2018~2019 ユーラシア大陸をめぐる旅

【インレー湖】1人でトレッキングツアーに参加〜メリットデメリット、実体験をご紹介

ミンガラーバー!
ニャウンシュエ滞在5日目、トレッキングツアーに参加してきました。
ボートツアーは「参加してみた!」っていうブログよく見るけど、トレッキングってどうなんだろう・・・?
インレー湖でのアクティビティ選びの参考にしていただけたら嬉しいです♪

トレッキングツアーを申し込むまで

本当は、サンライズをボートの上から眺められるボートツアーを探していた私。
ニャウンシュエのマーケット近くのツアー会社をたまたま訪れたところ、「ボートの他にも、トレッキングもあるよ」と紹介されたのが、トレッキングツアーに参加するきっかけでした。

お店のご主人の話を聞いたところ、「山からインレー湖全体を見渡せる」「小さな村々を訪れて、どう生活しているのか見学できる」「洞窟に行ける」などなど魅力的!と思ったので、参加することにしました。
ちなみに、村でのランチも込みとのこと。魅力的!
朝8:00に始まり、山頂まで3~4時間、帰ってくるのに3~4時間の丸1日のツアーだそうです。

値段は、1ツアーにつき20,000kyat(約1400円)。
たまにはちょっとお金を出して、プライベートツアー、っていうのもいいかなあ、と思って参加することにしました。

8:00AMにホステルまでガイドさんが迎えに来てくれるそう。

ツアー当日

若いガイドくん

7:50AM。ホステルの外に出ると、若い男の子がこちらを見て近づいてきます。
そう、彼が今日のガイド。タミンくんと言うそうです(ここではガイドくんと呼ぶことにします)。
「今日1日よろしく!」と握手を交わして出発です。

聞けばガイドくんは1998年生まれの20歳。
妹と同じ歳だ・・・大丈夫かなあ。。(思ってたガイドさんと違ってちょっと心配)

朝は涼しいけれど、日陰の少ない山道を歩いていくとかなり暑く、すぐバテてきます。
ほんと昨日帽子買っておいてよかった・・・。
あっという間に、最初の村に到着です。

トレッキングのために昨日購入した帽子。ずっとこういうのが欲しかった♪

最初の村〜小学校を見学〜

最初の村には大きな小学校があり、生徒の中には幼いお坊さんもいました。
男の子のお坊さんは深い赤色の袈裟を、女の子のお坊さんはピンク色の袈裟を着ています(ミャンマーに来てから、女の子のお坊さんもよく見かけます)。
幼いお坊さんたちは、仏教の勉強に加えて、ここで英語や国語、算数などを習っているんだとか。
また、この学校には、英語のスピーキングクラスもあるそうです。
ガイドくんによれば、ミャンマーでは英語の学習は読み書きが中心だそう。
ただ、この学校ではスピーキングもやっているそうです。

ここの学校の横には、新しいレストランもあり、
外国人のボランティアが加わって、いろんな取り組みをしているようでした。

洞窟を歩く

次に訪れたのが洞窟。
洞窟の入り口には、ブッダの像がたくさん置いてあります。
ガイドくんによれば、ニャウンシュエからシャン州の州都であるタウンジーまでの間にはこのような洞窟がたくさんあるそうです。この辺りは昔、海の下にあったんだそう。

ミャンマーあるある、ネオンがキラキラしている。

奥に進むとさらにたくさんのブッダの像が。
洞窟のような自然の作り上げた凄いものって、やっぱり、神聖なものが宿ると思われるのかな。そういう感覚って世界で共通するものだと思います。

畑の中を歩く

●ターメリック

農家のおじさんが、それぞれの種類のターメリックについて教えてくれました。

洞窟を出て、どんどん歩いていくと、栽培されている作物の種類の多さに驚きます。
まず目にしたのが、この生姜のような見た目の作物。
ターメリック(ウコン)です。
実はここでは4種類のターメリックを栽培していて、3種類はカレーなどに入れて食べますが、1種類は薬として使われるんだそうです。
香りを嗅がせてもらうと、種類によってちょっとずつ違いました。

ここで働いていたおじさんは、今の季節だけ数ヶ月間山の中の小屋に住み、仕事をしているんだとか。
他の家族は、山の麓の村で住んでいるということだから、単身赴任みたいなものなのか、大変ですね・・・(お風呂とか、ご飯とか、どうしているんだろう)。

別れ際に、たくさんのターメリックをいただきました(自分ではどうにもできないので、お昼を食べたお家の方にあげました)。

●タバコを包む葉っぱ

タバコを巻く葉っぱ。

ミャンマーでいると、普通の日本で見るタバコの他に、葉っぱで巻かれたタバコが売られているのに気づきます。ミャンマー人のおじさんは、そういう葉っぱで巻かれたタバコを吸っている人が多いです。
そのミャンマー式タバコを包んでいる葉っぱが、たくさん栽培されていました。

