セルビアの首都、ベオグラードから、夜行バスでハンガリーの首都ブダペストへ向かった私。実はセルビアはEU非加盟国(2019年現在、加盟候補国として認定されている)。そのため、国境越えは少し時間がかかる。結果全然眠れず、少し疲れる移動となった。
今回は、セルビアからハンガリーへ移動した時のことをまとめる。

ベオグラードのメインバスターミナル
ベオグラードから他の国へ向かう国際バスは、ダウンタウンから南へ徒歩20分ほどのメインバスターミナルを発着している。
ターミナル内に入るのにお金がかかったり、預け荷物代金がかかったりと少し他のバスターミナルと異なるところがあるので注意してほしい。

利用したバス
私はFLIX BUSのWebサイトで事前に予約しておいた。
FLIX BUSとはドイツ発のバス会社で、ヨーロッパで高いシェアを誇っている。もしポーランド以西のヨーロッパを旅するなら、あらゆる場所で黄緑色のバスを見かけることができる。
以前、ブダペストからクラクフへ向かった際のことをまとめたので、チェックしてみてほしい。
https://curiosity-travel.com/?=2047
バス搭乗記
乗車
FLIXBUSを予約したため、緑色のいつものバスが待っているかと思いきや、ベオグラードのバス停には白色の別会社のバスが。どうやら、FLIXBUSが提携しているバス会社のバスに乗るようだ。
2階建てのバスで、満員のように見えた。最終的にはウィーンまで行くバスなので、多くの人がウィーンに向かうようだった。
荷物を預ける際に1ユーロを払い、バスに乗り込む。
FLIXBUSの他のバスと異なり、お菓子や飲み物などのサービスがついてきた。
また、車内には最近のバルカンポップミュージックが流れている。。
ベオグラードに来て、これまでよりさらに強くヨーロッパの香りを感じるようになったが、バスにはまだバルカンの少しカオスな感じが残っていて安心した。
他の乗客は「寝れないから音楽を止めて」と何度もリクエストしていたが・・・。
国境越え
セルビアはEU非加盟国。
EU同士の国なら、国境なんてあってないようなものだがこの国境越えは違った。
つまり、いつも通りの国境越えだった。
一人一人出国手続き・入国手続きを受け、スタンプを押してもらう。
全員が終わるまで待っていなければならないため、深夜にも関わらず外で立って待っていなければならない。
というわけであんまり眠ることができなかった。
なぜかハンガリー側に来ると蚊にたくさん刺された。
ブダペストに到着
なんと、ブダペストに到着したのは朝の4時前。
もちろんこの時間は、公共交通機関がストップしている。さらにバスターミナルのドアも開いていない。。
ホステルまで歩いて1時間ほどだけど、急いで行ってもチェックインできないだろうし・・・
ブダペストのバスターミナル(Népliget)
ブダペストのメインバスターミナルは、地下鉄Népliget駅と直結している。
ブダペスト市内は地下鉄・トラム・バス等公共交通機関が張り巡らされている。
GoogleMapで簡単に目的地までの道のりを調べることができるので、ブダペストに到着する前に宿への行き方等を調べておくといいだろう。
おわりに
このように、早朝に着くため、もしベオグラード〜ブダペスト間を移動するなら、できる限り夜行バスは避けたほうがいいかもしれない。あんまり寝れないし。
FLIXBUSを使ったがいつものFLIXBUSじゃないし、少しカオスなアジアの雰囲気の残り香を感じながらの移動だった。
さて、ハンガリー ブダペストまでくればもう本当に、「ヨーロッパ」。
ブダペストは本当に魅力たっぷりの街で、再び訪れたい場所の一つだ。次の記事で見どころなどをまとめようと思う。
