2016中央アジアの旅

【2016中央アジア】中国編(2)世界遺産 故宮博物院(紫禁城)・天安門広場

2016年の秋、中国経由で2度目の中央アジアを訪れました。
「安いから」という理由で中国を経由したのですが、予想外に素敵な体験ができて、中国が好きになりました。
ここから何回かの記事で、首都 北京で訪れた場所や、現地での体験についてご紹介。まず最初に故宮博物院(紫禁城)を訪れた際のことを書いていきます。予想以上のスケールの大きさに驚いてばかりでした。

◯日程
2016/10/27~29石家荘(中国)
2016/10/29~31北京(中国)
2016/10/31~11/2アルマティ(カザフスタン)
2016/11/2~11/4ビシュケク(キルギス)
2016/11/4~11/7カラコル(キルギス)
2016/11/7~13ビシュケク
2016/11/13~18アルマティ
2016/11/18ウルムチ(中国、トランジット)
2016/11/19~20フフホト(中国、内モンゴル自治区)
2015/11/21帰国

鉄道で石家荘から北京へ

今回の旅では、交通費の節約のため、飛行機で中部国際空港→石家荘、
鉄道で石家荘から北京、そこから改めて飛行機でカザフスタンへ飛ぶことになっていました。

石家荘から北京へは、数時間の鉄道旅でしたが、
チケットを買うとき長蛇の列に並んだり、鉄道内では前に座った女の子にお菓子(向こうでよくあるお肉みたいなやつとか、豆を固めてあるようなお菓子とか)をお裾分けしてもらったり・・・中国のカオスさ、暖かさ、どちらも体験できてとても面白かったです。

鉄道のチケット

石家荘から北京は、300kmほどの距離。車だと3〜4時間くらいで移動可能です。

北京で2〜3日時間があったので、少し観光しました。
北京は見どころ満載。とても数日で足りない・・・いつかまた訪れたいなあと思います。

天安門広場

故宮博物院の第一の門「天安門」にある広場は、毛沢東が建国宣言を行った場所として有名。毛沢東の肖像とスローガンが掲げられていました。

天安門広場
AZUSA
AZUSA
これを見ると、「ああ、中国に来たな!」という感じがしますね!

ここを通り過ぎ、紫禁城の第二の門「午門」が現在の故宮博物院の入口になります。

故宮博物院

中国のシンボル的建造物、故宮博物院。
明・清代には紫禁城と呼ばれ、約400年間宮殿として利用されていました。
明の永楽帝の時代、元王朝の宮殿をモンゴル風から漢民族風に造り直した建物で、最後の皇帝溥儀の退去と共に「故宮博物院」と改称し歴代皇帝の収集文物を管理する場に。1987年には「北京と瀋陽の明・清王朝皇宮」としてユネスコの世界遺産に登録されました。

午門

午門から先に行くには、チケットが必要。
この時は大人一人60元でした。チケットを買い、第二の門「午門」をくぐります。

故宮博物院 午門

太和殿

故宮博物院 太和門

午門をくぐり歩いていくと、「太和門」が。この門を抜けると、宮廷の重大な式典を行った重要な建物、「太和殿」があります。実際に見ると、そのスケールの大きさに圧倒されました。

故宮博物院 太和殿

細部までいちいち凝った作りなのが、すごい。

故宮博物館 太和殿

太和殿は現存する中国最大の木造建築。王朝時代は太和殿前の広場に官吏たちが並び、三跪九叩頭の礼を行ったそうです。(よく中国を舞台にした映画とかで見ますね)

太和殿の中には、歴代の皇帝たちが座った椅子が展示されています。
多くの人がこれを見ようと、混み合っていました。

故宮博物院 太和殿

置いてあるもの一つ一つが、少し日本と違ってちゃんと「中国っぽい」のが面白い。

故宮博物院 太和殿
故宮博物院 太和殿

高校の世界史の授業で、「もともと金ぴかだったけど、他の国が侵攻してきてその人たちが金をはぎ取って持って行った」からこんな風になっていると聞きました。こちらも多くの人が写真を撮っていました。

中和殿・保和殿

太和殿の後ろには、中和殿、保和殿といった建造物が並んでいます。
中和殿は皇帝の休憩場所、保和殿は宴会や科挙の開催場所として、それぞれ重要な役割を担っていたそうです。

故宮博物院 中和殿
故宮博物院 中和殿 屋根の装飾

屋根の装飾が細かくて、かわいい。

故宮博物院 保和殿

乾清宮

こちらはある時期まで歴代皇帝の寝宮だった場所。寝宮でなくなってからは、皇帝が日常の政務をおこなったり宴会を行う場所になったり、皇帝が亡くなった際に棺を一旦安置する場所としても使われたそうです。

故宮博物院 乾清宮

この辺まで来ると、まるで迷路のようでした。

AZUSA
AZUSA
段々と歩き疲れてきました…。当時ここで働いていた人、すごいなあ…
乾清宮 青銅器館(乾清宮西廡)

いちいち細かくて綺麗なので、細部まで目が離せません。

故宮博物院 乾清宮
故宮博物院 乾清宮

交泰殿

故宮博物院 交泰殿

こちらは皇帝の皇后の冊立の儀式が行われた場所。

御花園

歴代皇帝が后妃たちと遊楽をした場所。
山をかたどって作られた庭園や、樹木が生い茂り、自然のなかった故宮博物院の中ではオアシス的なエリアです。

故宮博物院 御花園
故宮博物院 御花園

置かれている像も、なんだか他のエリアのものに比べて可愛らしい。

故宮博物院 御花園

神武門

故宮博物院 神武門

北門である神武門には、「故宮博物院」の文字が掲げられています。
ここで博物院の見学は終了。歩き疲れました・・・。
北京を訪れた際には必ず行くべきスポットですが、歩きやすい履き慣れた靴で・荷物少なめで・かなり歩くのを覚悟の上行くのが良いでしょう。
私自身、歩き疲れて最後の方は流し見で終わってしまったので、次回行く時はより詳しく見学したいな、と思いました。

外には飲食できるお店や、喫煙者の溜まり場になっているエリアがありました。ここで知り合ったビジネストリップで来ていた人とこの周辺の観光エリアを巡ることになりました。

次回も北京編、続きます。


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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