【セルビア】チチェバツ→ベオグラードへ列車で移動

今朝まで、北マケドニアで出会った女性、ダニエラの家に2泊していました。セルビア南部の小さい街、クルシェバツ。人々がとっても厚い信仰と、家族とのつながりの中で生きていて、ヨーロッパの新たな一面を垣間見ることができた。

彼女や彼女のお母さん、彼女の友人たちが本当に良い人すぎて・・・別れるのが本当に悲しかった。またいつかどこかで会えますように。

今回はチチェバツから首都ベオグラードへ移動した時のことをまとめます。

チチェバツの駅へ

朝ごはんを食べた後、9時14分発の列車に乗るべく、ダニエラに車で駅まで送ってもらった。とっても小さい駅。セルビアでは、列車を利用する人自体が少ないようです。

カウンターでベオグラードまでの切符を買うと、610ディナール(約5ユーロ)。
あとでバスの値段を調べたら、クルシェバツ〜ベオグラードが8ユーロだったので、列車の方がバスよりもちょっと安いようでした。

地方の駅ではクレジットカードが使えないようだったので、セルビアの通貨、ディナールを手に入れるべく駅へ行く前に急遽両替しました。※バルカンの国々では、スーパーマーケットの中に両替カウンターがあるところが多かったです。

9時14分きっかりに列車は駅に到着。
列車の中はスカスカ。ベオグラードに着くまで大抵スカスカ状態でした。

列車は予想していたのと違いとてもモダンでした。乗り心地も良い！

私の乗った列車には変な人が多く乗っていました。
無賃乗車の浮浪者のおじさんや(乗務員に降りてくださいって言われて数駅で降りてた)、台車を引いて乗ってきたミニーちゃんの赤いリュックを背負ったこれも浮浪者っぽいおじさん。なぜか30分に1回くらい香水を振りまいていました。
バスよりも安いから、彼らは列車を選ぶのだろうか。。。

途中、ダニエラのお母さんが持たせてくれたサンドイッチを食べます。車内での飲食は問題ないようでした。

列車の中には車両には車いす対応のトイレが設置されているので安心。人も少なく乗務員さんが何人かいるので、大きい荷物は席に置いて安心してトイレに行くことができました。

定刻より30分くらい遅れてベオグラードセントラル駅に到着。とても新しい駅だが、なんだか閑散としています。やっぱり列車で移動する人は少ないのかな・・・。

5ヶ月間の旅で何度か列車に乗ったが、バルカン半島に来てから列車のクオリティが格段にアップしている気がします。ぜひ機会があったら少しの距離でも列車に乗ってみて、その雰囲気や車窓からの景色を楽しんでみてくださいね。

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