ミャンマーの最後の王朝の首都が置かれた歴史ある都市、マンダレー。
今回は、マンダレーの南に位置するインワと、マンダレーとインワの中間地点に位置し夕日スポットとして有名なウーベイン橋のお得な巡り方をご紹介します。
一緒に巡ってくれたのはホステルで知り合った日本人、Hさん。感謝です。。
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インワとウーベイン橋について
マンダレー・インワ・ウーベイン橋の位置関係は上の地図のようになります。
マンダレーとインワは約18キロ離れており、その中間地点に位置するのがウーベイン橋。また、インワに行く際には船に乗らなければなりません。
インワは14世紀、王都として栄えた街。今ではバナナ畑の広がる田舎町になっていて、その中に昔の監視塔や美しい寺院などが点在しています。
寺院を巡っている最中、子供たちが手を振ってくれたり、とあるパゴダではおばちゃんにお参りの仕方を教わったり・・・人々との触れ合いがとても楽しかったです。
ウーベイン橋はサンセットスポットとして一大観光地になっており、夕暮れ時にはマンダレー中の観光客が集まっているのではないか、と思ってしまうくらいすごい人。
趣のある木製の橋の後ろに日が沈む光景はとても美しかったです。
私たちは、昼過ぎにインワへ行き、その後ウーベイン橋で夕日を見て、マンダレーへ帰る、というルートで巡りました。
ここでは、その際にどのような移動手段を使ったか、どこで乗ったか、いくら払ったのか、などなどご紹介します!
ゼージョー市場から乗り合いバスに乗る
ゼージョー市場のある84stに乗り合いバス(タイでいうソンテウ)がたくさん並んでいます。ちょうど、下の地図のあたりです。
その辺の人に「インワ?」と聞けば、あっちあっち、と教えてくれるので、導かれるまま乗りましょう。
私は乗り合いバスのお兄ちゃんに1,000kyat(約70円)と言われました。多分地元の人より高い値段です。他の乗客とお兄ちゃんが、私たちの値段のことでちょっと揉めてるようにみえました。他の移動手段よりかなり安いし、全然良いよ〜と思ったので1,000で払いました。
値段交渉も全然ありだと思います。
乗り合いバスは、もっと乗客が増えるのを待っていたり、多くの停留所で止まったり・・・。全然進みませんが、地元の人との交流があったりとっても楽しい♪(隣のおばちゃんが寝てて、頭が肩にゴツンゴツンと当たったり笑)
1時間くらいで、目的地に到着。下の地図のあたりで降ろされるので、そこからインワへの船が出ている船着き場まで歩きましょう。一本道なのですぐわかります。
船に乗る
船は往復で1人1,500kyat(約100円)。
他の団体客に混じってチケットを買い、船に乗り込みます。
船着き場付近には、あまりやる気のない土産物売りのお姉さんたち数名がいました。
対岸に渡るだけなので、乗船時間はほんの少し。
それでも、橋やその向こうの丘(多分サガイン・ヒル)の上に建つパゴダなど、景色がとても綺麗でした。
インワの巡り方 〜徒歩か、馬車か、モーターバイクか〜
インワに着くと、ものすごい数の馬車が待機しています(観光客の数に比べて、多すぎるような・・・)。
客引きも結構すごい。ずっと後ろをついてくるような馬車も。
インワの巡り方をまとめたようなブログを見ても、「馬車で巡るのが良いよ〜」と書いてあるものが多いですが、私たちは徒歩で巡りました!!
馬車のおじさんおばさんたちは「徒歩じゃまわれないよ!そのパゴダまで3〜4時間かかるよ!」と言いますがそれは間違い。徒歩でもまわれます。
ゆっくり巡って2時間くらいで船着き場まで帰ってこれました。ただ、見ていないパゴダもあるので「網羅したい!」という方は馬車の方が手っ取り早いと思います。
他のブログを見てみると、馬車の値段は10,000とか20,000とかなようです。一人だと高いなあ。。。
バナナ畑の中をのんびり歩いたり、地元の人と交流したり・・・が好きな人には徒歩がオススメです♪かなり暑いので、覚悟を持って歩いてみてください(笑)
また、馬車とは別にモーターバイクのレンタル屋さんも1店舗ありました。
自由に巡りたい、という方はモーターバイクも良いかもしれませんね。
インワからウーベイン橋のあるアマラプラへ
インワを巡り、暑い中歩き続けてヘトヘトになりましたが、ウーベイン橋で夕日を見るというミッションが・・・!
