アイスランド4日目は、アイスランドで2番目に大きな街Akureyri(日本語:アークレイリ)に滞在しました。
アークレイリはアイスランド北部 北極海に面し、フィヨルドの奥にある街。7世紀ごろバイキングの人々が集落を作り始め、18世紀ごろにはデンマーク人の商人が移り住み急成長した街です。
現在は歴史的な街並みを見ることができるほか、スキーなどのアクティビティも人気。個人的には市民プールがめちゃくちゃ良かった・・・
この記事ではアークレイリで訪れた場所、宿泊したホステルなどの情報をまとめていこうと思います。
CONTENTS
スケジュール
旅の4〜5日目、第二の都市アークレイリを観光した時のことを書いていきます。
4月10日 トロント→アイスランド (Icelandair)
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4月13日 北岸を東に進む アークレイリ手前に滞在
4月14日 第二の都市 アークレイリ滞在
4月15日 北岸を東に進む Godafoss近くに滞在
4月16日 東に進む Egilsstaðir (東部の中心都市)に滞在
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4月21日〜24日 レイキャビク泊 観光・土産物購入
4月24日 夕方の便でトロントに帰る
アイスランド第二の街 アークレイリ概要
アークレイリはアイスランドでレイキャビクに次いで大きい街。フィヨルドの奥に位置しており、漁業と観光業が盛んです。
レイキャビクからアークレイリまでは、車で寄り道せずに真っ直ぐ向かうと5時間ほど。この街は北極圏からたったの100kmほど南にあり、オーロラを見るのに適している他、周辺ではスキーなどのアクティビティやホエールウォッチングツアーなども盛ん、また対岸には「フォレストラグーン」という温泉施設もあります。
街の中心部
アークレイリには港があり、その周りには平坦な地形が、それ以降は急な坂になります。平坦な場所は土産物屋やレストラン、ホテル等が並び観光地になっています。
私の訪れた日はドイツから北欧をめぐるクルーズ船が港に停泊していて、そこからの観光客を多く見かけました。4月中旬、まだまだ観光客は少なく街は静か。
メインストリートには、土産物屋さん、本屋さんや毛糸屋さん、アイスランド土産の定番「ICEWEAR」のお店、観光客向けっぽい良い感じのレストランなどありました。我々はフィリップのお姉さんに毛糸を購入しました。
毛糸を購入したのはこのお店!「ICEWEAR GARN」
このお店のある通りが観光メインストリート。
メインストリートにはこんなものも。なんだろう、民間伝承に出てくるお婆さん的な何か・・・?
このメインストリートを北に歩いていくと、メインの広場があります。
メインスクエアから港方面に歩いて行くと、アークレイリで最も古いエリアがあります。昔の趣を残す建物がいくつも残っていました。
我々はクルーズ船が出発する時間にここに戻ってきて、ゆっくりと港を離れるのを眺めていました。次はどこに行くんだろうか。
坂を登って アークレイリ教会へ
メインスクエアと反対側にメインストリートを歩いて行くと、坂の上にユニークなデザインの教会が建っているのが見えました。アークレイリ教会という教会で、レイキャビクのハットルグリムス教会の設計にも携わった建築家が設計したそうです。
この坂を登って行くことにします。
この通りはアートストリートとも呼ばれているらしく、また少し趣の違うお店が並んでいました。美術館もこの通りにあります。
坂の上に上がって行くと・・・
アークレイリ教会がありました。坂の上のエリアは住宅街になっています。
なぜかタイ料理レストランに入る
アイスランド旅を始めてからというもの、なかなか外食する機会がない我々。
今日こそは、と思いレストランを探しますが、なかなか良い感じのところがない・・・
そんな中見つけたのがこのタイ料理レストラン。
個人的にお米を使った料理が恋しくなっていたので、これはありがたい・・・ということで入ることに。
アジアからの移民の人たちもこの街に住んでいるようで、店員さんはアジア系の顔立ちの方でした。地元の人がテイクアウトしたり、クルーズ船からの観光客が訪れたりと、店内は賑わっていました。
私はベジ・グリーンカレーを注文。アイスランドで食べるグリーンカレー、美味しすぎ・・・!!
