昨日、ついに旅行者にとって憧れの地、イランへやってきました!驚きや想像を裏切られることの連続で、飽きない日々を送っています。
この記事では、イランに実際に来てみて驚いたことをまとめていこうと思います。
これからイランに行く方の参考になれば嬉しいです!
CONTENTS
【機内にて】スカーフについての驚き
テヘランへ向かう機内から、驚きは始まります。
「イランの国境の内側に入ると、スカーフをつけろと放送が流れて皆一斉にスカーフをつける」とどこかの記事で見たので、周りのタイミングに合わせてスカーフをつければ良いかな、と思っていました。
でもなかなか皆スカーフを被らない。「もうすぐ着陸ですよ〜」という放送が流れてもスカーフを被っていない女性が多い!
しかも被っていたとしても、おしゃれな布でちょっと前髪を出してゆるーく巻いたりしていて。
そこで私は気がつきます。この前買ったこれ、必要なかったのでは・・・?
とはいっても、空港から出て市内を歩くと、黒ずくめ・ピチっと髪が見えないようにスカーフを被っている人も多かったです。
結局、トルコで買ったこのピチッとしたやつは一度も使いませんでした(笑)
イラン旅行では普段使いのスカーフを持ってきて頭を覆えばOK
【空港にて】パスポートにスタンプが押されない
空港の入国審査時には、パスポートにスタンプが押されませんでした。
ビザの紙が貼られる等もなく、パスポートの見た目上はイランに来た記録が一切残りませんでした。
ビザや海外旅行保険加入の手続きはかな〜りスムーズに進み、ストレスフリーでした。
【地下鉄】混み合いすぎていてカオス 東京以上?
テヘランには地下鉄網が張り巡らされています。
そのおかげでとても交通の便が良いのですが、ラッシュ時にはものすごく混み合います。
空港から、朝6時50分の始発で市内に向かったのですが、ちょうどラッシュの時間帯と激突。とにかくものすごい人人人、押される押される・・・(もしかすると女性専用車両が2車両だけだからこんなに混んでいるのかもしれない)
日中、車内はさらにカオスな空間に。なんと色々なものを売るおじさんおばさんが車内やホーム、至る所で色々なものを売っています!!
車内ではガムを、女性専用車両の停まるエリアではブラジャーや子供服などなど・・・カオス!!(ちゃんと女性専用エリアには女性の売り子?しかいません)
空港で、イランに対して「進んでいて、礼儀正しくて、物静かで」っていう印象を持ったのですが、この地下鉄でその印象はガラッと変わりました。やっぱり他の中東やアジア諸国と同じくカオスな面もあった!
【両替】街頭に立ってる両替商から両替をする
宿泊しているホステルに、「両替は両替屋さんでやりましょう。道端のおじさんとしないように。彼らは旅行客を騙す可能性があります」と書いてある張り紙が貼ってあって、両替をどうしよかなとフラフラしていると、やっぱり両替おじさんに「エクスチェンジ??」と声をかけられました(ある特定のエリアに両替おじさんが密集しています!!)。
ウズベキスタンを旅行した時もこういう両替おじさんに両替してもらったな〜なんて思いつつ、ホステルの張り紙のことを思い出してちょっと警戒。
するとおじさんは、両替屋さんは今両替を受け付けていない、みたいなことを言います。
実際両替屋さんにいって50USドルをリアルに計算してもらうと、受付の女性が申し訳なさそうに「ノーキャッシュ」だって。
え?ノーキャッシュ?
両替屋さんの意味・・・
イランって色々コロコロ変わるみたいだし、今は現金が足りなくなる時期なのか???
疑問に思いながら、最初に声をかけてきた両替おじさんと両替しました。
この後レートが良い両替おじさんを見つけて旅する分を両替。両替商じゃない人に両替のことを聞くと良い人を教えてもらえるかもしれません。
【食べ物】パンが美味しい
イラン料理って「肉肉肉!!」なイメージだったのですが、そうじゃありませんでした。
地下鉄の駅からホステルに歩いて行くまでの間にパン屋さんを発見。
蜂蜜みたいな甘〜い香りを漂わせていて、ついつい購入してしまいました。
このパンが・・・うまい!!
ちょっとパサパサして硬くて素朴な味わいなのですが、それが良い。ドーナツやマフィンのようなもの、中央アジアの「ナン」のような見た目のものなど種類は様々(というか、イランって中央アジア??)。しかも、とても安い。
イランって「肉!」」みたいなイメージしかなかったから、パンが美味しいのは本当に嬉しいです。本格的な西洋風のパンがはなかなか食べられなさそうだけれど。
【インターネット】Gmailも使える
イランって「ネットの制限がある」って聞いていたので、警戒していました。
以前中国に行った際は、Google使えないしLINE使えないしFacebookも使えないしで何も調べられずに困った思い出があったので。。
イランについて、ホステルでWi-Fiに接続。
まずインスタの通知、LINEの通知が入ってきて、「あれ、インスタもLINEも使えるんだ」って驚きました。次にWhatsappの通知。「Whatsappも使えるんだ、よかった」。
何気なくいつもの癖でGmailを開くと、なんと新着メールが届いています!!
あれ、Google使えるんじゃん・・・。
GoogleMapも使えるし、検索もできるしで何不自由なく暮らしています。
いい意味で期待を裏切られました。よかった。
※Facebookは使うことができません。(2019年現在)
おわりに
以上がイラン初日に驚いたことや期待を裏切られたこと、などなどでした。
やっぱり街は静かで、人々も地味な服装をしている人が多く色がなく、インドのカラフルさが好き〜な私としてはちょっと物足りなかったり、悲しい印象。
街を歩いているとやっぱり全身黒な女性も多くて、バザールには地味なおばあちゃん的服しか売っていなかったり。「自分が好きな服が着れる幸せ」ってあるな〜、けど全身黒で、ちらっとおでこにカラフルなスカーフが見える女性も好き。これはこれで素敵だって思う。比べられないよね。
あと、通貨の桁数が多くてビビっています(というかよくわからずお店の人に「どれ!?」って聞いてる。「リアル」と「トマン」があってまだ慣れなくて「え?え?」ってなる。地下鉄で切符買うときなんてみんな急いでるのにあたふたしてしまう。ていうかなんでみんなこんなに「急げ!急げ!」みたいな感じなんだ!?
とにかく、だんだんとイランに慣れていこうと思います。
やっぱりここでも、普通に日々の生活が営まれています。