2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【ハンガリー】世界遺産の地下鉄!ブダペストの公共交通機関の魅力〜トラム・メトロ〜

ブダペスト

ハンガリーの首都、ブダペスト。
ドナウ河岸とブダ城地区、およびアンドラーシ通りは世界遺産に登録されており、その美しさから「ドナウの真珠」とも呼ばれている。

なんと、そのブダペストには、ユーラシア大陸最古の、世界遺産に登録されている地下鉄が今も走っている。それも含め、ブダペストの公共交通機関は利便性が良く、その歴史や車窓からの景色も魅力に溢れている。
この記事では、ブダペスト観光に利用できる(というか、ぜひ利用してほしい)公共交通機関をご紹介しようと思う。

ブダペストの公共交通機関について

ブダペストでは、地下鉄4路線、バス220系統、トロリーバス13系統、路面電車25系統が市民や観光客の足になっている。

1回乗車券(80分有効)は350フォリント(約120円)。
何日間か滞在するなら、24時間乗車券(約580円)・72時間乗車券(約1400円)・7日間乗車券(約1740円)等もあるので滞在日数に合わせた乗車券を購入するのがお得だ。

チケットは、自動券売機で簡単に購入することができる。

ぜひ乗ってほしい!観光にも使える路線

ブダペストには、観光にも使える、市内中心部を走るトラムや地下鉄がある。
ここでご紹介する地下鉄1号線は、ユーラシア大陸で最古、ロンドンに次いで世界で2番目に古い地下鉄で、世界遺産にも登録されている。

ブダペストを訪れたら、時には移動手段でだけではなく、観光の手段として公共交通機関を使って、美しい景観を楽しんだり、歴史を感じてほしい。

トラム2号線

ブダペスト

トラム2号線は、ドナウ川沿いを走っているトラム。黄色の車体が目印だ。
車窓からは、川の対岸にあるブダ城や、国会議事堂、くさり橋など、観光名所を眺めることができる。

ブダペスト

昼間はもちろん、夜にトラムに乗るのもおすすめだ。
夜景が本当に美しく、船に乗らなくても最高の景色を眺めることができる。

ブダペスト

トラム沿いをブラブラ歩いて、ドナウ川の眺めを楽しんで、疲れたらトラムに乗って・・・という観光の仕方がおすすめ。

【世界遺産】地下鉄1号線

ブダペスト

ブダペストの地下鉄1号線は、ブダペストのメイン通りであるアンドラーシ通りの真下を走っている路線。
この地下鉄はヨーロッパ大陸で初の地下鉄で、1893年から1896年にかけて建設された。

日本最古の地下鉄である東京メトロ銀座線が1927年創業開始であることを考えると、ブダペストの地下鉄がとても古いことがわかりますね。

※ちなみに世界最古の地下鉄はロンドンの1863年。ブダペストの地下鉄が電化されていたのに対し、ロンドンの地下鉄は蒸気機関車だった。

ブダペスト ブダペスト

地下鉄1号線は、地下の浅いところに建設されており、階段を降りるとすぐに駅の構内。
なんだかおもちゃの地下鉄のようで素敵だった。

路線距離は4.4km、くさり橋、オペラ座や英雄広場など様々な見どころを通っているので、移動にも便利だ。

ブダペスト

おわりに

ブダペストは歩いても観光名所を巡ることができるので、宿によっては公共交通機関を利用しない方も多いんじゃないかと思う(私は郊外のホステルに宿泊していたので、毎日バスを利用していた)。
ただ、公共交通機関を利用すれば観光の幅も広がるし、利用していなかった時には見えなかった景色が見えてくる。運賃も安めなので、ぜひ公共交通機関を利用してブダペストを満喫してほしい。

参考