アイスランド11日目、この日は「シンクヴェトリル国立公園」を訪れました。アイスランドには北米プレートとユーラシアプレートの境界があり、ここではその裂け目「ギャウ」を地表で見ることができます。なんとこの北米プレートとユーラシアプレートは、地球を一周回って次は日本(フォッサマグナ)で出会うらしい。地球のスケールの大きさに驚きますね。
シンクヴェリトル国立公園の後は、レイキャビクへ。この日は少し街歩きをして、アイスランドっぽいものをレストランでいただきました。
アイスランド旅も終盤の終盤です。
この日のことはYoutubeの19分くらいのところから↓水の中にGoProを突っ込んでみると・・・すごい透き通っていてすごかった!↓ぜひ見てみてね。
CONTENTS
スケジュール
ゴールデンサークル内、首都レイキャビク寄りの場所にあるシンクヴェトリル国立公園へ。その後首都レイキャビクに向かいます。
4月10日 トロント→アイスランド (Icelandair)
〜〜〜
4月16日 東に進む Egilsstaðir (東部の中心都市)に滞在
4月17日 南岸を西に進む Höfn滞在
4月18日 南岸を西へ進む ダイアモンド・ビーチ/ヨークルスアゥルロゥン氷河湖/パフィン Vík付近のキャンピング・ポッドに宿泊
4月19日 天然の温泉、スコガフォス/滝トレッキング/Vík付近のキャンピング・ポッドに宿泊
4月20日 ゴールデンサークル(Gullfoss/Geysir:間欠泉),ゲストハウス泊
4月21日 ゴールデンサークル(Thingvellir National park)、レイキャビク泊
〜24日 レイキャビク泊 観光・土産物購入
4月24日 夕方の便でトロントに帰る
概要:シンクヴェトリル(Thingvellir)国立公園
シンクヴェトリル国立公園は、レイキャビクの東約40km、シングヴェトリル湖の北に位置する国立公園。この場所は10世紀、世界最古とも言われる議会が開かれた場所として有名で、その歴史的な価値からユネスコ世界遺産にも登録されています。
また地質学的には、ユーラシアプレートと北米プレートの割れ目があることでも有名で、割れ目を歩くこともできます。この割れ目は毎年少しずつ広がっているんだそう。ここには世界的に有名なダイビングスポット「シルフラ(Silfra)」があり、ダイビングすることも可能です。
国立公園サービスセンター
我々がシングヴェトリル国立公園を訪れるにあたり最初に行ったのは国立公園のサービスセンター。実はここにはキャンプサイトもあったりして、季節が良ければキャンプするのも良さそうです。
国立公園のパンフレットをもらえたり、土産物やちょっとした食料の購入、トイレの利用などをすることができます。キャンプサイトの利用については季節によって値段や使える場所が違うようなので、公式サイトを確認してみてください。
ここから湖の方に降り、プレートの境界を見に行きました。
圧巻!ユーラシアプレートと北米プレートの境目
こちらはプレートの境目を歩くことのできる場所。「ゲーム・オブ・スローンズ」シーズン4の撮影地にもなったそうです。切り立った岩が道の左右に広がっています。
進んでいくと、雪が氷のようにカチコチになっていて普通のトレッキングシューズでは先に進めませんでした。4月の中旬でも氷の上を歩く装備が必要です。
実はここ、昔処刑場として用いられた場所だそう。
この解説によれば、窃盗に対しては首吊りの刑が充てられたそうで、現在でも首吊りの刑が行われていたらしい岩が残っています。シングヴェトリルでは17世紀前半から18世紀半ばまで、30人の男性が斬首、9人が火炙り、18人の女性が溺死の刑に処されたことがわかっており、ここでは15人の男性が首吊りの刑に処されました。
そんな歴史を知って少しゾッとしましたが、このトレイルの最後にはこんなに美しい滝を見ることができました。
大地の裂け目でダイビングできる シルフラ
「シルフラ(Silfra)」はシングヴェトリル湖の北岸に位置し、大地の裂け目に湧出した透明度の高い水の中をダイビングすることができます。ダイビングを体験したいのであれば、ツアーに参加して訪れるのが良いでしょう。
ダイビングを今から開始するグループがいました。
地上からプレートの裂け目を覗き込む
個人的におすすめなのが、地上からプレートの裂け目を覗き込むことのできるこちらのスポット。駐車場から少し離れた何もない場所のトレイルを歩いていきます。
平たい大地は苔に覆われていて、遠くに山や岩場が見えるだけの不思議な場所。
ここを歩いていくと、シングヴェトリル湖に突き当たりました。ちなみにシングヴェトリル湖は北極イワナやトラウトなど釣りでも有名で、時期によっては釣りも楽しむことができます。
この辺りには地面にたくさんの裂け目があり、そこにはとても澄んだ水が溜まっていました。覗き込むと底まで見えます。
こんな場所も発見。すごい!
Youtubeでは、水の中の様子を見ることができます(GoProを突っ込んだ)!覗き込む以上に透明度がすごくてとても美しかったです。↓
別の場所では、こんなふうに湖と一緒にプレートの裂け目を見ることができたり
もし時間と体力があれば、1日ハイキングをして色々見て回るのも楽しそうです。主要なスポットのほかは特に案内板などもない+ほとんどの観光客は主要スポットに集中しているので、少し外れた場所に行けば静かーな中この地ならではのユニークな自然を満喫できます。
他にアイスランドの歴史的にとても重要な場所・建物などあるのですが、観光客もかなり多く我々は別の場所を散策し、その後は、ついに旅の終着地点 首都レイキャビクへ向かいました。
首都 レイキャビクへ
シングヴェトリル国立公園のサービスセンターからレイキャビクは50kmほど、車で1時間もかからないくらいです。色々アイスランドを巡ってきて、もうこんなに首都に近いんだ、と驚きました。
レイキャビクには3泊するため、少し郊外(車/バスを使わないとダウンタウンに出られないくらいの)のアパートメントに宿泊。宿泊場所についてはまた別の記事にまとめていくことにします。
教会の前のレインボーロード
この日はダウンタウンに出かけて、少し散策+ディナーを食べました。
アイスランドの郷土食
アイスランド・フードなのですが、私にとっては少し問題で・・・ベジタリアンなので肉・魚が食べられないんですが、アイスランドならではのものって、ラム肉とか、サーモンとか、ユニークなものだとサメとかクジラとかパフィンとか・・・お肉やお魚なんですよね。
メニューを見ると大抵ベジタリアンオプションはあるけれど、取ってつけたような残念な感じのが多く・・・「アイスランディック・フードのレストラン」には我々行きませんでした。高いし。
こちらは値段も手頃でベジオプションもあったので、入ってみました。メニューはパンに入ったスープのみ。ノンベジはラム、ベジは少しスパイシーでクリーミーな野菜スープ。
温まって美味しかった!フィリップはラムのスープを食べていました。
1人前3,000円ほど!(スープとパンだけなのに!高いよ!)
その後部屋に戻り、夜空を眺めているとオーロラが見えました。
部屋からオーロラが見える
ぼんやりと緑色のオーロラが現れて、風に揺れるカーテンのようにゆらめいていました。
次回の記事からは首都レイキャビクで訪れた場所にいついて詳しくまとめていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Youtube goldenhuntadventures チャンネルではアイスランド旅のビデオを公開しています!まだまだ試行錯誤中ですが、見ていただけると嬉しいです。
Instagram:@azusa_1111_ /@goldenhuntadventures
Youtube : https://www.youtube.com/@goldenhuntadventures9930
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