2023タイ北部旅

【2023タイ北部旅】瞑想寺院ワットパータムウアで4泊 日々の暮らしをご紹介

こんにちは!年末年始でコロナ後初めてのタイ旅行へ行ってきました。
今回の旅の目的の一つが、「瞑想修行をすること」。
タイ北部にあるとあるお寺で4日間、インターネットなし、朝から晩まで瞑想づくめの毎日を送ってきました。
今回は、瞑想寺院でのスケジュールについて、それぞれどんなことをするのか、生活の上で気がついたことなどをご紹介しようと思います。

【旅程】
12/30 関空→バンコク(飛行機)
         バンコク→チェンマイ(夜行バス)
1/2 チェンマイ→パーイ(バス)
1/4 パーイ→Wat Pa Tam Wua ワットパータムウア(ソンテウ)
1/8 ワットパータムウア→クンユアム(ソンテウ)
1/9 クンユアム→メーホンソーン(ソンテウ)
1/11 メーホンソーン→パーイ(ソンテウ)
1/13 パーイ→チェンマイ(バス)
1/15 チェンマイ→バンコク(夜行バス)
1/17 バンコク→福岡(飛行機)

ワットパータムウアでの毎日のタイムテーブル

ワットパータムウアでは、毎日のタイムテーブルが決まっており、日々それに基づいた生活を行います。皆このタイムテーブルに沿って自主的に行動していました。

Wat Pa Tam Wua タイムテーブル

5:00AM 起床。部屋で瞑想
6:30AM 僧侶への托鉢
7:00AM 朝食
8:00AM 僧侶のお話、瞑想
10:30AM 僧侶への托鉢
11:00AMランチ
12:50PM 僧侶のお話、瞑想
16:00PM 清掃
17:00PM フリータイム
18:00PM 夕方のチャンティング、瞑想、僧侶のお話
20:30PM 休憩時間

↑こんなふうに書いてあっても、内容の想像がつかないんじゃないかなと思います。それぞれ何をやるのか、解説していこうと思います。

5:00AM 起床。部屋で瞑想

起床し顔を洗い歯磨き。暗い中、部屋の自分のマットレスのところで瞑想します。
私はドミトリーの広い部屋に宿泊していたのですが、この時間まだ寝ている人もいれば、もっと早く起きて別のボランティアに行っていた人もいました。そこはその人次第。

・宿泊場所について:個室が空いていれば移こともできます。個室を希望する人は受付の方に相談してみてください!

・早朝のボランティアについて:この時はキッチンで料理のボランティアがありました。

6:30AM 僧侶への托鉢

7:00AMからの朝食の前に、まず僧侶への托鉢を行います。
Dhamma Hallに、ライスの入ったお皿を持って並び、僧侶の持つ鉢の中に一人ずつライスを入れていきます。

ワットパータムウア 朝の托鉢の様子

1月のこの時間、まだ外は真っ暗。結構寒いので、人によっては毛布をかぶっていたり、ニットの帽子を被ったりしています。これが終わると自分達の朝食です。

・タイの慣習に基づき、托鉢や瞑想の時の座り順などは男性が前、女性が後ろ、と決められており、そこに疑問を持っている人も多かったです。

7:00AM 朝食

Wat Pa Tam Wua ある日の朝食

Wat Pa Tam Wuaで提供される食事は全てベジタリアン。以前の記事でご紹介した「仏教系ぶっかけ飯」で、一つのお皿にライス、おかず数種類をぶっかけて一緒に食べます。日によってはフルーツやお菓子がつくこともあります。

1日に2食しかないので、食べられる時に皆大盛りを食べていました。

8:00AM 僧侶のお話、瞑想

ご飯を食べ身支度したら、僧侶のお話と瞑想の時間です。
最初に僧侶の講義があり(私が滞在していた時は、生まれ変わりについて話していました)、その後ウォーキング・メディテーション、座ってのメディテーションを行います。

ウォーキング・メディテーションでは、「景色が綺麗だな〜」、とか「鳥が鳴いているな〜」という考えを排除して、今歩いている自分に集中しながら歩きます。新しい体験で、面白かったです。

