ストックホルムからヘルシンキまでフェリーで行くつもりが、乗り過ごしてしまい、代わりに選択したのが飛行機。ヨーロッパではたくさんのLCCが乱立しており、激しい価格競争によりかなり安く飛行機を利用できるのだ。
ここでは、ストックホルムからヘルシンキへ移動する際に利用したノルウェーの格安航空会社、Norwegian Airについてご紹介する。
Norwegian Airとは?
Norwegian Airとは、1993年に設立されたノルウェーの格安航空会社。
ヨーロッパ各地の空港に就航しているだけでなく、遠いところではなんとタイのバンコクやクラビ、アメリカのロサンゼルスなどにも就航している。
スウェーデンの知人に聞くと、ヨーロッパの格安航空会社の中でNorwegian Airがダントツ評判が良いとのことだった。
ヨーロッパの格安航空会社の中には、空港でチェックインすると別料金が発生する会社も多い(RYANAIRやWIZZAIRなど)。しかし、Norwegian Airは空港でのチェックインにはお金が発生しない。席の指定もできるし、事前にWebでチェックインするのがおすすめだが、「ケチケチしていなくていいなあ〜」とNorwegian Airに対して好印象を抱いた。
実際に乗ってみた
フェリーを乗り逃してしまった私。
Skyscannerでストックホルムからヘルシンキへの航空券を調べてみると、リーズナブルな価格のものがあったので急遽飛行機で移動することにした。
飛行機はストックホルムに2つある空港のうち、市街地に近いメインの空港。
ストックホルム到着時と同じく、空港への移動はFlygbussarnaを利用した。
ストックホルムからヘルシンキまでのお値段
この日利用した便は、チェックイン荷物を含めて66.69ユーロ(約8000円)だった。
フェリー(200ユーロ超え)に比べて格段に安く、しかも早いので最終的にこちらを選んだ。
アーランダ空港について
この時利用したのがストックホルムの市街地に近いArlanda空港。
Skavsta空港よりは格段に大きいが、こちらもとてもこじんまりとした空港だ。
早朝の便だったため、前日の夜20時ごろにチェックインし、制限エリア内で一晩を明かした。24時間営業のラウンジもなくカフェも閉まってしまう。夜間は人が少なくなるので空港内で夜を明かすのはオススメしない。
Norwegian Airの機体。ヨーロッパではとても有名な格安航空会社らしく、ストックホルムの空港にはずらっとNorwegian Airの機体が並んでいた。
乗り心地
機内は他の格安航空会社と同じく、革張りの硬めのシート。
機内サービスは特になし。他の格安航空会社と同じく、ドリンクや食事を購入することもできる。
ストックホルムーヘルシンキ間は2時間程度のフライトなので、特に何も気にならなかった。
フィンランド上空では、湖の多い独特の地形を空から眺めることができて面白かった。
船の移動もいいが、晴れていれば飛行機から景色を眺めるのもいいんじゃないかなと思う。
ヘルシンキに到着
飛行機はあっという間にヘルシンキに到着。
市街地と空港を結ぶ路線バスが出ているので、移動も簡単だった。
また、ヘルシンキ市内で通用する乗り放題パスが空港への区間も含んでいるので、とてもお手頃価格でヘルシンキを観光することができた。
こちらについてはまた別の記事でまとめようと思う。
おわりに〜飛行機での移動はやっぱり快適だった
初めはフェリーの利用を考えていたストックホルムとヘルシンキ間の移動。
実はフェリーは本数も会社も少なく、飛行機より価格競争が起きていない。フェリー各社結構高い値段を提示している。
安い便を見つけられれば別だが、さらに移動時間が長いという問題がついてくる。
早く・安く移動できるのはやっぱり飛行機。
飛行機での移動が最もおすすめ、という結論にたどり着いたのであった。