●タバコ

タバコを包んでいる葉が栽培されている横には、タバコの葉が栽培されていました。
栽培されている横では、収穫した葉を干すための小屋が建てられており、たくさんのタバコの葉が干してありました。

タバコの葉は、日陰に干してあります。

近づくと、香ばしい良い香り。
ガイドくんによれば、インドなどに輸出されて加工されるものもあるんだそう。

小さな村でランチ

農作物などについての説明を受けながら、山を登っていきます。
上り坂ばかりで、ガイドくんも私も疲れて口数が少なくなってきました。
そんなところで気付けばもうお昼時。
12時少し前に、ランチをとる村に到着しました。

ランチをとるのは、村の中の一つの家屋。
竹で作られた高床式のお家で、中に入って窓を開けると風が通り抜けて本当に気持ちがいい。

竹で作られた伝統的な家屋。
階段も竹。慣れていないと滑っちゃいそう。
家の中。

料理が完成するまで時間があったので、別のグループの女性たちとともに料理を作るところを見学したり、写真を撮って過ごしました。

ガイドさんも一緒にご飯を作ります。

ランチは、かなり量が多いです。
野菜がたくさん入ったフライドヌードルと、アボガドを1つまるまる使ったアボガドサラダ、さらにりんご、みかん。
疲れ果ててお腹が空いていたので、フライドヌードルとアボガドサラダは完食してしまいました。カロリーw

おばあちゃんの家を思い出します。

ご飯を食べ終わった後はお昼寝。
竹で作られた伝統的な家は風通しがよく、ほんと〜にこれが気持ちいい!
疲れ果てているので、もうどんだけでも寝れます。

ベランダから見た外の様子。

どんだけでも寝ているわけにはいかないので・・・
最後にトイレを借りて(こちらも竹で作られた小屋。清潔でした)、さあ、インレー湖が見えるビュースポットまで登ります!

インレー湖を見渡す

ランチ後の道は、比較的下り坂が多く午前中よりは楽でした。
それでも、木の少ない頂上付近はとても暑く、汗がダラダラ。
ただ、山の上から見えるインレー湖はとても綺麗でした。そしてとっても大きい!

ここから、ボート乗り場に向かいます。

その途中で事件発生。
ガイドくん、スマホや財布、ナイフをどこかに忘れてきてしまったと言います。
「ボートの運転手に連絡できない」と言うので心配していたところ、道端で出会った村人に借りて電話させてもらっていました。

ボート乗り場に向かうまでに、自然にできたスイミングプールがありました。
山から流れてくる水を使ったプールということ。
たくさんの地元の人が水浴びをしていました。

ボートでニャウンシュエへ

ボート乗り場は、GoogleMapで見てもわからないけれど、下の地図で示したあたり。
山からボート乗り場に向かうべく大きい道に出て歩いていると、アイスクリームを売っているお店が。かなり暑くてバテていたので、チョコレートアイスクリームを買いました。2スクープで1000kyat。

ミャンマーでは今、これでも冬なので、アイスクリームを売っているお店は少ないんだとか。

ボート乗り場は、地元の人も観光客も入り乱れて賑わっていました。
ここから、ニャウンシュエにある船着き場までボート一台10,000kyat。これが平均的な価格だそうです。
ちょっと高いけど、、、と思い乗ってみると、これが良かった。
私はまだボートツアーとかに参加していなくて、インレー湖の漁師さんたちは初めて見たし、湖からみる水上に建てられた家々や、その近くでお母さんがお洗濯しているところなどなど見学するのがとっても楽しかったです。

なぜかめっちゃオールを水面に叩き付けている。
高床式の家の横には船が。

ニャウンシュエ の船着き場まで結構時間がかかったので、10,000kyatってまだ安めな値段なのかな〜なんて思いました。

結論:女性1人で男性と2人きりになるようなツアーへの参加はやめておこう

今回のツアー、良いところももちろんたくさんあったのですが、ガイドくんからのハラスメントがあり後半とても不快でした。

アイラブユーと言われたり、日本の性事情?について聞かれたり…

言葉だけで済んだからまだ良いものの、周りには誰もいない山の中。何が起きても不思議ではありません。向こうは男性だし。

結論、女性一人でのツアー参加はオススメしません。

ただミャンマーを訪れたら、こういうツアーに誰かと参加して、たくさんの人に素朴で素敵なミャンマーを体験してもらいたいな、と思いました。


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