フィリップはガパオとトムヤムクンを注文。
こんなに小さいボールに入って、トムヤムクン、2,000円超えるんだぞ。信じられる・・・?
やっぱり外食するとかなり値段しちゃうのですが、たまには必要。とっても満たされました。
実はこの街には回転寿司もあるんです!もしまた機会があったら行ってみたいな・・・
市民プール アイスランドで最もお気に入り!
翌朝、チェックアウト後に向かったのは市民プール。
アイスランドでは市民プールがどの街にもあり、人々の憩いの場になっています。プールは多くの場合屋外にあり、極寒の冬でも営業しています。というのも、地熱を使って沸かしたお湯が使われているので、プールはいつも暖かいんです(お湯を沸かすコストも電気に比べ低いはず)。
内部は写真撮影禁止なので、Webサイトのスクリーンショットを載せておきます。
これ、市民プールなんです、信じられますか・・・?観光客は1回の利用1,000円ちょっと、おそらく地元の人なら割引などあるはず。こんなのが住んでいる地域にあったら毎日でも通いたい。
24メートルプール、子供プール、そしてホットバス、スチームバス、数種類のスライド。私はほぼ37度くらいのホットバスとスチームバスを行き来して楽しみ、フィリップはスライドを楽しんでいました。
宿泊場所 ホステルに宿泊!
元々は、少し郊外にある通年営業のキャンプ場「Camping Hamrar」に泊まろうと思っていた我々。こちら地図↓
ですがテントが壊れているため車中泊になるのと、キャンパーはただの駐車場に停めてそこにみんな寝てるようなのと、オフシーズンで営業しているキャンプ場が少ないからかめちゃくちゃ混んでたのと、車中泊なのに2人で5,000円以上かかるのと・・・良いバイブを感じられず・・・ここに泊まるのは無しにしました。
そこでBooking.comで調べると、かなりお得な値段のホステルを発見。
ということで、そのホステル「Akureyri Hostel」に宿泊することにしました。なんとなんと1泊7,000円ほどでした!
とても新しいホステルで、キッチン、シャワールーム、寝室どこもとても綺麗!ホステルなのに1部屋1部屋区切られていて(もしかするとドミトリーもあるかもしれません)、ドミトリーが苦手な人にも良いし、建物の隣には駐車場もあるので車でアイスランドを巡っている人にもピッタリです。
オフシーズンだからかめちゃくちゃ空いていて、我々の他男女1組しか見かけませんでした。シャワーも好きな時に使えて嬉しかったです。
このホステルは我々の旅の中でも上位に入る宿泊場所でした。
参考:フォレストラグーンについて
アークレイリにはフォレストラグーンというブルーラグーン的温泉施設があります。
雰囲気はブルーラグーンより落ち着いていそう。行くかどうか悩んでいたのですが、市民プールで大満足だった我々、値段も高い(1万円前後)ので行かないことにしました。
ブルーラグーンが火山を感じられるとしたら、フォレストラグーンは森の中にいる気分を味わえる温泉。おそらくブルーラグーンに比べ観光客も少なめのため、くつろげるんじゃないかと思います。
我々もまた機会があったらこの温泉にもトライしてみたいな・・・と思っています。
もしアークレイリに行かれる方がいたらぜひ!
おわりに:アークレイリについて
アイスランド 北部の街アークレイリ。レイキャビクに次いで大きい街で人口も多く、市民プールは我々が訪れたアイスランド中の市民プールの中で一番素敵な場所でした。
できることならもう1泊したかったのですが、この先の道路状況や天気の状態から少し急いでいた我々は翌日アークレイリを出発します。
レイキャビクから直で向かえばたったの5時間、しかも中規模な街なのでレイキャビクよりも都会っぽくなく、全てが簡単に行けるところに揃っている、しかも時期によってはスキーやホエールウオッチングなどのアクティビティも充実しています。
我々の中ではアークレイリがアイスランドNo1の街でした。これからアイスランド旅行を計画している方には是非是非行ってみてほしいなと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Youtube goldenhuntadventures チャンネルではアイスランド旅のビデオを公開しています!一緒に旅行に行ったカナダ人パートナーフィリップと。
Instagram:@azusa_1111_ /@goldenhuntadventures
Youtube : https://www.youtube.com/@goldenhuntadventures9930
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