アイスランド旅9日目。この日は宿泊しているキャンピング・ポッドを拠点にして、「アイスランドで最もエレガントな滝」と言われているSkógafoss(スコガフォス/スコゥガフォス)、やその周りのトレイル、温泉を巡りました。
このエリアはレイキャビクからも近く、それぞれの場所に多くの観光客や観光バスが訪れていました。そのためか、モラルのない一部観光客のために一つのスポットは置き去りにされたゴミが山積みになっていて・・・観光地として有名になり、観光客が押し寄せる、その弊害と問題も考えることになりました。
CONTENTS
旅のスケジュール
旅もついに9日目。だんだんと終わりが見えてきて悲しい気持ちになってきました。
4月10日 トロント→アイスランド (Icelandair)
〜〜〜
4月16日 東に進む Egilsstaðir (東部の中心都市)に滞在
4月17日 南岸を西に進む Höfn滞在
4月18日 南岸を西へ進む ダイアモンド・ビーチ/ヨークルスアゥルロゥン氷河湖/パフィン Vík付近のキャンピング・ポッドに宿泊
4月19日 天然の温泉、スコガフォス/滝トレッキング/Vík付近のキャンピング・ポッドに宿泊
4月20日 ゴールデンサークル
4月21日〜24日 レイキャビク泊 観光・土産物購入
4月24日 夕方の便でトロントに帰る
無料の公共プール〜Seljavallalaug 一部の観光客によって酷い状態になっていました
この日まず訪れたのが、無料の公共プール。宿泊先のキャンピング・ポッドからも近い山の麓にありました。駐車場があるのでそこに車を停め、水着やタオルを持って歩きます。
駐車場からトレイルが続くこのプールはもともとこの地のコミュニティのために100年ほど前に建てられたもの。その時から使われているようなポンプや排水管などが今も動いているようです。
ポンプや排水管が剥き出し
パイプから熱水が川に流れるプールに到着しました。岩山で木々のないアイスランド特有の地形の中ぽつんと建つ白い構造物。とてもいい雰囲気です。なのですが・・・
プール
プールの水槽の中を見てみると、藻で真緑になっています。何人か泳いでいる人はいましたが、これは・・・。我々は泳ぎませんでした。残念。泳ぐとしたら、水中で履いていられるサンダルがあった方が良さそうです。
プールは真緑何より驚いたのが、更衣室の中の様子。モラルのない観光客たちがステッカーを貼ったり、壁に落書きしたり、ゴミを置いて行ったり。本当にひどい状態でした。
更衣室に置き去りにされたゴミの山こんな状態だとは知らず出かけたので小さい袋しか持っていませんでしたが、詰めれる分だけゴミを詰めて持って帰りました。本当に残念すぎる。
川を歩いて渡った先に・・・天然温泉
フィリップが事前にMapで調べた情報によると、この先に無料で入れる小さな天然温泉があるとのこと。公共プールの先に続くトレイルを歩くと、川の脇に湯気が上がっているのを見つけました。
公共プールの裏にトレイルが続く
湯気が上がっています4月中旬、まだまだ寒く川に足を入れると途端に冷たすぎて足の感覚がなくなるくらい！！
ですが川を歩いて湯気の向こう側に行くと、2人入れるくらいの小さな温泉がありました。
お湯の温度はぬるめでしたが、この景色、この雰囲気の中お湯に浸かれるってなかなかないんじゃないかな。とても良い体験になりました！前後に冷たい川を歩くことでリフレッシュにもなり、温泉後はとても気分がよかったです。
見つけたらぜひ行ってみてください〜。
昔の建物跡 Rutshellir Caves
Skogafossの少し西側、メイン道路のすぐ脇に、昔の建物が残されています。倉庫だったのかな。私有地なのですが、誰でも見学できるようにとこの建物は公開されています。
昔使われていた建物岩と一体になっていてとてもユニーク。
建物の中 ドネーションボックスもある
私有地には入らないで、というサイン滝に近くアクセスが良いので、興味がある方は立ち寄ってみてもいいかも。
Google Mapによると、駐車場は我々が訪れた後有料になったようです。
アイスランドで最もエレガントな滝 スコガフォスSkógafoss
この日のメインはSkógafossという滝。アイスランドで最もエレガントな滝として知られており、アイスランドエアの往路でエチケット袋にこの滝のことが書かれていました。
