ヨーロッパとアジアに挟まれた南コーカサス地方の国、ジョージア。
古い歴史を持ち、今でも独自の文化を保ち続けている魅力的な国で、最近は観光地としても注目を集めている。
トビリシ市内編に続き、今回はトビリシ郊外で行くべき場所をご紹介する。

はじめに
長い歴史を持ち、今でも独特の文化を保ち続けている国、ジョージア。
私は残念ながらあまり時間がなく、トビリシにしか滞在できなかったが、ホステルのオーナーのアドバイスでトビリシ市内や郊外の見どころを見て回った。
トビリシに3泊しかできなかったが、その3日間はとても有意義なものだった。
今回はトビリシ郊外の見どころを2つご紹介する。
巨大!ジョージアのストーンヘンジ

トビリシの北にある丘の上に建てられたモニュメント。30〜35メートルもある16本の柱にはジョージアの歴史やキリスト教のシーンが彫られている。

近くで見るとその大きさは圧巻。
トビリシで時間があればぜひ、地元の人の解説付きで訪れて欲しいスポットだ。私はホステルのオーナーに連れて行ってもらった。

ストーンヘンジの横には湖が。
ここは公園のようになっており、24時間入ることができる。入場料もない。
世界遺産の街、古都ムツヘタ

ムツヘタは、トビリシから北東に20kmの場所に位置する古都。
5世紀にトビリシに遷都するまでイベリア王国の首都だったそうだ。
スヴェティツホヴェリ大聖堂を始めとする歴史的建造物は、中世コーカサス地方の文化水準の高さと建築様式を伝える遺産としてユネスコ世界遺産に登録されている。

歴史的な建造物が多く残っているが、中でも11世紀に建てられたスヴェティツホヴェリ大聖堂は必見だ。ジョージア国内で最も古い教会の一つで、長くジョージア正教会の総主教座が置かれていた。

トビリシの至聖三者大聖堂とはまた違う、古くて荘厳な印象の教会だった。
入場料はないが、静かにお祈りしている人が多いので、リスペクトを忘れずに静かに見学しよう。
おわりに
トビリシ郊外には、ジョージアのナショナリティや歴史を感じられるスポットがたくさんある。
トビリシを訪れたら、ぜひ、市内だけでなく少し足を伸ばして郊外にも出かけてみてほしい。
また、今回私は時間がなく巡ることができなかったが、もし時間があれば他の街にも出かけ、よりジョージアのことを知ってもらえたらと思う。