Wat Pa Tam Wuaの敷地

その後30分程度座っての瞑想があり、チャンティングをして終了。
チャンティングはおそらくパーリ語。古代史好きとしては、「古代の言葉に触れられるのも、こういう場所の素敵なところだな」と思っています。

・ウォーキング・メディテーションでは、鋭い石に足をぶつけたり、転んだりして負傷している人もいました。裸足でないといけない、という決まりはないようだったので、不安であれば靴を履いて参加しましょう。

10:30AM 僧侶への托鉢

その後、すぐにランチの時間がやってきます。その前に、早朝と同様托鉢の時間があります。

11:00AMランチ

ランチでは、大抵朝食のメニュー+数種類おかずが増えます。
下の写真の時はイレギュラーで、どなたかの寄付でカオソーイやロティが追加され、デカ盛り・・・。それでも午後は食事がないため、頑張って食べました。
薄味ですが美味しいです。

ランチ。この日は寄付された食べ物が追加されとても豪華でした

12:50PM 僧侶のお話、瞑想

朝と同様僧侶のお話の後ウォーキング・メディテーション、メディテーションがあります。朝と少し歩く場所が変わります。

16:00PM 清掃

1時間清掃の時間があります。何か役割を割り当てられたり、決まった場所などはないため、自分で清掃する場所を決めます。私はドミトリーの部屋を掃除してました。

17:00PM フリータイム

寺院ではコーヒー、お茶、時間は限られますがホットチョコレートを飲むことができます。フリータイムには、飲み物を飲みながら、読書したり、人と話したり、皆自由な時間を過ごすことができます。

寺院には誰かが持ってきた日本語の本もいくつかありました。これまで持ってきてくださった方々、ありがとうございます。また、今後訪れる方は、旅に持参する本があれば、帰りに置いて行ってもいいかもしれません・・・

誰かが持ってきた日本語の本も少しあった

・シャワーは昼の暖かい時間に浴びるのがお勧め。

・シャンプーや石鹸、タオルなどはないので持っていきましょう。

・ドライヤーは持っていたのですが、使えるコンセントが限られていたので使いませんでした。

・当然Wi-Fiはありませんでした。今の時代、多くの人が現地のシムを買い自分のスマホで通信していました。

・話さない修行をしたい方は、胸に「SILENT」という名札を付けることができます。

18:00PM 夕方のチャンティング、瞑想、僧侶のお話

僧侶に合わせて皆でチャンティングします。日本でこれまで聞いたことのあるお経とは異なる上座部仏教のお経。興味深いのですが、長いし平坦なので眠くなってくる人多数・・・。
きちんとチャンティングを音で表記した本もあるため、初めてでも大丈夫。

チャンティングの後瞑想し、僧侶のお話があります。各僧侶のお話の後は、質問しに行くこともできます。

20:30PM 休憩時間

休憩時間、早めに寝てもいいし、人と話していても本を読んでいてもOK。私はベンチに座って星を眺めたりした日もありました。

気がついたこと〜たくさんの人に支えられた生活だった

この寺院には住み込みで働いているであろう方々が数人滞在していました。

料理をしてくれる人、洗濯をしてくれる人、掃除、ゴミの分別をしてくれる人、森を整備してくれる人。

また、ここでは無料で提供される食事の一部も誰かからの寄付だし、買い付けているものも、買うお金は誰かからの寄付なんだろうなと思います。そう考えていくと本当に、周りの全てのものに感謝しよう・・・という気持ちが生まれますよね。

我々は無料で宿泊しているので、一体誰からの寄付で成り立っているんだろう?と、とても不思議なのですが、そんな感じで多くの人に支えられている生活でした。

最後に

Wat Pa Tam Wuaにて

スケジュールを見てみると、結構フリータイムが多く、一見「暇そう」と思うかもしれません。ですが、瞑想に加えそのような余裕のある時間を過ごしていると、心が落ち着いてきて和やかな気持ちになっていくのを感じました。

また、ここでは無料で色々なものを享受できますが、その背後にあるものを考えると、感謝の心と他の人のことを考える気遣いのようなものが生まれるのを感じました。

外の世界でもそれを保ちながら生きていこうとすることも修行なのかなーとか思ったり。

とにかく、良い経験ができました。
次の記事も、Wat Pa Tam Wuaでのエピソードを書いていきます!


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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