カナダ

【トロント】カナディアンアート美術館 McMichael Canadian Art Collection

こんにちは!先週末、トロント ダウンタウンから公共交通機関を乗り継いで約2時間ほどの場所にあるMcMichael Canadian Art Collectionへ行ってきました。

トロントとは全然異なる緑の溢れる環境と、カナディアンアートに特化した展示で、少し遠かったけど行って良かった、と思える内容でした。

この記事では、McMichael Canadian Art Collectionの概要と行き方、展示の内容などについてご紹介します。

McMichael Canadian Art Collectionとは

McMichael Canadian art Collection

McMichael Canadian Art Collectionは、トロントの北 ヨーク地方にあるカナダのアートに特化したギャラリー。

このギャラリーの始まりは、Robert McMichael・Signe McMichaelがKleinburgの村に土地を買ったところから始まります。彼らは特にトム・トムソンや「グループ・オブ・セブン」といったカナディアンアーティストの風景画を収集し、1960年代初頭には多くの人がMcMichaelのプライベートギャラリーを訪れるようになったそう。

トロントの町中からは公共交通機関を乗り継いで約2時間ほどと、結構遠い場所にあります。

AZUSA
AZUSA
トロントを走るTTCという公共交通機関と、ヨーク地域を走るYRTという公共交通機関を乗り継いで辿り着きました。詳しい行き方はまた後ほど書いていきますね!

McMichael Canadian Art Collectionへの公共交通機関での行き方

McMichael Canadian art Collectionへの行き方は主に以下3つです。

  1. 車で行く
  2. シェアライドを使う
  3. 公共交通機関を使う
  4. 時期によってはトロントから直通のバスが出ています
    ※2023年は6月下旬から週に金・土・日の3日間

私が訪れた時期は(4)の選択肢は無かったので、公共交通機関での片道約2時間かけて訪れました。

※Google Mapでルートが出てきませんでした。その代わり、「Moovit」というアプリを使ったところバスの遅れ等も加味されてルートが算出されるのでかなり助かりました。

Moovitとは?

世界中で使われている都市モビリティアプリケーションです。バス、鉄道、地下鉄、バイク、ウーバーなど全ての交通手段から最適なものを選んで提示してくれます。

それでは、実際に私がどのようなルートで訪れたかをご紹介します。

TTC YellowLineでPioneer Villageへ

TTC YellowLine Vaughanの地下鉄に乗り、終点Vaughanから2駅手前の「Pioneer Village」という駅で降ります。

地下鉄を降りると、「YRT Bus」を示すマークが出ているので、そのマークに沿って進み、地上へ上がると綺麗なバス停があります。

yrt logo
Pioneer Village Stationのバス停

このバス停から、YRTの165番バスでWeston Rd/ Rutherford Rdまで行き、85番バス Napa Valley行きへ乗り換えます。

85番バスではNapa Valley Av/ Islington Avまで乗ります。最後、住宅街を走るのですがぐるっと回ってArt Collectionに一番近いバス停まで行くので、そのまま乗りましょう!

AZUSA
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一番近いバス停と言っても、ここからは公共交通機関の本数が格段に少なくなるので、バスのない時間であれば30分歩くことになります。Lynxなどの配車アプリを使って1,000円ちょっとくらいでたどり着くこともできます

Napa Valley Av/ Islington Avのバス停の近くにはティムホートンがあるので、帰りにバスを待つ際にはティムホートンでコーヒーを飲んでました。トロントの街中のちょっと治安が気になる雰囲気とはだいぶ異なりとても平和な広々とした店舗でした。。

Islington Aveの道はこんな感じ。

Islington Aveを歩く

歩道がしっかり整備されていて、安心して歩けました。

Art Collectionへ

そんなこんなでやっとMcMichael Canadian Art Collectionに到着。
9時ごろに家を出て、11時過ぎにやっと到着しました。

McMichael Canadian art Collection
McMichael Canadian art Collection
McMichael Canadian art Collection

入場料は大人1人20ドル。受付を済ませ、ギャラリーを見学します。

1階、ギャラリーへ入ってすぐの場所にはインディジネスアーティストの作品、進むと「グループ・オブ・セブン」の風景画が展示されていました。
その先には、23年10月までの企画展として、地球環境に関わるカナディアンアーティストのアートが展示されていました。来訪者に考えさせる内容の展示でとても興味深かったです。
2階にはよく知られたNorval Morrisseauの作品が展示されている広い部屋(トロントのAGOでも見ることができます)、

McMichael Canadian art Collection

その先にはMeryl McMasterというカナディアンアーティストの作品が大きく展示されていました。彼女はオランダ、英国、そしてカナダの先住民族の血を引いており、その血の歴史がテーマの作品群になっていました。

ファンタジーな世界観を実写で表現する、とてもユニークなアーティストだと感じました。

ギャラリーのある建物の中にはレストランもあり、この日は母の日だったので母の日の特別メニューをやっていました。

ギャラリーの外には自然が広がっており、トレイルロードや、彫刻が並んぶ庭園があります。

Sculpture Garden

この日は晴れていたので、ピクニックする家族連れの姿も多く見かけました。

最後に

私はもともとカナダの芸術にとても興味を持っていました。McMichael Canadian Art Collectionにはカナダのアーティストの作品が多く展示されており、私の好奇心を満たすような場所でした。

ただ、「インディジネスアート」というよりは、カナディアンアーティストの作品と、環境問題に焦点を当てた展示やMeryl McMasterといったならではの企画展が興味深いな、という感じ。

また、カナダに来て以来トロントから出たことのない私にとっては、この緑豊かなヨーク地域に来たこと自体冒険で楽しい体験でした。

カナディアンアートに興味のある方、トロントからちょっと小旅行に出かけたい・・・という方、ぜひMcMichael Canadian Art Collectionを訪れてみてくださいね。


最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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