうほど、なんだかHolyな感じが漂う不思議な街でした。

プシュカールについて

プシュカール概要

プシュカールの湖。ペリカンがいた!

プシュカールとは、インド北西部 ラージャスタン州にある街。
プシュカールはインドに存在する最も古い街の一つで、ヒンドゥー教の神様、ブラフマー神が誕生に関わっていると言われているそうです。

プシュカールはアジュメールからローカルバスですぐのところにあります。
アジュメールでは少し時間があったので、ジャイナ教の寺院へ行ったり、街をブラブラしました。記事にもまとめているのでぜひお読みください〜

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ブラフマー寺院

インドでもレアなブラフマーを祀る寺院があり、
ヒンドゥー教徒にとっては重要な聖地。

プシュカール ブラフマー寺院

この参道に、背中に足が生えた白い牛を連れているおばあさんがいて、
「これに触ると、幸運が訪れる」とかそんなことを話しかけてきました。
うわっ、と恐怖を感じてその場を離れたのですが、
なんだかその出来事も、神話の世界に迷い込んでしまった不思議さがありました。

プシュカール湖のガート

プシュカールの中心にある、プシュカール湖の周りにはガートがあります。
ガートでは、炊事や洗濯のほか、沐浴や葬礼にも使われ、
インド各地に見られます。

プシュカールのガート

プシュカールのガートは、なんだか静かで、ゆったりしていて、他の場所に比べすごく良い雰囲気だったのを覚えています。なんでだろう?

プシュカル湖

プシュカールに行ったら、
プシュカル湖のガートでぼーっとしてみるのも良いかも。

プシュカールでの不思議な出会いや人々の価値観など

プシュカールでは、なんだか不思議な出会いがあり、
一つ一つの出来事を受け取る側の人々もなんだか他の場所とは違う印象を受けました。

プシュカールのメインストリート

・・・というか、皆が皆男性で、きっと私に好意を持ってくれた、というか
それを差し引いても、その価値観がものすごく不思議だし神聖なものに思えたんですよね。

アジュメールのバス停から助けてくれた人

アジュメールのバス停で、プシュカール行きのバスを探していると、
一人のプシュカールに住む男性が助けてくれました。その人は色々親切に話しかけてくれ、私が宿泊するホステルまで送り届けてくれました。

その後、別の場所に移動する日・・・
荷物を持ってホステルをチェックアウトし、街中をブラブラ歩いていると、
シヴァ神の祠みたいなところの前で、その人に再会したのです。

その人は私を見て、「シヴァ神が再会させてくれた!」と
ものすごく喜んでいました。

プシュカールの街

インドでは不思議といろんな偶然が起こる気がするのだけれど、
プシュカールの人は、ヒンドゥー教の神様にその理由を求める、というか、
それがとても不思議だし、素敵なことに思えました。
皆が神様を信じているからこそ、不思議な偶然がたくさん起こっているような。
それを再確認した出来事でした。

土産物屋の人

ポハ売りのおじさん(前の黄色いのがポハ)

上の写真のポハ(インドの軽食)売りのおじさんの友人で、
土産物屋として働いている男性に、熱烈に好意を寄せられたのですが、
彼の価値観や言動がめちゃくちゃ不思議でホーリーな感じがしたので
ぜひご紹介したい。

ちなみにポハ売りのおじちゃんは家に招いてくれて、
奥さん自家製のダルバティーチョルマをいただいたのですが、

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おうちの屋上で、星空を眺めながら、
彼らは神様の物語を歌う(民謡のような)。
わー、なんか神話とか、物語の世界にいるみたい・・・。

後日、どこかの寺院に土産物屋さんが連れて行ってくれて、
その際にも、なんだか昔からある、民謡のような、神様の歌を歌ってくれて。

なんなんだ?これまでの近代化されたインドと、少し違う、
昔からのロマンが息づくインドみたいなものを感じられる、
それが人々の間にもまだ生きている。そんなふうに感じました。

この人からはラージャスタン語を色々と教えてもらいました。
言い寄られるのは気持ちが悪いし、その人に会いたくないからノコノコと出歩けない状態に陥ってしまったのですが(街が小さく…)、まあ今となっては不思議で大切な思い出です。

昔からの”何か”が息づく街のような

プシュカールは観光客にも人気で、
新しくて綺麗なホテルも建てられたりしつつあります。

けれど、ブラフマー神の寺院がある、その昔から受け継がれる伝統みたいなものがあるのか、人々の行動の指針は、インドの他の地域よりもより神様で、
なんだか本当に、別の世界に来てしまったような印象がありました。

また行きたい場所の一つです。

ちなみに、この人の親族?がいた。
話しかけられたが特に頭皮に問題はないのでマッサージは受けなかった。

プシュカール

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