雑記

【ライブ感想】10年ぶり2度目のALI PROJECTのライブと私の思春期の思い出

きっと誰の胸にも、誰かに言うには恥ずかしく、自分にとってはプレシャスな、
そんな思春期の思い出ってあるものだと思います。
私にとって、そんな思春期は「ALI PROJECT」の音楽と共にありました。

今月、約10年ぶり、2度目のライブへ行ってきて想いがあふれたので・・・
ALI PROJECTへの想い、思い出を徒然に書いていこうと思います。

そもそも私は、ALIPROJECTとどこで出会ったのでしょうか?
はっきりとは分からないのですが、おそらく、小学5年生くらいの頃から見始めた「ニコニコ動画」に違法アップロードされていたものを偶々聞いたのが始まりだったのではないか、と思います。

(当時はYoutubeよりニコニコ動画が優勢。違法アップロードされたアニメや音楽がある程度消されずに残っていて、そこからいろいろなものを吸収したものです。これを8歳下の弟(オタクで最近ウマ娘にハマっている)に言うとめちゃくちゃ羨ましがられる。この頃のネット上の思い出についてもいつか書きたいな…)

中学生の頃に本格的にハマって、近所のレンタルビデオ屋さんでCDを借り、親にせがんで車の中でもかけてもらっていました。
ファンタジックな曲ならまだしも、「神風」のように、なんだか前の戦争を連想させるような曲は「右的」と思って親の前で流すには抵抗感があった記憶。「北京LOVERS」みたいな、怪しげでエロチックで、なんだか「フェチ」な感じの曲も、親の前で流すのは恥ずかしかったな〜。いろんな思い出が詰まっています。

初めて買ったアルバムは、おそらく「Grand Finale」。その次に「禁書」。
今回のライブ、始まる前に、「Grand Finale」に入っていたインストゥルメンタル「Arabesque Romanesque」がかかっていた。中学生の頃に引き戻された感じがして、感動していました。

さて、約10年前にライブに行った経緯・・・。
実はALI PROJECTのライブが人生で初めてのライブでした。私は中学卒業までライブやカラオケを禁止されていたので、高校に上がって初めて、同じくALIPROJECTファンの同級生と共にライブへ足を運びました。2010年のこと。

ライブへ行くと、ALI PROJECTの世界観を見た目で表現されているファンの多いこと!
ゴシック&ロリータのフワフワの服を着ている方、花魁のような服を着ている方・・・中学を卒業したばかりで外の世界を知らない私にとっては、まるで「異世界」でした。
ライブでは「未来のイヴ」を演奏してくれて、そこでブワッと涙が溢れてきてしまったような。多分「汎新日本主義」のライブだったと思うのだけれど。

ライブが終わると、ダンスをされているドラァグクイーンの方の握手会(?)があって、友達と二人で握手に応じていただいた思い出。
あの頃は全てが本当に新しい体験で、握手をお願いするのも本当に恐る恐るで。
そんな私たちに優しく接してくださったドラァグクイーンの方々のことを今でも覚えています。

その後、ALI PROJECTはあまり聴かなくなり、ヨーロッパのメタルや、ドイツのゴシック&エレクトロミュージック等が好きになっていくのですが、「何がカッコよくて、何がカッコよくないか」の基準になる価値観は、ALI PROJECTを聴くことによって培われたんだと思います。

また、その後私が好きになる文学や映画にも、思い返してみるとALI PROJECTの世界観の影響があるような。

・・・と、ALI PROJECTが自分の価値観にこんなにも強い影響を及ぼしていることに、10年ぶりにライブへ参加して初めて気がついたと言うわけで。

「クラスのうちの2~3人が隠れて聴いているような音楽でありたい」と言う言葉が今回のライブでありましたが、そんな音楽をコンスタントに作ってくれている、そのことに本当に感謝だな、と。そして、もしかすると今のスマホ時代だったら逆に出会えなかったかもかもしれないから、時代性にも感謝で。

そんな、私に多大なる影響を及ぼしたALI PROJECT・・・。
改めてもう一度、応援しよう!と思ったのでした。

ー追記ー

久しぶりにネットで「ALI PROJECT」と調べると
「Dilettante NET」と言う非公式ファンページが出てきて大変懐かしい気持ち。そうそう、中学生の頃、これで色々調べていた気がします。ホームページも今でも昔っぽいアナログな感じで、良いですね。
「好事家」、中学生の頃「こうじか」って呼んでたら頭の良い同じくALI PROJECTファンの友人(のちにライブに一緒に行った)に「こうずかだよ」って直された記憶。そうそう。