レイキャビクからも訪れやすいという面もあり、私たちが訪れた日も多くの観光客が訪れていました。そして観光客の種類も多様だった！駐車場は無料で、周りにはレストランやホテルがいくつかありました。
滝の案内板
SkógafossはSkóga川にあり、氷河から溶け出した水が川になり滝まで続いています。Skóga川には20を超える滝があり、トレイルを歩いて行くと他の滝も見ることができます。
Skógafoss
まず最初、駐車場から歩いて行くと一つ目の滝、Skógafossがあります。
SkógafossSkógafossは60mほどの滝で、近くまで行くと水飛沫が飛んできます。崖から流れ落ちる水がとても繊細な糸のように見えてとても美しい。
滝の右側には階段が整備されており、展望台まで登ると滝を上から見下ろすことができます。この階段が結構きつい・・・この階段が、Skóga川トレイルの始点です。
展望台 高さに足が進んでここまでしか進めませんでした4月中旬、この先のトレイルはところどころ泥でぬかるんでいたり、結構歩いていくと道が少し崩れていたり、雪が降ってきたりということもあったので、ハイキングシューズの着用、暖かく防水のジャケットの着用をお勧めします。
Hestavaðsfoss
Hestavaðsfossトレイルを歩いて行くと、すぐ先にまた次の滝が現れました。横に広いこの滝は、Hestavaðsfossという名前だそう。
Fosstorfufoss
次に見えてきたのはこの滝。
Fosstorfufoss自然保護のため、トレイルを歩くようにという看板がありました。
自然保護のための看板トレイルから外れた場所にピンクの花が咲いていました。
ピンク色の花雷鳥のカップルがいました。
雷鳥がいた
オスの雷鳥
かっこいいSteinbogafoss
次の滝は「Steinbogafoss」。
Steinbogafossだんだんと「渓谷」という雰囲気が強まってきました。この時期、色がなくところどころ緑の苔に覆われた景色はまるでナウシカの世界のよう。
滝の後ろがわだんだんと雪が降ってきました。トレイルはまだまだ続きます。
トレイルが続いていく平坦な大地に溝が掘られているような不思議な世界。
Fremri-Fellsfoss
Fremri-FellsfossInnri-Fellsfoss
Innri-Fellsfoss上から滝の周りにはまだ雪が少し残っています
Rollutorfufoss
RollutorfufossSkalabrekkufos
この「Skalabrekkufoss」は他の滝と雰囲気が違い、高い場所から落ちています。
この辺りになるとだんだんと道は険しい部分が出てきて、ハイキングシューズの着用はマストだと思いました。少しずつ地形が変わってきて面白い。
Skalabrekkufoss
向こうに小さい滝が見えるKæfufoss
だんだんと降雪が多くなってきました。
Kæfufoss
景色がとても美しい
もう少し歩くと、石が積み上げられている場所があり、そこまで歩きました。
Skógafossからここまで歩いたよ↓
これ以上行くと時間もかかるし、雪も降っているし、我々は食べ物や十分な水なども持っていなかったのでここで引き返しました。計9つの滝を見ることができて、とても満足です。次はもっと先まで歩きたい・・・！
引き返してSkógafossに戻ったところで計2時間ほどでした。
おわりに
この日は前日と同じキャンピング・ポッドに宿泊。Skógafossの後はHvolsvöllurという街のクローナン(スーパー)に行き、食料を買い足してからポッドに戻りました。
明日はついに、アイスランド一の観光エリア、「ゴールデンサークル」へ向かいます。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Youtube goldenhuntadventures チャンネルではアイスランド旅のビデオを公開しています！まだまだ試行錯誤中ですが、見ていただけると嬉しいです。
Instagram：@azusa_1111_ /@goldenhuntadventures
Youtube : https://www.youtube.com/@goldenhuntadventures9930
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