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2022年1月 青春18きっぷの旅 | 鹿島神宮〜神話時代に創建された由緒ある神社〜

こんにちは!
青春18きっぷ最終日、茨城県の鹿島神宮に行ってきました。
距離的にもボリューム的にも、首都圏日帰り旅にはぴったりの場所。
18きっぷの回数が残っているけれど、どこに行こう?と迷っている方にもおすすめできる場所だと思いました。

それでは、鹿島神宮への日帰り小旅行について、書いていきます!

鹿島神宮とは

鹿島神宮とは、茨城県鹿島市(茨城県の右側の海に近い方)にある神社。
利根川下流域にある香取神社(千葉県)、神栖神社(茨城県)と併せて、「東国三社」と呼ばれており、大和朝廷の東国開拓の拠点になったと推測されています。

東京ドーム15個分の広さがあると言われている境内には、たくさんの巨木。
その空気を吸ったり、ザワザワと木が揺れる音を聞いたりするだけで、なんだか神聖な気持ちになりますね。

この神社の歴史は、神話の時代、初代天皇である神武天皇にまで遡るそう。
「国譲り」で有名な武甕槌(タケミカヅチ)大神を祀っています。

鹿島神宮 武甕槌大神とナマズ

「国譲り」とは?

高天原が、日本列島の支配権を大国主(オオクニヌシ)命から譲り受けるという物語。この物語の中では、天照大神の命を受けた武甕槌大神が大国主命を説得し、以後天照大神の血統が日本を支配するようになります。
天皇支配の正当性を伝える神話と言われています。

鹿島神宮への行き方

鹿島神宮へは、JRを使って行くことが可能。
首都圏からのルートはこんな感じ。
【我孫子(常磐線)→成田(成田線)→香取→鹿島神宮駅(鹿島線)】
私の住む場所からは、2時間ちょっとでたどり着くことができました。
バスや私鉄を使う必要がないのが嬉しいですね♪

青春18きっぷを使わない行き方だと、主要駅からの高速バスも出ています。
調べてみると、東京駅の八重洲口から高頻度でバスが出ており、
運賃は2,000円ほど。場合によっては、バスの方が安いかもしれませんね。

JR鹿島神宮駅

鹿島神宮へ

鹿島神宮駅から神宮へ

鹿島神宮駅

さて、2時間程度の電車旅を終え、鹿島神宮駅に到着しました。
鹿島神宮駅から鹿島神宮までは、徒歩10分程度。

鹿島神宮駅

道を進んでいき、左に曲がると参道に出ます。
参道には、食堂や土産物屋さん、大判焼きやさんなどが軒を連ねています。
まだ朝早い時間だったので、やっているところは少ない様子でした。

大鳥居(二の鳥居)

鹿島神宮 鳥居

参道の奥には、大鳥居、その奥には楼門が建っています。
(すみません、楼門と本殿は写真を撮りませんでした)
実は一の鳥居は川の上に。電車からチラッとその姿を見ることができますよ。

道沿いには、ポテトや唐揚げ、たこ焼きなど、いくつか屋台も出ており、
初詣の賑わいの余韻を感じます。

本殿にお参りして、奥に進んでいきます。
この日は初詣のシーズンも終わりかけで、多少列はできているものの、人も少なめでサッとお参りすることができました。

奥に進むと、シカがいました。

鹿島神宮の神鹿

鹿島神宮のシカ

シカは古くから神聖なものだと言われています。
天照大神の命令を武甕槌大神に伝えにきたのが、シカの神様なんだとか。

奈良にもシカ、いますよね。
なんと奈良の春日大社の起源って鹿島神宮にあるらしいです。
鹿島のシカは一時絶えていましたが、昭和32年に奈良と神田神社からシカを迎え、
今の形になっているそう。

御手洗池

さらに奥に進んでいくと、澄んだ水を湛えた池が。
池には大きな鯉が数匹、泳いでいました。
もともと禊ぎをする場所だったんだとか。
湧水が沸いており、持って帰っている人も見られました(飲む際には煮沸する必要があるそうです)。

鹿島神宮 御手洗池
鹿島神宮 御手洗池

このエリアには、甘酒や饅頭、ソバや団子など軽食を食べられる場所が。
ここで甘酒を飲み、あったまってからまた歩き始めます。

地震を押さえつける武甕槌大神

鹿島神宮 武甕槌大神とナマズ

武甕槌大神は、雷神・剣神・また、相撲の元祖であるとも言われています。
そんな強い神様なので、地震が怒らないよう、地中のナマズを押さえつけてくれている、という逸話も。

この石が置かれているところからさらに先に進むと、
「要石」という、地震を抑えているという石があります。

さいごに

利根川下流域や、茨城県の太平洋に面するエリアには、
有名な神社が多く存在しています。
青春18きっぷを使って、首都圏神社巡りしてみるのも面白いかもな〜、と思った2日間でした。

次の18きっぷの季節はどこに行こうかな〜。

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