2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【インド/ラージャスタン】湖の都市、ウダイプルの思い出〜インドの人々のことをもっと知りたい!〜

2019年春のインド旅行。
インドはWi-Fiの状態が悪いことや、あまり一人になる時間が取れなかったことで、あまりマメにブログを更新することができず、書いていないことが色々あるので、ボチボチと書いていこうと思います。

今回は、インド北西部、ラージャスタン州にある湖の街、ウダイプルについて。

ウダイプルとは?

ウダイプル

ウダイプルとは、インド北西部、ラージャスタン州にある街。
白い建物の美しい景観は「ホワイト・シティ」とも言われています。
16世紀、インド中にあった王国がムガル帝国に従うことを求められる中、
ウダイ・シング2世がムガル帝国から逃れて築いた都だそう。

ウダイプルにはいくつかの湖がありますが、これは人造湖で、
この湖による灌漑による長く繁栄してきたそうです。

最近はこの美しい景観から、外国人観光客にも人気。
湖の中にはホテルが立っており、海外の著名な女優・俳優が宿泊したこともある、と現地の人に聞きました。

私はビカネールから夜行バスでウダイプルに向かったのですが、
他の観光地と同様、街の中心地と観光地とが少し離れていて、
ホステルまでかなり歩いた思い出があります。

ウダイプル観光

ウダイプルの観光スポットといえば、湖の周囲の歴史的建造物。
湖の東側にはパレスがあり、外からもその美しい外観を建築を見ることができます。

また、夜景もとても美しいので、日が沈んでからブラブラしてみるのもおすすめ。
観光地だし、夜ブラブラしても大丈夫でした。

 
ウダイプル。湖の向こうにはパレスが見える。

上と同じ場所から、夜景。

ウダイプル 夜景

・・・と、個人的にはちょっと退屈な場所だったのですが、
さらに奇妙な体験をしたのです・・・。

ローカルな人々との交流

過激思考に染まりつつある青年?

軽食を食べようと立ち寄ったレストランにて。

昼食に食べたもの

なんかすごいギラギラした目をした青年がシェフとして働いていて、
私が軽食を食べていると、ものすごい勢いで話しかけてきた。
少年時代に田舎からウダイプルに出てきて、今やシェフとして働いていること、
今後やりたいことなどの話から始まり、
話はいつからか宗教のことへ・・・。

彼はイスラム教を信じているらしく、
なんだか過激な思想に染まりつつあるようだった。
そのことは彼の秘めたる考えらしく、彼のことを知る他の人に聞いても、
そのことは知らないようだった・・・。

レストランの屋上から

将来、彼や周りの人々の命に関わる
大きな事件が起きてしまうのではないか?と不安になった。

そしてなぜ私にそれを話したのだろうか?

レストランで働く人たちとクリシュナ寺院へ

とあるレストランで働く人たちがなんだか温かく迎え入れてくれ、
遠くのヒンドゥー教寺院への参拝に連れて行ってくれました。

その寺院には初めてみる神様の形が!
聖なる地だし、と思って写真は1枚も撮らなかったのですが、
なんと大阪の「国立民族学博物館」でその神様の形を目にしました。これはあの時の・・・!

シュリナート神@国立民族学博物館(大阪)

この黒い肌の不思議な神様。
インド西部で篤い信仰を集めている「シュリナート神」で、クリシュナと同一視されているとのこと。確かに、地域としてはインド北西部で、これだ・・・!!!
と、2年の時を経て明らかになるのでした。

インドを旅して不思議なこと

インドを旅して不思議なことの一つは、
それはお金をせびられることはあれど、無償の親切を受ける機会が多かったこと。
その無償の親切を与える側の動機って、なんなんだろう?
インドの人々ならではの「助け合い」精神みたいなものなんだろうか?
それをもっと知りたいなあと感じていたことを思い出しました。

もっと深く、インドと関わりたいなあ・・・。

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