ウーベイン橋まで乗り合いバスが出ているだろう、と、船着き場から一本道を戻り、行きに乗り合いバスを降ろされた場所まで戻りました。
その辺の売店のおばちゃんに「ウーベインブリッジ?バス?」と聞くと、ここで待っていなさい、とのこと。
おばちゃんのお店のベンチに座って待たせてもらいました。
とりあえず、その辺の人に聞いてみましょう!!なんとかなるはず。
待っていると、ボロボロの路線バスが!
ウーベイン橋のあるアマラプラまで400kyat(約30円)です。
乗る時に「ウーベイン!」と主張しておけば、バスのおじさんに降りるとき教えてもらえます。
この路線バス、相当昔に日本で使われていたものらしく、「禁煙」とか「降車ボタン」という文字が。かなりボロボロで、椅子が取れそうになってました。
いつ頃、どこで使われていたのか・・・とても気になります。
バスのおじさんに「ここだよ」と言われたところで降りましょう。
そこから地図アプリを使って歩き、市場を通り、線路を越え、・・・
アマラプラで美味しそうなもの発見!!!
よく街中にもありますが、揚げ物の屋台。
マンダレーの街中で見たのは、なんだかカスみたいな小さな塊が串に刺さったものばかりだったのですが、ここのは具が大きい!!!ソーセージと、ぼんじり(見た目では分からなかったのですが、食べてみるとぼんじりでした)を買ってみました。
ぼんじり、かなり美味しくまさに日本の居酒屋で食べる味そのものでした。また食べたいなあ・・・。
一本数十円とかなり安いので、見かけたらトライしてみてください♪
ウーベイン橋で夕日を見る
串揚げを食べながらダラダラと歩いていると、ウーベイン橋にたどり着いた頃には夕暮れまでもうすぐの時間。
ウーベイン橋は、夕日を見にきた人々でものすごい混雑です。
橋、所によってはボロボロなんだけどこんなに人が乗って大丈夫なのかな・・・?
橋の中間あたりに、プラスチック製の机と椅子が置いてある屋外レストランがあり、何か買えばそこに座って夕日を見ることができますよ。
あとで他の人の書いたブログを読んでいたら、ここの川、時期によっては水が全くなくなるそう。
私は2月の初め(乾季)に訪れましたが、水はちゃんとありましたよ〜〜。
そしてここ、さすがマンダレー中の観光客が集まっているだけある。日本人にも遭遇しました!でも中国人観光客に比べて圧倒的に日本人は少ないです。ちょいちょいいるんですけどね〜。もっとミャンマーに来ようよ〜〜って思います。
さて、夕日を堪能したあと、マンダレーに帰ります!
バイクタクシーでマンダレーへ
6時を過ぎると乗り合いバスは無く、タクシーやバイクタクシー、トゥクトゥクを使わないとマンダレーへ帰れません。
タクシーの値段を聞いたところ、6,000だったので、もうちょっと安いのないかな〜と思ってひとまず大きい道へ出るべく歩きます。
すると、バイクタクシーのおじちゃんが声をかけてきました。
最初、高い値段を提示されたので「タクシーは6,000って言っていた」というと、4,000に下げてくれました。ここから、バイクに3人乗りでマンダレーに帰ります♪
感じる風や、運転の違い、そういうのを感じられて、バイクタクシーめっちゃ良かったです!オススメ。
さて、マンダレー→インワ→ウーベイン橋→マンダレーと1日観光して、
移動に使ったお金は
- マンダレー→インワ 乗り合いバス 1,000kyat/1人
- インワ渡し船 1,500kyat/1人
- インワ→アマラプラ 400kyat/1人
- ウーベイン橋→マンダレー 2,000kyat/1人 (4,000/2人)
計4,900kyat(約350円)/1人でした!!
皆さんも、地元の人との触れ合いがとっても楽しくしかも安い、ローカルな移動手段を駆使して、ぜひマンダレーの郊外も巡ってみてくださいね〜!