ベラルーシへ来て3日目。斜方立方八面体の建築が特徴的な国立図書館へ行ってきました。
ベラルーシの首都ミンスクでは、旧ソ連圏独特の、奇妙な建築物がたくさん建てられているのですが、その中でも特に目をひくのがこの国立図書館。夜通りがかった際にはライトアップされ、とても図書館とは想像できないような外観に驚きました。
この記事を読んで、ベラルーシのことに興味を持ってもらえたら嬉しいです。
ベラルーシ国立図書館とは
この建物は、ベラルーシの首都ミンスクにある国立図書館。
ベラルーシ内で最も大きな図書館で、ベラルーシ語の本の蔵書数は世界最大、ロシア語の本の蔵書数は世界三番目を誇ります。
この建物は、2002年に建築が開始され、2006年に完成しました。
メインの建物は斜方立方八面体で、高さは73.6メートル、重量は115,000トン。
実はこの建物には展望デッキがあり、旅行者はエレベーターで上まで登ることが可能です。建物内にはカフェやレストランも併設されており、利用者が1日中過ごすことのできる場所になっています。
ベラルーシ国立図書館への行き方
ベラルーシ国立図書館への行き方は、地下鉄か路線バス、乗合バスの3種類の行き方があります。ベラルーシ中央駅からは、地下鉄の紫ラインに乗ってУсход(Uschod)駅で降りるのが最も簡単です。
地下鉄・路線バスの料金は2019年9月現在65コペイカ(約30円)。
バスに乗る場合は、一番前の入り口から乗って運転手さんから直接チケットを買いましょう。チケットを買ったら、機械にチケットの先っぽを入れて打刻するのを忘れずに。
※時々チケットをちゃんと購入しているか抜き打ちチェックがあります
内部を見学するには
外国人観光客も図書館の内部を見学することができます。
2・3階(建物の土台部分)には無料で入ることができるので、入って右側にあるレジストレーションデスクでICカードを貸してもらおう。このICカードは後でセキュリティに返却します。
また、なぜかわからないが(展覧会料金?)1.5ベラルーシルーブルを払いました。この1.5ベラルーシルーブルは、入り口左手の土産物屋で払う。
70円くらいだから別にいいのだが・・・。
※詳しい料金はこちらの公式Webサイトから確認することが可能です。(わかりづらい・・・)
図書館を見学してきたよ
というわけで、図書館の内部(建物の土台部分)を見学してきました。
地下にはクロークがあり、上着や荷物を預けることができます。
ここではコーヒーを買うことのできる自動販売機や小さな売店がありました。図書館内には他にもレストランやカフェが入っているので、試してみるのも面白いかもしれませんね。
3階から2階部分を見下ろすとこんな感じ。蔵書スペースの横に机やPCの並ぶスペースがあり、一人でPCに向かっている人や、親子連れの姿を何組か見かけました。
図書館内には絵画やポスターの展示や、ミンスクで行われるヨーロッパカップについての展示なども行われていました。
綺麗な壁画も。他にも、廊下などに絵画が展示してあり、内部はちょっとした美術館みたい。
展望デッキ
なんと、国立図書館には、展望デッキもあります。図書館入り口に案内の表示があるのでそれに従って裏手に回ると展望デッキの入り口です。
3.5ベラルーシルーブルで、屋上からミンスクを眺めることができます。
ベラルーシ国立図書館横のショッピングモール
国立図書館のすぐ横には、とても大きなショッピングモールがあります。
「ベラルーシって欧米的なものが何も入ってきていない閉鎖された国」というイメージを持っている方が多いかもしれませんが、実は、マクドナルドやKFC、ZARAやH&Mなど外国資本の企業が多く入ってきており、街中ではたくさんのモールを見かけました。
この国立図書館横のショッピングモールにも、いろいろなお店が入っていました。フードコートやおしゃれなカフェも入っているのでぜひ寄ってみて欲しい。また、大きなスーパーも入っているのでお土産を買ったり自炊用の食材を買うには最適です。
おわりに〜ベラルーシ国立図書館の感想
ベラルーシ初日、空港からのバスに乗っていると、変なギラギラした建物の横を通り過ぎました。なんだろう?と思ったのですが、のちに調べてみるとこれがベラルーシ国立図書館でした。
昼間に行っても、まるで図書館とは思えない外観や、周りの公園とのミスマッチがなんだか面白い。確実に、これまで訪れた中で最も奇妙な図書館でした。
街の中心から少し外れたところにあるが、ぜひバスやメトロに乗って訪れてみてほしいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました♪
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