2016中央アジアの旅

【2016中央アジア】シルクロードの世界遺産 「ブラナの塔」へ

カラコルでのホームステイを終え、ビシュケクへ戻った私。
カラハン朝によって9世紀に建てられ、現在は世界遺産にも登録されている「ブラナの塔」という遺跡があるということで、バスやタクシーを乗り継ぎ行ってきました。

◯日程
2016/10/27~29石家荘(中国)
2016/10/29~31北京(中国)
2016/10/31~11/2アルマティ(カザフスタン)
2016/11/2~11/4ビシュケク(キルギス)
2016/11/4~11/7カラコル(キルギス)
2016/11/7~13ビシュケク
2016/11/13~18アルマティ
2016/11/18ウルムチ(中国、トランジット)
2016/11/19~20フフホト(中国、内モンゴル自治区)
2015/11/21帰国

ブラナの塔とは

キルギス ブラナの塔

ブラナの塔は、ビシュケクから東に約80kmのバラサグンいう街にある遺跡です。
この地には12世紀〜13世紀、中央アジア最初のトルコ系イスラーム王朝であるカラハン朝と、カラハン朝を併合した契丹族のカラ=キタイ(西遼)の首都が置かれていましたが、13世紀初め、チンギスハンによって破壊されてしまいました。

塔は建設当初46メートルあったそうですが、何度も地震によって破壊され、現在は24メートルのものが建っています。

ブラナの塔への行き方

私は、「地球の歩き方」やホステルでの情報を参考に、ビシュケクから出ているバスでトクマクまで行き、そこからタクシーでブラナの塔まで行きました。
タクシーで不快な経験をしました。女性の旅行者、特に一人の方、助手席には乗らないように気をつけてください。体を触られたり、セクハラまがいのことをされそうになったら「NO」と強く言いましょう。

AZUSA
AZUSA
写真をたくさん撮ってくれたり、基本はいい人だったのだけれど…もっと用心すべきだったなあ、と反省。

ブラナの塔を見学

ブラナの塔には、階段が取り付けてあり、登ることができます。
この日は人の気配が全くなかったのですが、タクシーの運転手さんが塔の上まで案内してくれました。一人で行ったらよくわからなかったかも。

塔を近くから見ると・・・細かい紋様がついています
ブラナの塔の上から眺める景色

塔の周りは見渡す限りの平原。
こんな場所に王朝の首都があったんだよなあ・・・今では想像もつきません。

タクシーの運転手さんに写真を撮ってもらった

ブラナの塔の周りには、ミナレットや霊廟、庭、お風呂などがあったことがわかる地図が掲げられていました。

バラサグン遺跡の地図

塔の近くには、死者を称えるために作られたとされる「石人」が展示されているエリアもあり、この辺りの歴史に興味がある方にとっては面白いんじゃないかと思います。

世界遺産「シルクロード:長安ー天山回廊の交易路網」

近隣のアクベシム遺跡を含み、カザフスタン・キルギス・中国にまたがるいくつもの遺跡が「シルクロード:長安ー天山回廊の交易路網」として2014年にユネスコ世界遺産に登録されています。

調べてみても、同じく世界遺産に登録されている、隣のアクベシム遺跡と同時に回っている方が多い印象でした。興味のある方は、ぜひいくつかの遺跡を併せて巡ってみてくださいね。


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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