2018年8月24日、1年半勤めた会社を退職しました。
退職間近になって気づくのが、「’会社に雇われていない’って大変・・・」そう、これまで会社がやってくれていた年金や健康保険、税金等の手続き・支払いを自分でやらなければならないのです!
しかも、退職理由は転職ではないので、収入が激減し、結構負担に・・・
世界一周中は、「海外転出」手続きによって住民税や国民年金の支払いの免除を受けることに決めているのですが、12月17日に出国するまでの間、約4ヶ月は日本にいるので、国民健康保険や国民年金等の手続きが必要になります。
今回は、退職後に行った国民年金の手続きについてご紹介します。
・第1回目「国民健康保険について」はこちら
国民年金って?
日本国内に居住している20歳以上60歳未満の全ての人は、国民年金を納めることになっています。
20歳の誕生日を迎え、家に年金関係の書類が届いたのを覚えている方も多いのではないでしょうか?
就職し、社会人になると、会社で「厚生年金保険」に自動的に加入し、月々のお給料から保険料が天引きされることになっています。知らないうちに、私たちって年金を納めているんですね。
これを、「第2号被保険者」と言います。
国民年金に入らないと、将来何かあった時に困るかも・・・たとえもらえる額が少なくっても。と思い、国民年金に加入することに。
ただ、無職なのでバイトするにしても収入が少ない。ということで、無職の期間は年金を免除しよう、という結論に至りました。
また、12月中旬で海外転出する予定なので、その手続きもどうなるのか聞こう、ということで区役所に行ってまいりました。
退職後必要になる手続き
会社に勤めていた時には「厚生年金保険」に加入し、自動的に支払われていた年金。
退職すると、「厚生年金保険」の資格が喪失し、自分で国民年金に入らなければならなくなります。
自分自身で年金を払っている人のことを「第1号被保険者」と言います。
まず、役所で「第2号被保険者」から「第1号被保険者」に変わるための手続きをする必要があります。
私は2018年8月24日に退職し、9月18日に住民票のある台東区の区役所で手続きを行ってきました。
※色々なHPで調べると、手続きの期間について、退職後14日以内、と書いてありますが、私の場合問題ありませんでした。
手続きに関して必要なもの
台東区役所の3階にある国民年金カウンターにて、手続きを行ってきました。
必要だったものは、
- マイナンバーカード
- 厚生年金保険資格喪失連絡票(退職後、会社から送付されたもの)※基礎年金番号がわかるもの
- 離職票 ※支払いの免除を受けるため
上記3点でした。
私は、年金の支払いを免除したかったため離職票も持っていきました。
また、もし会社からの書類に、基礎年金番号が書いていなければ年金手帳も持っていきましょう。
手続きの流れ
- 国民年金に加入します、という旨の書類に記入します。
そうこうしているうちに、窓口の方が情報を照会したり色々やってくれるので、窓口の人に任せましょう。 - 免除したい旨を伝えます。(退職月〜翌6月)
離職していることがわかる書類があれば、免除を申請できます。
窓口の方によれば、「全額免除になるだろう」とのこと。
2018年現在、国民年金保険料は月額16,340円ですから、だいぶ家計が楽になりますね・・・。
ということで、「国民年金保険料免除・納付猶予申請書」に記入します。
ここには、「基礎年金番号」「電話番号」「氏名」「誕生日」「(免除の)申請期間※ここでは平成30年度分」、「特定認定区分※いつ退職したか、等」を記入。
窓口の人が教えてくれるので専門的なことがわからなくても大丈夫。
たったこれだけで国民年金加入手続き・免除申請手続きは完了です!
免除申請については、国民年金機構で審査し2〜3ヶ月後にはがきで結果を知らせてくれるとのこと。
(11月14日追記)全額免除の通知がハガキで来ました!よかった〜
また、失業による保険料免除期間の保険料は、追納することも可能とのこと。
ただ、私の場合学生の間も保険料免除を受けていたので、そちらをまず払うことをお勧めします、とのことでした。
海外転出について
私は12月17日から世界一周の旅に出かけます。
それまでに住民票を抜く(海外転出をする)ことを決めています。
その時点で、国民年金に関して、改めて何か特別な手続きが必要なのか?と聞いたところ、特に必要はないとのことでした。
ただ、失業による国民年金保険料の免除の審査結果が届くのが転出後になってしまうかもしれない、ということ。そこは、実家に郵便が届くようにするので大丈夫そうですね( ・∇・)
まとめ
これまで会社に任せていて、自分では知ろうともしなかった国民年金のこと。
考えた結果、国民年金には加入して、免除を受けておいて、払えるようになったら追納しよう!という考えに至りました。将来貰える額が減るとしても、今の高齢者の方々を支えるという意味でも納めるべきだと思ったからです。
ただ、こうやって調べないと、「払う」「払わない」という選択肢すらよくわからない。
そこをよく考える良いきっかけになりました。
審査の結果がどうなったのか、また、海外転出についてどうなったのかは、後日改めて記事を書こうと思います。
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