2016中央アジアの旅

【2016中央アジア】中国 内モンゴル自治区 フフホトへ〜街歩き、内蒙古自治区博物院、空港〜

中央アジアへの2度目の旅。今回の旅では、交通費の節約のため、中国の石家荘やウルムチ、フフホトといった中国の地方都市を訪れました。
今回は帰りに寄った内モンゴル自治区のフフホトについて。同じ宿に泊まっていた学生さんと一緒に博物館を訪れたり、モールを訪れたりご飯を食べたりと、思い出深い経験をすることができました。

◯日程
2016/10/27~29石家荘(中国)
2016/10/29~31北京(中国)
2016/10/31~11/2アルマティ(カザフスタン)
2016/11/2~11/4ビシュケク(キルギス)
2016/11/4~11/7カラコル(キルギス)
2016/11/7~13ビシュケク
2016/11/13~18アルマティ
2016/11/18ウルムチ(中国、トランジット)
2016/11/19~20フフホト(中国、内モンゴル自治区)
2015/11/21帰国

フフホト・内モンゴル自治区についての概要

フフホトについて

フフホト(呼和浩特)とは、中国 内モンゴル自治区の省都。
16世紀、アルタン・ハーンによって建てられた都市が起源で、明の時代には中国からモンゴル高原へ物資を運ぶ際の拠点として繁栄。清に支配された後も、政府直轄地として内モンゴルの政治・経済・文化の中心地になっていたそうです。

内モンゴル自治区について

内モンゴル自治区とは、北はモンゴル、ロシアと国境を接するモンゴル族の自治区。中国で3番目に大きい行政区画で、中国の総国土の12%を占めているようです。
人口の大部分は漢人ですが、モンゴル人の人口も500万人近く、モンゴルの人口よりも多いモンゴル人が住んでいるんだそう。

フフホトの博物館にて。中国語とモンゴル語で書かれた説明文

内モンゴル自治区の公用語は、北京語とモンゴル語。空港や博物館へ行くと、中国語の横に見たこともないミミズが這うような文字が・・・。これがモンゴル文字とのこと。
モンゴルでは言葉がキリル文字で表記されるため、その違いが面白いなあと思いました。

AZUSA
AZUSA
中国へはまだ数回しか訪れたことがないのですが、その国土の広さと多様性にはいつも驚きます。また訪れたい国の一つです。

内蒙古博物館

フフホトでは、同じホステルに泊まっていた中国人の学生さんに市内を案内してもらいました。まず最初に訪れたのが、内蒙古自治区博物院。
わかりやすい展示で、内モンゴルの自然や文化、歴史について知ることができました。
入場料は無料なので、気軽に訪れることができますね。

内蒙古博物館

入場するとまず、草原の自然を紹介するコーナー。豊かな自然の中に、いろいろな種類の動物が生息しているようです。

草原の自然を紹介するコーナー。

次に、内モンゴル自治区の歴史を紹介するコーナー。歴史の授業で習っても間近で見る機会がなかったので、とても興味深かったです。

突厥の支配域の地図。
キルギスにもある、「石人」。中央アジアとのつながりも感じる
人形を使って歴史で重要な出来事を再現している

フフホトの基礎となった都市を建てたアルタン・ハーンは晩年チベット仏教に改宗したそう。仏像も展示されていました。

仏像

遊牧民の日用品が展示されているコーナーでは、案内してくれた学生さんが「子供の頃こういうもので遊んでいた」という実体験を話してくれました。

動物の背骨でてきたおもちゃ。一緒に巡った学生さんも、子供の頃こういうおもちゃで遊んでいたらしい。
色合いが素敵な衣装

古代の文字が紹介されているコーナーでは、「突厥文」「契丹文」「西夏文」などが横並びで紹介されていました。「契丹文」「西夏文」には現代の漢字に通づるものがある気がしますが、突厥文なんてほんと記号の羅列のような不思議な文字・・・。

古代の文字が紹介されている

歴史や文化に興味のある方にはおすすめのスポットでした。

博物館から見たフフホト市内

近くのショッピングモールへ

近くのショッピングモールを案内してもらいました。日本のショッピングモールと同じように、下の階にはスーパー、その上の階には洋服屋、最上階にはレストランやフードコートがあります。
私たちが週末近所のイオンモールでぶらぶらするように、多くの人がここにぶらぶらしにきていて、「ここに暮らすのも私たちと同じ普通の人たちなんだな」と再認識しました。

フフホトのショッピングモール

このモールでは、ワッフルみたいなやつを食べました。日本でも時々こういうものを見るので、本当にこんな中国の地方都市も日本も同じというか・・・なんだか不思議だなあ。

フフホトのショッピングモールにて

ホステルで食べたもの

ホステルでは、近くの屋台で臭豆腐を食べたり、学生さんの麺や餃子やソジュを分けてもらったり。ここでも普通の日常のようなものを感じて、とっても不思議な気分・・・。

近くの屋台で買った臭豆腐

ソジュ

適当に予約した安いホステルで、正直ここに泊まっていいのか!?って疑問になるような場所だったのですが、、、出会いと親切な心に感謝です。

おわりに

フフホト空港の案内板

フフホト1泊を終え、飛行機の時間を待っていると、中国人カップルに話しかけられました。彼らは今から私と同じ便で名古屋を訪れるそう。彼らは、「フフホトに日本人が来てくれてうれしい、交流が盛んになることはいいことだ」と言っていました。
日本の人たちがもっと中国に興味をもって、もっと気軽に色んな所に行けるようになればいいなあと切に思います。

コロナが終息して、旅行客も気軽に中国を訪れることができる時が早くきますように。

さて、今回の記事で「2016年中央アジアの旅」編は終わりになります。
私自身はもうすぐコロナ禍になってから初の海外旅行でタイに行ってきます。タイは今どんな感じか、入国・出国の手続きはどんな感じか、リアルタイムでレポートできたらと思いますので、引き続き読んでいただけると嬉しいです!


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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